相手の目先の行動にイライラしたときどうするか?

先日祈祷会のメッセージでした。
シェアします。

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・イントロ 問題
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みなさんこんにちは~。

僕には三人の子供がいて、全員男の子です。
みなさんうすうす気づいているとは思いますが、かなり活発な子供たち。

よく、初めて行く場所では事前に、
「うちの子たち、かなり元気で活発でご迷惑おかけすることあると思います」
と伏線をはるわけです。
そうするとだいたい年配のベテランの方が、
「子供というのはそういうもん。慣れているから大丈夫ですよ」
と言ってくれます。

で実際に少し過ごすと、
「お宅の子はかなりやんちゃですね」
と手に負えない感を出してきます(笑)

先日ファミリーキャンプがあり、参加してきました。

参加前に心配事がありました。
それは特に次男のことでした。

次男は礼拝中よくうろうろ立ち歩いてしまいます。
もって5分くらい(笑)
あまりじっと座って聞けないのです。

先日学校で妻が先生と個人面談しましたが、授業中は基本座ってられるとのこと。

やればできるじゃんということで、今回このキャンプでは、
礼拝というのは大事なところ、
静かに座って人の話を聞く、
というところをちゃんと教えようと改めて思い、気合を入れてキャンプに参加しました。

最初の礼拝はある程度静かに座っていました。
が、途中からウロウロうろうろ。
何度注意しても外が気になって、ついつい行ってしまう。
でその都度そばに行き諭します。
「ちゃんと最初にパパママと約束したでしょ?礼拝中はちゃんと座って人の話を聞くって」
と繰り返していました。


彼の良さは親から見てある程度知ってます。
どんな人にも、それは道ゆく人に上は90歳の方まで「今度うちに来ていいよ」と話しかけれるコミュニケーションの能力の高さ(笑)
また興味があるものはまず試してみるという行動力。

でもその良さが時と場合により、不都合になることがあります。

こういう場合はOK、だけどこのときはダメ、とこうして欲しい、
と要望と理由を何度も言いましたが、なかなかそれが伝わりません。

そして私は行動が変わらない次男に対してだんだんとイライラするようになりました。

さてみなさんに質問です。
「みなさんは、身近な人、子供や、配偶者、パートナー、職場の人、教会の人の良い部分であると知っていてもイライラすることってありますか?」

そんな時どうすればいいでしょうか?


今日のテーマは「私にもあの人にもある使命」です。

では聖書をみていきたいと思います。
エレミヤ1:4−8です。

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・理由 再話
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エレミヤ書 1:4
'主の言葉がわたしに臨んで言う、 '
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「わたし」
とはエレミヤのことです。
今回のこの箇所の主な登場人物は主とエレミヤです。
エレミヤとは1節に「ヒルキヤの子」と書いてあります。
ヒルキヤとはアナトテに住んでいた祭祀です。
その子供がエレミヤで主な登場人物です。

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エレミヤ書 1:5
'「わたしはあなたをまだ母の胎につくらないさきに、あなたを知り、あなたがまだ生れないさきに、あなたを聖別し、あなたを立てて万国の預言者とした」。 '
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神はエレミヤにこう言います。
エレミヤ、私はずっと前からあなたのことを知っている。
それは昨日今日の話ではない。
赤ちゃんの頃やお母さんのお腹の中にいた時からよりもずっと前の
まだ命が宿る前から私は知っていたんだ。
そして神である私がエレミヤ、あなたを選び、全ての国々のための預言者として、
私のメッセージを伝える者と定めたのだ。

このように神はエレミヤに言いました。
それを聞いたエレミヤは驚きます。

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エレミヤ書 1:6
'その時わたしは言った、「ああ、主なる神よ、わたしはただ若者にすぎず、どのように語ってよいか知りません」。 '
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え?私がそんな預言者になる?
いやいや、私はただの若者です。
しかもすべての国の預言者として?
こんな経験のないまだまだ若い私がどうして語れるでしょうか?

と神の言葉に驚きました。

でも神はこう答えました。

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'しかし主はわたしに言われた、「あなたはただ若者にすぎないと言ってはならない。だれにでも、すべてわたしがつかわす人へ行き、あなたに命じることをみな語らなければならない。 彼らを恐れてはならない、わたしがあなたと共にいて、あなたを救うからである」と主は仰せられる。 '
エレミヤ書 1:7-8
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エレミヤそんな年齢のことを心配しなくていい。
わたしが送り出す所にどこへでも行きなさい。
そして私の命じることはすべて語るのだ。
人を恐れてはいけないよ。
主であるわたしがついていて、 どんな時にも助けるのだから。

と言われました。


これが今回の聖書箇所の簡単な内容です。
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・注目したい御言葉
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今回注目したい御言葉があります。

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エレミヤ書 1:5
'「わたしはあなたをまだ母の胎につくらないさきに、あなたを知り、あなたがまだ生れないさきに、あなたを聖別し、あなたを立てて万国の預言者とした」。 '
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(1) 「知り」・・特別な関心とかかわり(親しさ)を意味します。
エレミヤが生まれる前からも、また主とのかかわりを自覚するようになっても、主は特別な関心とかかわりを持とうとしたことが分かります。
主はエレミヤ自身以上に彼のことを知っておられるのです。

(2) 「聖別し」・・ある目的のために取り分けること、分離させることを意味します。

この御言葉に書いてあるのは、エレミヤ自身よりもよく知っている神がエレミヤを造りました。
しかも母のお腹にいる前から、エレミヤには万国の預言者とされたと。

これはエレミヤだけに言われているのではありません。
私たち一人一人にも言われています。
みなさん自身がこの全世界を造った神によって、この世に生まれる前から覚えられ、
そして神がみなさんにこの地上で果たしてほしい特別な働きを任せたいと思っているのです。

ここでもう一つ重要なことは、あなただけではなく、他の人にもです。
他の人、、それは配偶者や子供、職場の人、教会の人などです。

ふと思います。
うちのやんちゃ子供三人も、エレミヤとそして私と同じように、
妻が妊娠する前から、神がその時のタイミングで、その環境で、
そして未熟な私たち夫婦ということも知っての上で授けて造ってくれたんだと。

それぞれのこの個性豊かな三人が、神から本人しか成し遂げられない使命を持って生まれた来た。
そしてその使命を果たすために彼らに必要な特徴、性格を与えてくれている、と。

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・展開 実例との結びつき
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そのことを改めて気付いたとき、先ほどのキャンプのことを思い出しました。

僕は次男のうろちょろうろちょろする、
その活発すぎてで落ち着かないことにイライラしていました。

そんな中、キャンプの二日目のメッセージ後に家族のコミュニケーションのより良い方法として「お願いリスト」というやり方を家族同士でやりました。

「お願いリスト」とは、普段相手に、して欲しい、とかして欲しくないとかをちゃんと相手に伝えるという練習です。

で次男がなんて書いてきたかというと、
「怒られるのがすごいいやだ」
と書いてあったんです。

それを見たときショックでした。

僕は躾ているつもりであり、
それは礼拝に静まって聞くことによって神の愛を知って欲しかったのに、
むしろそれは次男にとってみれば自分を否定され、
親との関係を悪くするためのものになっていたことに気づいたからです。

子供を訓練、躾けることは必要です。
が、私はその時の訓練、躾の仕方は次男にとって関係を壊すくらいの
やりすぎた距離感で注意をしていたわけです。

神が次男を造ってくれました。
そして神が次男にしかできないことを定め僕たち夫婦の間に与えてくれました。

彼の一つの特徴は、どんな人でも話しかけ、そして興味があった色々な場所にどんどん行ってしまう好奇心さ。

でも私は、「神の使命を持った次男」という事実をつい忘れてしまい、
目先の行動だけを注意し、結果彼に自信を無くさせていることをしていましたことに気付かされたんです。

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神がエレミヤに生まれる前から愛し、知ってくださり、エレミヤにしかできないことを神は定めてくれたように、
神は私にも、そして目の前にいるこの子にも、
神は生まれる前から何かをすることを定め、この世に送ってくれた。

このことを再び知ることによって、次男と私の距離感を正された感じがしました。


そしてイエスキリストがふとこのように声をかけてくれたように思いました。
「雄大、私はこの子も私が造った。
そして彼に僕がこの地上でやってほしいことがある。
そのことを雄大にも協力して欲しいんだ」

と。

それから私は彼がそれ以降もウロウロしても必要以上には心を騒がせずに、
愛をもって対応するように変えられていきました。

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・結び
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私たちは神により愛され、造られた存在です。
そして神がそれぞれの人に使命を与えられました。
それは私たち自身であり、子供でも、配偶者でも家族でも職場の人も教会の人もです。

でもつい相手と生活をしていると、そのことを忘れ、目先の行動に対して裁いてしまい、
神がその人に使命を果たすためにくれた良いものを認められないことがあります。

その時こそ、御言葉
「「わたしはあなたをまだ母の胎につくらないさきに、あなたを知り、あなたがまだ生れないさきに、あなたを聖別し、あなたを立てて万国の預言者とした」。」
‭‭エレミヤ書‬ ‭1:5‬ ‭JA1955‬‬

を思い出し、
自分と同じように相手も神に造られ愛され、使命をもって生まれてきている、
ということを思い直し、互いに支え合えるよう歩んでいきたいと思います。

ではお祈りをします。

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祈り
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天のお父様、今日の時を感謝します。
あなたは私を生まれる前から、母のお腹の中にいる時よりも前から、
私を愛し、そして命を使って成し遂げること定めてくれました。
私にはあなたから頂いた使命があります。
そしてあなたは、他の人にも同じようにその人にしかできない使命を与えています。
でも、特に家族、子供にもそのあなたから頂いた使命があることを忘れ、必要以上に責めてしまうことがあります。
あなたは私を造ってくれました。
そして私の子供も、相手も私を造ってくれたこと、これをもう一度心にとめたいと思います。

イエス様のお名前によってお祈りします。
アーメン。



今日も最高の1日を😄

God bless you〜(神の恵みがあなたにありますように)

長瀬雄大

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