僕らはわかっていることを知りたいのだ!

僕たち人間は、知らないことを知りたいのではなく、
知っていることをもっと知りたいと思っています。

なぞなぞではないですよ。掘り下げてみます。

僕らは、学校の勉強では
好きな科目ばかり熱心に勉強し、
苦手な科目は一向にやらなかった経験があります。

現代史はよくわかっていないのに
戦国時代は穴が空くほど知っているとか。

健康や美容の知識は無抵抗で入ってくるのに
政治経済はチンプンカンプンとか。

プログラミングや英語の勉強をしようと思ったのに
お笑い芸人のネタばっかり覚えてしまうとか。

こうして知識にムラができるようになります。

これは悪いことではなく、そういう習性だということです。


僕らは知らないことよりも
知っていることの方に強い興味を持ちます。

知っているテーマの方が集中して聞けます。

セミナーやブログ記事で語る時、
知らない単語や知識が多すぎるとウケません。
聞く方がついていけなくなると思考停止します。
聞いているフリして次のデートのことしか考えてません。

道ばたでナンパされても嫌な気しかしませんが、
昔の同級生に声をかけられたら興奮すると思います。

インスタで見かける女性がショートカットにしたことよりも
彼女がいつもは着ない赤を着ているときの方が
「おおっ!」と驚くと思います。

僕たちは全く知らないことよりも、
『すでに知っていることをより深く知りたい』
という気持ちの方が強く出ます。

それまでよくわからなかったけど
ドラゴンボールで例えてもらったらすぐにわかった。

みたいなことがよくあるように、
相手が知っている情報とうまくリンクさせると
理解を一気に早めることができます。

新しい情報が、すでに持っている情報とつながることで
「わかった!」「なるほど!」
と納得できるようになります。


相手にもっとわかってほしいときは
例え話をしてみるとか、
例えるとしても相手がわかっていることに
うまく例えてあげると良いです。

ドラゴンボール知らない人に
ドラゴンボールで例えても理解は進みません。

セミナーやブログ記事で解説する場合は
どの世代でもわかるように3パターンくらい
切り口を変えた例え話をすると良いです。

1つ目がマンガやアニメでたとえたら、
次は日常生活から切り抜いてみるとか、
仕事や恋愛の場合に置き換えてみるとか。

相手が知っている話をすると喜ぶので
うまく話の展開を工夫して
「わかりやすく」話してあげてください。

例え話が上手になると
情報伝達能力は格段に向上します。

相手が知っていることを話していきましょう。


最後までお読みいただき
ありがとうございました!


ながたっち


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