うわさ話の対処法

先日ある人からこう言われました。

「なんか先日、イベントすっぽ抜かしてラーメン食べにに行ったんだって?
先輩から聞いたよー」
と。

自分の把握しているものは、

休日である曜日に集まりがあったのに、
それを知らずに私用を済ましに出かけていて、
ついでに近くにあったラーメンを発見し食べに行った

という内容です。


でその人に聞きました。
誰から聞きました?
と。

そうしたらあやふやにしていたので、きっといい意味で、軽いノリでそこからラーメンとかの話題にしたいんだろうなと思い、こちらもそのようなやりとりをしました。

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昔はそういう時、
実は色々うわさになっているのかなーとか
別に大丈夫だよーと言ってたのに実は怒っているのかなーとか

色々妄想しては心配してました。

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けど最近はそうは思わなくなってきました(多少気にはしますが(笑))

なぜなら一次情報じゃないから。


情報には一次情報と二次情報があります。

一次情報とは、本人と直接確認した言葉。

二次情報とは、第三者から聞いた情報のこと。

と定義します。

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二次情報というのはいっぱい尾ひれが付いてしまいます。

なぜなら人は言葉で相手に伝える時、自分の思いを100%伝えきれないからです。


本人と話していても、なんかちゃんと伝わっていないなーと思ったり、後から思い返すと言葉の選び方が違ったなーと思うことをしてしまったり。

つまり本人同士の話でも、自分の言いたいことを100%とするなら70%自分の言葉に変換できればいいほうかなと思ってます。

さらに受け取る側の相手が自分の言ったことを100%理解する、というのはほぼないものです。

これも70%くらいできれば素晴らしいこと。
なので70%×70%=49%しか自分の言いたいことは伝わらない(涙)

しかも本人同士の一次情報でもこんなもの。


自分の本当の言いたい気持ち

言葉に変換する

相手が聞く

解釈、受け取る

で最初は100%でも相手に受け取ってもらえるのはだいぶ減ってしまうものです。

ならば二次情報である第三者が介入したら、もっと本人の言いたいことは伝わりにくくなる。

そして誤解が生まれ不信感が募る。
信頼の崩壊が始まります。

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僕の尊敬する牧師は、牧会でとても気をつけていることの一つに、
うわさ話は禁止
だそうです。

組織の成長を妨げるものが信頼の低下です。
なぜなら組織はお互いの信頼関係、安心して任せ、自分も出せる関係がまとまりを生み、お互いに助け合うことができるからです。

二次情報が蔓延すると信頼関係が薄れ、
結果、組織としても大きなロスになってしまいます。

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情報には一次情報、二次情報がある、ということを知ってから、
僕の中では自分に関するうわさ話はあまり気にしないようになりました。


なぜなら本当に愛があるなら、ちゃんと本人同士で話し合うことだと思ったからです。
そこには勇気が必要であり、労がかかる。
つまり愛がないとできないからです。
そしてその情報の方を二次情報より大切にしたいと思ってます。


もちろんうわさ話の中には、面と面を向かって言えない本音があるかもしれません。

でもうわさ話の怖いところは、
そうかもしれない、という想像から相手の人格を疑い、信頼がなくなっていく、
というのが一番怖いと思ってます。



なので、この情報は一次情報か二次情報かをまず確認することで情報を区別することが大切と改めて思いました。



今日も最高の1日を😄

God bless you〜(神の恵みがあなたにありますように)



長瀬雄大

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