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カカオペイを使ってみようとしたら…韓国テックサービスレポート2019ライト版

はじめに

 2019年9月21~23日の3連休、韓国に住む友人たちを尋ねにソウルに行ってきました。
 海外旅行中の常ですが、ここでも便利アプリとか、色々と探ってみたくなりました。
 成田ーソウル間は飛行機で2時間半程度で、本当に気軽に行けます。
 案内板には日本語が使われていることも多く、こちらも多拠点居住の候補地になるかも、ということで、レポートを残すことにしました。
 以前の福岡市MaaSレポートでも試行しましたが、基本、本文は無料で読めるようにして、最後の考察部分だけ有料域とする形としてみます。大まかに個別事例だけを知りたい方々にとっては、無料域だけで十分足りる内容にしています。

 3日間だけの滞在だったのでどうしてもライトな内容となり、浅い部分もあるかと思いますが、何かの参考になりましたら幸いです。


1.カカオトーク

 まずダウンロードしたのは、カカオトーク。LINE(このサービスも、よく考えると、元々のルーツは韓国ですね)や中国のWeChatのような、韓国のコミュニケーションアプリです。

 韓国の友人たちとはfacebookでつながっているので、渡航前はメッセンジャーでやりとりしていたのですが、これを機にLINEやWeChat同様、「スーパーアプリ」化しているカカオトークを体験しようと思い、あえてダウンロードしてみました(スーパーアプリの説明についてはこちらが参考になります)。

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 上の画像に「カカとも 210」という表示がありますが、何らかの連絡先でつながっていると、カカオトークを入れている友人たちとやりとりできるようになるんですね。それが210人いる、ということで、「へえ、こんなにみんな、カカオトークを入れているんだ」とビックリしました。
 そして、この機能のおかげで、韓国の友人たちともカカオトークでやりとりできるように。渡航中は基本、カカオトークでやりとりして、機能に慣れるよう努めました。

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 上の画面の一番上にある「T」みたいなアイコンは、タクシーが呼べるサービス。韓国は日本と比べてタクシー代が安いそうで、使ってみようかな、とも思ったのですが、ソウルは公共交通機関が便利で、かつ、タクシーを使う際は韓国の友人がささっとやってくれたので、こちらのサービスを使う機会はありませんでした。次回への課題ですね。
 ただ、韓国の友人曰く、繁華街などでは捕まえづらいところもあるようで、その点は要注意。なお、日本のジャパンタクシーのアプリと連携しているようです。

 下から二つ目の「kakao」というアイコンは、ポータルにつながるためのトークのようです。一番下の「TALK」というアイコンは、最初に自分のアカウント情報を確認するためだけに送られてくるトークのようです。

 世界各地で決済アプリを試している身からすると、アリペイが連携しているカカオペイを使ってみたかったのですが、どうやら国設定が日本のままだと、ダウンロードしたカカオトークにカカオペイ機能は含まれないようです。
 もっとも、韓国の銀行の口座などがないと使えないみたいだったので、やはりこれは現地に留学や駐在している人たち向けなのでしょう(こちらのサイトが詳しいです)。
 もっとも、日本のPayPayとかのようには、「ここでカカオペイが使えます」という表示はお店でそんなに見なかったような気がします。

 なお、カカオトークのキャラクターは、LINEのブラウンとかのキャラクター同様、韓国で人気のようで、キャラクターショップは大勢の人たちでごった返していました。こういうのがIPになると、ビジネスとしても大きいですよね。

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2.papago

 ソウルを旅行するに当たって、使えるアプリは何だろう、と、これらのサイトで調べました。

 色々ダウンロードしたのですが、一番便利だったのは、翻訳アプリのpapagoでした。

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 音声入力ができて、その韓国語訳が文章でも音声でも出てくるので、それを見せたり聞いてもらったりしたら現地の人たちとコミュニケートできるのがとても良かったです。率直なところ、ポケットトークより使いやすい感もありました。

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3.仁川国際空港にて

 さて、そんなこんなで仁川国際空港に降り立ちました。
 空港鉄道に乗る途中の廊下であったのが、チームラボのような精密なデジタルサイネージ。

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 帰国の際、時間があったので、こちらのデジタルサイネージをじっくり見たのですが、一部の天井にまでデジタルサイネージが貼られていて、360度広告(厳密に言えば360度ではないけれど)のようなものも流れていました。
 下に、YouTubeにアップした360度動画のリンクを二つ貼りましたが、クリックしてYouTubeの中に入ってみると、ちゃんと見られますので、ご興味のある方はぜひ。

 空港からソウル市街までは空港鉄道と地下鉄を乗り継いで行こうと考えていたので、「一応、試しに開いた」程度の感覚だったのですが、ソウルはUberが使えるものの、かなりの高額。ビジネスとして成り立っているのかな、と勝手に心配になるほどでした。

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 なお、配車アプリとしては、TADAという多人数向けタクシーのアプリが安価で、よく使われているそうです。
 韓国の友人たち曰く、子どもの送迎とかで使われるので、下の写真くらいの大きさの車を使う分には法規制も優遇されているため、安く使えるとか。韓国は、日本以上の学歴社会と聞いたことがありますが、そういうお国柄も反映されているのかな、と感じながら聞いていました。

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 時間軸は一気に飛び、帰りの仁川国際空港。
 フードコートでランチを食べましたが、タブレットで注文するスタイル。

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 日本語や英語の表記がなかったので(あったのかもしれないけれど、見つけられなかったので)、Googleレンズの力を使って一つ一つの韓国語表記を翻訳し、何とか注文。すると、1分程度で料理が運ばれてきたので、ビックリしました。そこら辺の業務フローは、このアプリのテクノロジーだけではできないでしょうから。デジタルとアナログ(人間の手による厨房作業)の融合がうまくいっているのでしょうね。

 そうそう、韓国では5Gが既に始まっているのでした。Galaxy Note10とかを持っていると対応しているそうです。
 帰りの空港に着くまで気がつかないくらいだったので、せっかく韓国に行ったのに体感できなかったのが残念。日本も5Gになるのが待ち遠しいです。

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 空港で見かけた案内ロボットは、日本語にも対応。

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 子どももすごく興味を持っていたようでした。こんなふうに、身近にテクノロジーと触れ合えると良いですね。

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4.電動シェアキックボード

 最後に紹介するのは、電動シェアキックボード。

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 シンガポールや、今年のSXSW開催時のオースティンなどでも流行っていた電動シェアキックボード。
 日本でもじわりじわりとサービス事業者が出てきていますが、ソウルでは道端に放置されているのを至るところで目にしました。

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 シェア自転車みたいに、ポートに置くようにしていないんでしょうかね。事業者にとっては管理が大変な気がしますが。
 ご存じの通り、日本は道路交通法の規制があり、一定以上のスピードが出る電動の乗り物は公道では自由に使えませんが、ソウルでは僕らが徒歩で移動している横をスーッと電動シェアキックボードに乗っている若者が駆け抜けていくのを何度も見ました。
 あと、セグウェイの一輪車みたいなやつに乗っている人もいて、気持ち良いんだろうなあ、と思いながら見ていました。

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 韓国の友人によると、実は韓国でも今国会で法規制が決まる予定だったそうなのですが、僕が渡航した段階では審議が遅れているかなんかでまだ決まっていないのだとか。
 確かに、危ないと言えば危ないので、一定の規制は必要な気がしますが、ああいう便利な乗り物が使えなくなったりするのは、何だか残念な気持ちもします(事故の被害とかに遭った人たちにとっては、言語道断かもしれませんが……)。
 なお、せっかくだからソウルで体験しようと思ってアプリをダウンロードしてみたのですが、表記が全部韓国語だったのに加え、Googleレンズの力で何とか翻訳してみたところ、韓国の携帯電話回線がないと使えないようだったので、断念しました。こちらも、日本人が使うとしたら、留学か駐在している人たちだけ、ということなのでしょうね。

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おわりに

 国内外各地での視察レポートは、「多拠点居住」のマガジンにまとめていますが、だんだん数も増えてきました。

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