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WEB制作の人や営業の人、WEB広告を経験しといたほうがいいっすよ。なぜかって?


WEBマーケティング関連のお仕事をされている方で、特にWEBサイトのデザインや構築、あと営業の人にもぜひオススメしたい事があります。
それは、WEB広告の経験です。
Googleのディスプレイ広告と検索広告だけでいいので、ぜひご自身で広告を作って出してみて欲しいです。なぜならば、この WEB広告こそが「WEBマーケティング」の基本であり、本質を理解するためにかなり役に立つからです。

私はバナー作りからやり始めて、WEBサイトのデザイン、コーティング、構築、そして、企画構成、ディレクター、営業、さらに、広告運用、動画制作、紙媒体の制作、イベント企画運営、マーケティング、という現場叩き上げのストロングスタイルで15年やってまいりました。
働きすぎです。
映画「少林寺三十六房」のように、1房ずつクリアするごとに着実に俺は強くなるのだ、という謎のモチベーションがあったような気もします。
こういう人って身近に一人くらい居ませんか?それです私。
そんな器用貧乏な阿修羅のごときおじさんがしみじみと思うのは、

「一番最初にWEB広告やっとけ」です。

それはなぜか、説明します。

WEB広告というのは、主に「クリック課金」という方式でコストが飛んでいきます。 誰かが広告をクリックするたびに100円とか、そのくらいの金額が無くなります。
つまり、広告がクリックされるということは、目的のサイトやランディングページに新規客を連れてきたという事なので、新規客一名様ご案内に掛かる費用がだいたい100円ってことになるわけです。 (100円じゃない場合もあるが、だいたい100円っていうことで飲み込んでください。)

何が言いたいかというと、サイトへのアクセス数は「買える」って事です。しかもある程度狙った客層のアクセスが、です。
ここをまず実感として知っておいた方がいいんです。
集客はお金で買えるという現実があります。しかも短期間でパパッと。

さて、このことを起点に考えてみてください。
何のためにWEBサイトはあるのか、 何のためにランディングページはあるのか、 それらを作るあなたたちは、何のために存在するのか。
答えは一つ。
それはコンバージョン獲得のためです。
例外はありません。

事業主(クライアント)は利益を得るため、顧客を得るために、WEBでコンバージョンを獲得しようとしています。そして、その活動にコストを掛けているのです。
言い換えれば、私達のようなWEBマーケティングや制作に関わる者達がその「コスト」にあたります。

私はコスト。

しかし、ただのコストに甘んじるわけにはいきませんぞ。高いパフォーマンスを見せたいじゃないですか。めっちゃコスパいい結果出したいじゃないですか。そのために存在してるんですから。

WEBサイトやランディングページは、作って終わりじゃないです。むしろ、始まりです。 ここから集客がはじまります。
集客が始まらないとコンバージョンはありませんからね。
WEBサイト制作の工程は、企画・構成・取材・撮影・ライティング・編集・デザイン・コーディング・構築、というタスクを経て公開されますが、ここまでやって、納品→請求→毎度ありがとうございました!っていう感じで、清々しい顔して終わってないですか? なんも始まってないですよ。
SEOだけだとなんの確実性も無いですよ?
SNSでコツコツ投稿してフォロワー増やしてサイトに誘導するとか本当に出来ますか? それ、どのくらい時間がかかりますか?

買いましょう、アクセス。

すぐに広告で、集客してみましょう。

集客してみて、コンバージョンが獲れるか評価しましょう。

コンバージョンが獲れなかったらサイト直しましょう。

タイム・イズ・マネーです。
そして、物事は一発で成功はしません。
だからこそ、PDCAを早く何度も回す必要があるのです。


WEB広告は、WEBサイトやランディングページを評価する期間を短くでき、その分改善のスピードを早めることもできます。 さらに、どのくらいの広告費を掛けたら、何人くらいサイトに来て、そのうちの何%がコンバージョンするか、といった集計数値を根拠にして費用対効果の算出や、この事業自体の収益試算もできます。

WEB広告を自分で設定して出してみる経験をする事で、誰に対して、どんな商材を訴求しようとしているのか。どこに誘導して何をさせようとしているのか。っていうか、幾らのお金で何人集客できるのか?利益はちゃんとでるのか?サイトのコンテンツやフォームの項目はこれでいいのか?デザインはもっと簡潔なほうが良くないか? という風に、俯瞰的に全体を吟味しながらも細部が気になり、なおかつコスパを超意識するようになります。なっちゃいます。

WEBサイトのデザイン、ランディングページのデザイン、バナーや広告のデザイン。
これらのデザインを評価出来る人はほとんど居ません。
好きとか嫌いとかの主観で感想をいう人はたくさんいますが、ロジカルに評価出来る人はほぼ居ません。本当です。

なので、市場に問うてみる必要があるのです。
WEB広告を出して、その反応を数字で評価しましょう。
それが答えです。

っていう、オススメ情報でした。
最後までお読みいただき、恐縮です。ありがとうございます。

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