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多拠点居住

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マレーシアのロングステイビザ「MM2H」、エストニアの電子国民制度「e-Residency」、神奈川県三浦市のシェア別荘、栃木県日光市で運営しているコワーキングカフェ「カフェとき… もっと読む
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2019年8月の記事一覧

北欧3カ国で見えた未来 ~キャッシュレス、電子行政を中心に~

はじめに ここのところマレーシア、インドネシアと東南アジアのことを書いてばかりいましたが、2018年8、9月に行った北欧3カ国での経験も、私の「多拠点居住」に関する考え方に大きく影響を与えていますので、そのエッセンスを記したいと思います。  2018年に行った北欧3カ国とは、スウェーデン、フィンランド、エストニア。  「エストニアって北欧なの?」と考える方も多いかと思いますが、確かにエストニアにはロシアから独立した「バルト3国の一つ」という印象が強く、北欧の一つとして数えるの

【追記あり】ペナン島の流行は日本の心理学本? 書店視察レポート2019

プロローグ 私は海外旅行に行くと、必ずその国の本屋を覗きます。  大学時代、歴史学を専攻していたこともあって、その国がどのような自国史の本を売っているのか、興味があるから。  旅先によってはその地の言語に不案内な国もあるので、図や写真が豊富な子ども向けの自国史の本を買うことが多いです。  第2外国語として大学ではフランス語を学んでいましたが、histoireという単語には「歴史」という意味も「物語」という意味もあります。  国家というものは、「歴史」をモチーフとする何かしらか

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乱立は日本以上?マレーシアの決済アプリ事情2018-19

はじめに 私は海外旅行に行くとたいてい、その地の便利アプリを試してみます。  理由は効率性の追求のため。  日本では、無駄な会議、冗長な業務フロー……と、仕事をするのに非効率的なシステムばかりがまかり通っています。  その一方で、増える仕事、減らされるように言われる労働時間……。そんな中で「働き方改革」なんて掛け声だけでは実現不可能で、解決できる可能性があるとしたら、そう、テクノロジーを使うしかないと思うのです。  ただ日本では、UberやAirbnbの例を見るように、海外の

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Voicyの後編が公開されました

Voicyの亀松太郎さんのチャンネル「あしたメディア研究所」に出演した後編が、公開されました。 ↓ https://voicy.jp/channel/854/53004 冒頭でも最後でも言いたい放題言っていますが、現状、老後に日本に住む選択肢しかない、というのは大きなリスクだし、副業なり多拠点居住なり何でも良いので、みんなが生きやすくなる手法がどんどん広がっていけば良いな、と思います。

Voicyの番組に出演しました

Voicyの亀松太郎さんのチャンネル「あしたメディア研究所」にお邪魔し、副業と多拠点居住について話してきました。 本業の会社に申請した条件として、会社の肩書きは使わないことにしているので、社名については語っていません。 副業について綴っているnoteとかでは名前をアルファベット表記にしているので、今回はカタカナ名にしました。 私の将来の夢は、ラジオパーソナリティなのですが、実際のラジオ収録はこんな感じなんだな、という発見がいくつもあり、とても勉強になりました。 計40、5

仕事に対するスタンスについて

1.はじめに 私のプロフィールについては下記の記事に書きましたが、改めて仕事に対するスタンスを記しておきます。  このnoteについては、本業の会社の許可を取った副業の一環としてやっています。  会社に許可を得た副業の業務内容は、こちらの写真参照で。  その際の条件として、報酬などを受け取る一方、本業の社名や肩書は使わずに、本業の業務時間外にやる、という形になっています。  また、副業をやる際の一般的なルールかとは思いますが、本業を通じて知った秘密は使わず、本業と利益相反