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ペナン島の家は今が買い? 不動産視察レポート2019

はじめに

 下記の記事にも書きましたが、私はマレーシアと日本との多拠点居住を考えています。

 2018年11月には、10年間、どれだけ長くマレーシアに滞在しても良くて、更新も可能なロングステイビザ「MM2H」を取りました。
 本格的に移住するのは、10年後のビザ更新時以降を視野に入れていますが、準備は少しずつでも進めておいた方が安心。
 ということで2019年7月には、ビザ取得をサポートしてくれた代理店にお願いして、不動産視察ツアーを敢行しました。
 マレーシア、しかもペナン島移住を考えている人はそこまで多くはないかもしれませんが、検討している人たちにとっては有用な情報のはず。
 というわけで、noteやマッハ新書にまとめることにしました。

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 まずMM2H取得者は、ペナンでは50万RM以上(1RM=26円換算で1300万円。他の州では100万RM以上)の物件を購入できて、同時に二つまで持てます。二つ買った後、一つを売れば、またもう一つ買えるそうです。
 マレーシアでは不動産は、転売目的で買われるケースも少なくありません。なぜだか、マレーシアだと時間の経過とともに価値が上がるそうなので(日本のバブル景気が弾けた時代を知っている身としては、懐疑的な気持ちもありますが……)、ある程度経ってから売ると利ざやを稼げるのです。

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 なお、マレーシアの家は本来、売る時には部屋の中を空っぽにして売るのですが、実際はオーナー次第なところがあって、今回見た6物件のうち5軒が家具付きでした(ただ、ペナン在住の日本人の方によると、備え付けの家電などは1年もすると壊れるのが常だそうです)。
 マレーシアの住宅は、豪華なコンドミニアム(だいたい、プール、ジム付き)、その下のレベルのアパート、月1000RM以下のフラット、とありますが、今回は全部、コンドミニアムを見ました。
 場所は、ペナンの20年来の友人が住んでいるところの周辺で探しました。

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 ペナンでは住宅が供給過剰で住む人が少ないため、不動産価格は下落傾向と聞き(それなのになぜ州政府は物件建設の許可をどんどん出しているのか分からない、と言っている人もいます)、まだ買わないつもりだったのですが、視察した中に「買っても良いかも」と揺れ動いた物件もあり、正直悩んでいます。
 海外なので事情は異なるでしょうが、不動産に詳しい方、家を買った経験がある方からアドバイスをいただけると、すごく嬉しい部分があります。

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 私は、自分が住む前に家を買うとしたら、誰かに貸して家賃を得て、その後に自分が住むか売って新たな家を買って住もうかと考えています(ただし、その時住んでいる人たちに退去のお願いをするならば、1〜2ヶ月前には伝えないといけないそうです)。
 なお、自分が住む際は、トイレはウォシュレット付きにする予定です。
トイレでの安らぎはとても大事ですから。
 それでは、まず1軒目から紹介しますね。

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