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日記的なもの 36「情報伝達の話的なもの」

 物事はできるだけ正確に伝える必要性がある。

 情報のわずかなすれ違いは時間と間に挟む人数によって大きく歪んでいく可能性が高い。
 「顧客が本当に必要だったもの」は極端な例だが、フィクションの話ではない。
 実際にいつでも起こりうる問題であり、つい最近も、少々似たような事例がニュースになっていた。

 顧客が本当に必要だったもの、の趣旨とは違っているが、内容としては上段左から3番目と4番目の内容に近い。何を作っているのかがはっきりと伝わっていれば気づけた話ではある。
 絶対的に間違えてはならない状況下であればあるほど、人伝が多くなりミスが発生しやすくなる。
 情報はできるだけ正確に伝えること。これは人間社会において特に気を付けなければならない話だ。

 たとえば昭和や平成時代に多かった「コンシューマー機」を全部が全部「ファミコン」と言っていたり。
 たとえば、どんなタブレット端末であろうとも「iPad」と言っていたり。
 たとえば、「glo」だろうと「プルームテック」だろうと関係なしに「IQOS」と言っていたり。

 全然正確ではないのに相手に伝わっていると思って話をしていることがほとんどだ。相互で同じ勘違いをしているならまだ良い。だがほぼそれはないと言える。
 そしてこのときに最も問題になるのは、間違えている方はそれを指摘しても理解しようとせず、同じ間違いを何度も繰り返してしまう点にある。
 間違えていることを正すことができない場合がほとんどなのだ。

 周囲がどうであれ、少しでも物事の正確な伝達を心がけるようにしていきたいものである。

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