福祉大国フィンランドの優しい・子どものための無料遊園地!【リンナンマキ】

写真_2015-06-07_1_17_30 ヘルシンキは一国の首都でありながら、遊園地がひとつしかありません。 その、子供たちにとって"夢の場所"が、こちらのリンナンマキ遊園地(Linnanmäki)です!
画像2 1950年設立。ヘルシンキ中心部からトラムで20分程度で行くことができます。入園料は無料。園内には公園に遊びに行く感覚で気軽に出入りできるのです。
画像3 冬には-20度の日が最低2週間はあるという寒冷な地理条件から、開園が、5月から10月下旬までと、ほとんど夏季限定になってしまうものの、短い夏を楽しむため、子ども達がここに行けるということはもう『人生最大の喜び』と言っても過言ではないそうです。 また、夜でも、この明るさ!
画像4 歴史ある木造コースターから、こりゃエグイと思う怖いもの知らずな最新の絶叫マシーンまでなんでもござれで、 佇まいがなんとなく、としまえんを感じさせます。
画像5 そして、こういうものも園内にたくさんありました(笑)
写真_2015-06-07_2_29_34 巨大なわたあめ(hattara)と、
画像7 フレーバーのバリエーションが豊富な長いひも状のチューイングキャンディ(metrilaku)が、定番のフードなようです。
画像8 この遊園地はもともと、冬戦争/継続戦争/ラップランド戦争(大きく言えば第二次世界大戦)の後にフィンランド国内に大量に溢れ出た可哀想な戦争孤児達を慰めるために設立された、夢と希望を与える遊園地だったのです。
画像9 6つの児童福祉団体から成る「子どもの日財団」が運営しており、極寒の地フィンランドでは施設の維持費やリニューアルに多くの費用がかかってしまうものの、その残りのほぼ全てに当たる収益金の約15%が、フィンランド国内の、家庭内暴力や離婚家庭、病気や事故など、さまざまに過酷な境遇に対処している児童福祉団体への寄付金として投じられているそうです。
画像10 さすが、福祉大国ですね!
画像11 ヘルシンキ中央駅のプラットフォームから見ることができる観覧車が目印です♡
画像12 (ぶん・写真 前田紗希 ) 【ガイドブックには載ってない観光ガイド!イオタビ】 2016年1月下旬にリリース予定です!まだ知られておりません(´ω`) どうぞご協力宜しくお願いします! https://iotabi.com

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