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「2009年のMVPは俺」と言ったドウェイン・ウェイドのスタッツとMVPを受賞したレブロン・ジェームズのスタッツを比較してみた

今から数カ月前。シャノン・シャープのポッドキャスト番組『Club Shay Shay』へ出演した際、ウェイドは「あのシーズン(2008-2009シーズン)、MVPを勝ち獲るべきだったと感じている?」という問いに、こう切り返していた。

「もちろんさ。でも、どうしてレブロンが手にしたのかもわかっている。彼のチームは67勝して、彼もアベレージで同じくらいの数字を残していたからね。だから理解はしている。けど個人として見れば、あの年の俺はMVPだったと思う

https://thedigestweb.com/basketball/detail/id=72685?open=on

レブロン・ジェームズの盟友でもあり、2000年代と2010年代を代表するNBAプレイヤーでもあるドウェイン・ウェイドが上記のような発言をしていた。気になったので早速2008年−2009年の個人スタッツ(と、参考までにチーム成績)を下記にまとめてみた。

NBA.comより作成

確かに個人スタッツはほぼ遜色なく優劣をつけがたい。やはりチームを勝利に導いたと言う点が評価され、この年はレブロン・ジェームズがMVPに輝いたのだろう。なお、ご参考までに、2008-09シーズンのレブロンとウェイドのショットチャートは下記の通りなので載せておきたい。

レブロンのショットチャート。この頃はドライブで強引にゴール下まで道をこじ開けてシュートを打つスタイルだった。ポストプレイや3Pシュートが武器になったのはまたこの後の話。
ウェイドのショットチャート。ウェイドもレブロンに負けず劣らず、ゴール下に滅法強かった。こうしてみると双方ともにプレイスタイルもこの頃までは似ていたのかもしれない。

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