愛ってなに?

先日カウンセリングの授業を受けました。

聞くことの実践で、
オウム返しを体験しました。

オウム返し(バックトラッキングとも言います)とは、
相手の言うことを繰り返すことです。
最後だけ確認の「ですね」を追加します。

例えば、
昨日は5時に起き、いつもより暖かいなと感じました。
と相手が言ったら
昨日は5時に起き、いつもより暖かいなと感じたんですね

という返しをするという感じです。


最初それを聞いた時、
いやーそのまま言うと、相手はバカにされた感じになるんじゃない?と思ってました。
よく、小学生の時に相手の言葉をそのままマネして相手を怒らせる、というのをやってたので。

でも実際体験すると違いました。

授業では、話す側、聞く側、傍聴する側の3つに分けて実践しそれぞれの立場で感想を言う。

最初は僕は傍聴側だったんです。
傍聴側は違和感ありまくり(笑)
なぜなら同じことを繰り返しているから、会話が進まないように見える。
聞く側の感想は、
一語一句聞くようにするから神経を集中するから難しい、とのこと。
なるほど納得。
で、肝心の話す側の感想。
バカにされた感じが全然ない。むしろよく聞いてくれると思うので好感が持てる
とのこと。

いやいや違和感ありまくりでしょう?と思い、今度は話す側で参加。

すると、、、、、

これまた、バカにされた感じが全然ない(笑)むしろ自分の話をよく聞いてくれた感じがしました。


自分なりの解釈を入れると、話をよく聞いてくれたと感じると、
客観的になれるからだと思います。

NLP(神経言語プログラミング)でいうアソシエイト(実体験)からディソシエイト(分離体験)に変わるということです。

人は他の人に物事を伝える時、想像しながらそれを言語に変化して伝えます。

その時は自分がまるでそこにいて、自分の目線からその現場にいるようにして見ている感覚になります(アソシエイト)。

でも相手がオウム返しをしてくれることによって、改めて自分で言った内容を相手から聞くので、ディソシエイト(分離体験)、つまりその現場にカメラがあって、そこから物事を俯瞰的にみるイメージになります。

そうすると当事者視点より冷静に見れるので、落ち着いて物事を見れるようになります。

自分が大変だった、苦しかった、という思い出して嫌になる感情の記憶は自分視点より、カメラ視点になった方が過去に起こった記憶の受け止め方を変えやすくなるからです。


宿題で実生活でオウム返しをやってみて、その感想を次回にシェアというのが出ました。

早速家で実験。

子供効果抜群(笑)

子供はまだ喋ることに集中しているので、自分の言ったことがどのように話したかわかりにくい(大人もそうですが)。
そこでオウム返しをすることによって、本人がより理解しやすくなる。

だから話した後満足した感が強い。

で妻にも実験。

超効果抜群(笑)

妻が嬉しそうに話してくれました。

僕なり傾聴というのはある程度自信があったのですが、このオウム返しの方が明らかに妻の満足感は違いました(笑)

もちろん毎回する必要はなく、TPOに応じてでいいと思いますが一度お試しあれ。


先生が、

「愛とは聴くことだ」

と締めくくってくれました。


まだまだ妻の話、聞いてなかったんだなーと思わされた日でした。



今日も最高の1日を😄

God bless you〜(神の恵みがあなたにありますように)




長瀬雄大






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