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多拠点居住

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マレーシアのロングステイビザ「MM2H」、エストニアの電子国民制度「e-Residency」、神奈川県三浦市のシェア別荘、栃木県日光市で運営しているコワーキングカフェ「カフェとき… もっと読む
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#マレーシア

タイのパタヤで移住可能性を探ってみた

私はマレーシアのロングステイビザ「MM2H」を持っているので、近い将来のマレーシア移住を考えています。 2021年8月に、審査基準厳格化の話を聞いて、2028年11月に予定されている私の更新にも影響が出るのでは、と思い、タイをはじめ、他国での移住可能性について模索した時期もありました。 ただ、昨年8月にマレーシアに行った際、ビザを取得した代理店の担当者の方に聞いたら、旧条件で取得した人は、各年ごとのビザの取得金額が上がった以外は変更なしだそうで、ホッと一安心。 その後の政

飲食店勤務経験ゼロからカフェを立ち上げるまで/きっかけはコロナ禍

以前、下記のような投稿をしました。それからだいぶ経ってしまいましたが、その続きを書きます。 これまで、下記のような多拠点居住を中心テーマにnote記事を書いてきましたが、それと繋がる話となります。 私は2018年11月にマレーシアのロングステイビザ「MM2H」を取得し、人生のどこかのタイミングでマレーシアに軸足を移した多拠点居住生活を送るべく、準備していました。 その構想に暗雲が立ち込め始めたのが、2020年4月の緊急事態宣言の後、2020年の7月辺り。 コロナ禍に伴

MM2H新基準についての日本語サイトにやきもき

こちらの投稿をして約半年。 この間、マレーシアの内務相から、MM2Hを更新する人には新規申請ほどの厳しい条件は適用されず、適用されるのは、①ビザ1年分の金額がRM90(RM1=約27円)からRM500に大幅増になることと、②1年間に90日間以上の滞在が必要、ということの二つだけ、という趣旨の発言があり、ニュースになっていました。 ここでの課題は、②の方。 「90日間以上の滞在」について、2028年11月にビザを更新する前の年(もしくは更新年)に90日間だったら、それに合わ

宅地建物取引士資格試験、合格しました!

今年一番合格したい資格だった宅地建物取引士(宅建士)試験、何とか無事に合格しました! 今年に入り、 食品衛生責任者 2級ファイナンシャル・プランニング技能士(AFP) 日商簿記3級 3級知的財産管理技能士 2級知的財産管理技能士 日本紅茶協会認定ティーアドバイザー に続く七つ目の資格(ひとまず、一定の条件の下で2級ファイナンシャル・プランニング技能士試験に合格したらなれるAFPは、数えないでおきます)。 ちなみに、11月に受けた賃貸不動産経営管理士という試験も、自己採点

MM2Hの審査基準厳格化を聞いて一夜明け

マレーシアのロングステイビザ「MM2H」の審査基準厳格化の情報が入って(詳細はnote参照)、一夜明けたところ。 私の懐では新基準をクリアするのは難しいので(マレーシア政府の方針はコロコロ変わるし、近く総選挙もあるので、仄かな期待は残しているものの)、MM2Hでのマレーシア移住の可能性が遠のいたところがあるのですが、「人生設計が狂ってショック」という気持ちはあるはあるものの、そこまで打ちひしがれていない、というか、「では、どうするか」を前向きに考えるマインドにシフトしている

MM2Hの基準改定で更新が困難に

やれやれ。 残念なニュース。 マレーシアのロングステイビザ「MM2H」の審査基準が厳しくなり、更新条件もそれに合わされるため、私も2028年の次回更新はせず、ビザを解消することになりそうです。 いつも参考にさせていただいている方のnoteより。 条件が厳しくなりそう、という話は聞いていましたが、更新の場合はもう少し緩い基準が適用されるかと期待したのですが。 もっとも、マレーシア政府の方針はコロコロ変わるので、業界団体などの反発を受けて変更があるかもしれないため、しばし様

もう一つの宙ぶらりん

昨今抱いている宙ぶらりん感というのは、昨夜書いたこと以外にももう一つあって、それは、マレーシア移住のことになる。 8年後にロングステイビザMM2Hの更新があるので、それが無事に済んだら、マレーシア拠点を本格稼働させよう、それまでの8年間で準備を整えよう、と思っていたのだけれど、ご存知の通り、マレーシアには簡単には渡航できる状況ではなくなってしまっているので、準備のための動きが止まってしまっている。 そして、近く方向性が発表されるのかもしれないけれど、マレーシア政府はコロナ

「私はなぜ国会議員の道を選んだのか - 市民活動から国政へのチャレンジ」を聞いてみて

はじめにマレーシアの国会議員の方のオンライン講演会(主催:一般社団法人パリテ・アカデミー、笹川平和財団)を聞きました。 私は多拠点居住の1拠点としてマレーシアを考えているのですが、その際、現地について深く知る必要がある、と感じています。 その一環として、このオンライン講演会を聞きたいと思ったのですが、講演会の内容の概略と、それを聞いて思ったこと、を書こうと思います。 オンライン講演会の詳細は以下のサイトをご覧ください。 講演者のマリア・チン・アブドゥッラさんの略歴は以下の通

仮想現実内国家も多拠点居住の1拠点に、という可能性について

ここ数年、多拠点居住という概念についてずっとテーマにしてきて、東京に住みながらマレーシアのロングステイビザを取り、エストニアのe-Residencyを取り、神奈川県三浦市で友人らとシェア別荘を始め、インドネシア(バリ島)やフィジー、タイのリタイアメントビザのリサーチをするとともに、国内では広島県尾道市や高知県、そしてかつての勤務地の新潟県(宮崎市も面白そう)、海外では中国・深セン&香港、韓国、ロシア(ウラジオストク)、スウェーデンやフィンランドのそれぞれの地域の面白いところを

【追記あり】ペナン島の流行は日本の心理学本? 書店視察レポート2019

プロローグ 私は海外旅行に行くと、必ずその国の本屋を覗きます。  大学時代、歴史学を専攻していたこともあって、その国がどのような自国史の本を売っているのか、興味があるから。  旅先によってはその地の言語に不案内な国もあるので、図や写真が豊富な子ども向けの自国史の本を買うことが多いです。  第2外国語として大学ではフランス語を学んでいましたが、histoireという単語には「歴史」という意味も「物語」という意味もあります。  国家というものは、「歴史」をモチーフとする何かしらか

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乱立は日本以上?マレーシアの決済アプリ事情2018-19

はじめに 私は海外旅行に行くとたいてい、その地の便利アプリを試してみます。  理由は効率性の追求のため。  日本では、無駄な会議、冗長な業務フロー……と、仕事をするのに非効率的なシステムばかりがまかり通っています。  その一方で、増える仕事、減らされるように言われる労働時間……。そんな中で「働き方改革」なんて掛け声だけでは実現不可能で、解決できる可能性があるとしたら、そう、テクノロジーを使うしかないと思うのです。  ただ日本では、UberやAirbnbの例を見るように、海外の

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仕事に対するスタンスについて

1.はじめに 私のプロフィールについては下記の記事に書きましたが、改めて仕事に対するスタンスを記しておきます。  このnoteについては、本業の会社の許可を取った副業の一環としてやっています。  会社に許可を得た副業の業務内容は、こちらの写真参照で。  その際の条件として、報酬などを受け取る一方、本業の社名や肩書は使わずに、本業の業務時間外にやる、という形になっています。  また、副業をやる際の一般的なルールかとは思いますが、本業を通じて知った秘密は使わず、本業と利益相反

ペナン島の家は今が買い? 不動産視察レポート2019

はじめに  下記の記事にも書きましたが、私はマレーシアと日本との多拠点居住を考えています。  2018年11月には、10年間、どれだけ長くマレーシアに滞在しても良くて、更新も可能なロングステイビザ「MM2H」を取りました。  本格的に移住するのは、10年後のビザ更新時以降を視野に入れていますが、準備は少しずつでも進めておいた方が安心。  ということで2019年7月には、ビザ取得をサポートしてくれた代理店にお願いして、不動産視察ツアーを敢行しました。  マレーシア、しかもペナ

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なぜ副業専用アカウントでnoteをやっているのか

プロフィール文  副業として、本業の会社の許可を取り、通訳、翻訳、多拠点居住アドバイザー、グルメ研究のお仕事をしています。 マレーシアのMM2H、エストニアのe-Residency保持者。国連英検B級、仏検3級、中検4級、インドネシア語検定D級。ウェブ解析士。GAIQ、Google広告(検索広告)認定資格取得。 1.「多拠点居住」の模索とマレーシアのMM2H 以前から、「多拠点居住」という生き方を模索していました。  最近、とかく日本はぎすぎすしているように感じます。ちょっ