これからの家族
#サ式とWaseisalon のイベント、「これからの家族と私のあり方とは?」に参加してきました。
Wasei salonの土田さんが出るということで、シェアハウスのような「住まい方」から生まれる家族の話が聞けそうだなぁと思ったのと、
ここ数年【拡大家族】が自分にとって、あるいはこれからの時代を生きる誰かにとって必要になるだろうとおもっていて、いろいろな視点を得たいなぁと思い、参加した次第です。
家族的な”何か”の作り方
興味深い話はいくつもあったのですが、シェアハウスに住んでいる土田さんの
「友人を家に泊めて、朝ごはんを一緒に食べることで家族っぽさが出ていく」
という発言は、これからの家族の作り方についての可能性を秘めているなと感じた部分。
必ずしも朝ご飯や家であることがキーなわけではなくて、これらの要素が重なった時に”家族っぽさ”を感じるような気がします。
でもたぶん一番だいじなのは「無防備さ」だと思っています。
このあたりについては若月さんがまとめているので見てみてください。
血縁関係のない家族
グループワークで「これからの家族の在り方とは」というテーマでディスカッション。
すごくむずかしそうなテーマだけど、正解がないからこそ、自由な意見(というか個々人の理想)が出てきていました。
私のいたグループは
・商店街のつながり
・開かれた家族
・拡大家族
・各地に複数の家族をつくる
・オンラインでのつながり
など。
血縁関係や家族制度に触れるものはほとんどなくて、
気に掛けてくれる人のような精神的な支えや、つながりの多さ、家族と言える人の多さに重きをおいているひとが多かった印象。
私は理想として「家族ぐるみの村=拡大家族」「開かれた家族」と出してみました。
拡大家族とは、本来は同世代の血縁関係にある家族が2つ以上集合して生活しているものを指しますが、私は単身でも複数の家族が集まっている大家族のようなコミュニティのことをこれからの時代の拡大家族としています。(勝手ながら)
将来的にそんな関係性を作りたいという想いが漠然とあって、ことあるごとに考えています。
こういう家族のあり方がいいな、と思うようになったきっかけをふと思い出したのですが、愛知県のとある島を訪れたときの住人たちの暮らし方からの影響が大きかったように思います。
愛知のとある島の家族
漁業が盛んで信仰の残るその小さい島には「宿」という制度があって、中学校にあがると同級生の実家に数人単位でまとまって生活するそうなのです。
「宿」のご両親は第2の親のようになり、おなじ「宿」で過ごした仲間とは家族同然となって、その関係性が大人になっても続くのだとか。
私が仲良くなった漁師さんたちも単身者含め家族ぐるみでよく集まっていました。
家や外での食事も一緒にとるし、遊びにも旅行にも一緒に行くし、家族間でのお金の勘定も気にしないし、男女子ども関係なく仲が良くて、まるで大家族のようなそんな印象を受けました。
漁師なのでおおらかで豪快というところもあるのだとは思いますが、血縁関係になくてもそういう関係が築けるんだなという衝撃を受けて、それ以来、私の理想の家族の在り方として君臨しています。
これからの家族とはなんなのか
単身世帯が増えていく社会の中で、結婚しない・できないひとも居場所としての家族をもてるといいなぁと思っています。
血縁がなくても家族のような関係を築けるのか。
そんな問いを持っています。
そこに向けて独身フェーズの実験で同世代単身向けの #仮想シェアハウス もやっているし、家族ぐるみの村を作った後は、終身フェーズとして友人たちが入居するための老人シェアホームを作るような気がしています。なんとなく。
とりあえず、起き掛けに仮想シェアハウスのメンバーとオンラインでコーヒーでも飲んでみようかという話になりました。
家族のあり方について、こたつに入って話をきく会もやりたいなぁ。
いろんな家族のあり方を試してみたいので、提案ある方はお知らせください(笑)
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