僕は、ゴーストライターです。

僕のメインの仕事は執筆代行です。
俗っぽく言うならばゴーストライターです。
自分のペンネームを出さず、
ひっそりと書き続けています。

動画やロゴ、WEBサイトは
業者に依頼することは多いと思います。
でも、なぜか文章については
外注に抵抗がある方がいるようです。

(なんとなく、
やっちゃいけないような気がする。)
と、とある起業家がこぼしていました。

完全に映画やドラマと、
佐村河内守のせいです。

そんな悪い印象が独り歩きする執筆代行
いわゆるゴーストライターですが
実情はむしろ現代に即したお仕事です。

今日は
「代わりに書いてもらうこと」
に対して

抵抗や嫌悪を少しでも減らせるように
執筆代行の存在意義やメリットについて
お話していきたいと思います。

この記事のメインターゲットは
僕の将来のビジネスパートナーとなりうる
ビジネスマンの方々に
向けられているものですが

今後ライターとして頑張りたい人にも
参考になるはずです。

ぜひ、最後までお読みいただき、
この仕事のニーズと恩恵について
ご理解いただければと思います。


■僕が主にやっていること

まず、
僕が最近やっている仕事を紹介します。

当然ですが
固有名詞や具体的な実績は出せません。
パートナーを裏切るようなことはしません。

多いのはWEBサイトに掲載する文章を
代行するケースです。

事業内容や商品説明、
求人募集の案内やコラム、
企業理念や社長の言葉を
代わりに書くこともあります。

あとはメルマガ執筆の代行や
広告文やLPの原稿、
セミナーや動画の構成や
セリフを考えることもあります。

SNSをその人のつもりで投稿することも、
昔やってました。

メディア記事、ブログ記事もやりますが
これらの原稿にも僕の名前が入ることは
ほぼありません。

入るとしても
「執筆協力」などの表記がされます。

ゴーストライターと聞くと
書籍の代筆が有名ですが、

最近はネットで発信して
アピールしたい人が増えているので
WEB媒体を利用したゴーストは
意外と需要があります。

おかげさまで5年ほど
コンスタントに飯が食えているので
今後WEBが発展する限り
ニーズがある仕事だと思っています。


■「そんなの自分で考えろよ!」って人にツッコミ

企業理念やセミナー原稿を
僕が代わりに考えるなんて
妙なことだと思いませんか?

まるで本人には理念もしゃべるネタも
ないかのようです。

そんなことはなく、僕はあくまで
「その人が伝えたいことを
文章に起こしている」
だけです。

「こういうことを言いたいんだよね。」
という気持ちはあっても、

仕事で忙しかったり、
文章になると手が止まったりして
うまくまとまらない場合がよくあります。

いわゆるオンチや方向オンチ、
味オンチがいるように
文章オンチは存在すると思っています。

『話すことはできても、
書くとなると話は別。』
となるわけです。

頭の中には浮かんでいるとしても
それをうまく文章化できるかというと
そうでもありません。

どうしても人によって
個人差が大きくなってしまいます。

特に営業やエンジニアを
バリバリ頑張ってきて起業した人だと
文章はからきし苦手!めんどくさい!
って人は多いです。

そのため、

伝えたい思いを文章化できる
ライターが間に入ることで、
相手にわかりやすくスムーズに
伝えられるようになります。


■本人が書くと読みにくかったり難しくなったりする

タレントや俳優、経営者が著者の書籍は
ほぼゴーストライターが使われています。

文章のプロではないので
書くのに時間がかかったり
読みづらい文章になったりします。

出版社はそんなところで
胃をキリキリ痛めたくないので
ゴーストライターを頼んで
スムーズに事を進めます。

普段は堂々と話せるのに、
歌になると萎縮する人がいるように
いざペンを持ってみると
遠慮したり恥ずかしがったりして

いつものような言葉が
出てこなくなる場合があります。

ゴーストライターがいると
自分だけでは出せなかった言葉や
思いを引き出せるので

自分だけで書くより
深みが増すことがあります。

本人は当たり前だと思っていたことが
周りには特別に思えることもよくあります。

細かくインタビューして
周りの人たちの声も合わせて
1つの文章にまとめ上げていきます。

たとえば
最近は求人サイトが増えてきていて、
人手不足に悩む企業が悪戦苦闘しながら
専用サイトを制作しています。

その企業がどういう企業なのか?
どんな社風で、どんな雰囲気があるのか?
自分たちだけでは当たり前すぎて
わからないこともあります。

企業と就職希望者との間に
ライターが入ることで

企業が伝えたいことと
就職希望者が知りたいことの
ギャップを極限まで埋めることができ、
応募者増加につながります。

「体育会系の熱い人が欲しいのに、
寡黙で冷静な人しか来ない。」
なんてズレもなくなります。


■代わりにやってもらえば時間も顔もスッキリ

文章を書くのって時間がかかります。

僕はライターになりたての頃、
1000文字の恋愛コラムを埋めるのに
5,6時間も掛かってしまったことがあります。

その上、
文章を書くのって結構集中力がいるので
書く時はドカッと時間をそこに割かないと
なかなか筆が進まない傾向があります。

元々好きで得意意識があればいいですが
苦手なことを延々と悩み続けても
出ないものは出ません。

営業代行や運転代行は普通になっていて、
最近は家事代行サービスも出てきてます。

そもそも家を建てるのだって
健康を維持するのだって
誰かに代わりにやってもらってるわけですし、

美容院やマッサージ、
飲食店や占いや似顔絵だって
自分はほぼ手放しで
やってもらっている状態です。

本当なら
自分で髪切って染めて、自分で料理して
今後の未来は自分で決めれば良いはずです。

でも、それを全部やろうとすると
24時間ではとても足りないので
様々なサービスを利用することになります。

私たちは意外と代行サービスを
利用してきているんですね。

これと同じように、

文章作成についても外注することで
自分のリソースを確保でき
本来の業務に集中できます。

苦手なことは得意な人にやらせて、
自分は自分ができることを
ガンガンやった方が良いです。

また、書く時間を削減することで
睡眠時間や勉強時間を
確保できるかもしれません。

もちろん
旅行や夜遊びに
勤しんでいただいても構いません。

温泉やキャバクラで癒やされている間に
書籍の原稿や講演会の台本、
求人募集の案内が出来上がっていたら
嬉しいですよね?

遊ぶつもりはないとしても
無理やりスケジュールをこじ開けて
執筆に費やす必要がなくなるので
動きやすくなるはずです。

それに

目に真っ黒なクマを作って
日中の業務に励むのは
働き方改革が騒がれる昨今では
非常に良くないです。

リーダーである経営者が
ドンヨリした表情で仕事してるようだと
スタッフの士気も下がってしまいます。

(あれ、この会社やばいんじゃないか?)
と感じたら社員もソワソワします。
転職情報を漁りだします。

・・・ちょっと妄想が過ぎましたが
ともかく本業に支障をきたすようでは
元も子もないので
執筆代行を利用することは懸命な判断です。


■客観性が加わることでクオリティが高められる

全部自分で書いたときのデメリットとして、
文章の良し悪しが判断できない点があります。

執筆をまかせることで自分が伝えたいことを
文章上で客観視できるようになるので
全体のクオリティを高めることができます。

書籍や雑誌では執筆者と編集者が
タッグを組んで作っていくのが当たり前です。

これが企業サイトや集客ブログなどでは
自分以外の目を持つ機会があまりないため

相手に与えたい印象と
実際に相手が受ける印象が
大きく異なることがあります。

自分の理想と、実際に起こった現実との
ギャップが大きくなると
炎上リスクが高まります。

「自分の文章をチェックしてもらう」機会を
得るだけでも精度は上がります。
ライターや編集者と接点を持つことは
様々なリスクを回避するのに役立ちます。


■代行というよりコラボ

最近はフリーランスで頑張っている方からも
依頼が来ることがあります。

デザイナーさんプログラマーさん、
ヨガインストラクターさんやサロン経営者など
様々な職業の方からご相談いただいています。

僕も個人でお仕事をしている身なので、
こういった相談にはわりと
柔軟にやり取りしてます。

完全に僕が書くのではなく
チェックだけ入ったり、
アドバイスや添削などの
サポートをすることもあります。

最近はお互いのスキルを交換しています。
僕が書くので、デザインおまかせしたり。
僕が書くので、マッサージ1回お願いしたり。
僕が書くので、ボイストレーニング教わったり。

物々交換ならぬスキル交換です。
これならgive&giveなのでお互い得です。

それに、個人事業って孤独なお仕事です。

全部自分でやろうとするのではなく
プロ同士でコラボしながら活動した方が
お互い長く充実して過ごせると思います。

プロスキル×プロスキル=最強 です。

・・・というわけで、
最強ですが身構えず、ナチュラルに
とらえていただければと思います。


■インタビュー、資料のチェック、リサーチなどを経て執筆

執筆代行は書くだけが仕事ではありません。

発信したい内容をインタビューしたり、
関連資料をもらってまとめたり、
足りなければ周りの人やデータを集めたりします。

ゴーストライターをやるには
ゴーストになりきるための情報が必要なので
はじめにインプットをしまくります。

その後で、僕が執筆していき
原稿ができたらチェック・修正を重ねて
完成させていきます。

依頼者側にとっては、

情報提供することになる点と、
原稿をチェックしなければいけない点です。

この2点だけお手数をおかけすることになります。


■文字単価では受けません。

料金については場合によるので断言はできません。

僕の場合、

企業サイトであれば1ページ1万円前後とか、
コラムであれば2000円~5000円程度とか、
定期更新なら月数万円とか、価格はそこそこです。

クラウドソーシングの平均単価よりは
高いと思います。

ここには単純な原稿料と、
インタビューや調査費用
修正費用やその他手数料なども
想定されているものです。

書くだけがライターの仕事ではないので、
こうなります。

文字単価だと文字数に価値がおかれてしまい
当てにならないのと
長ければ良いというわけではありません。

音符の数や曲の長さだけで
楽曲1つの値段や売上が
決まるわけではないのと同じで、

文章の長さとクオリティは別問題です。

スマホユーザーが多い昨今で、
ダラダラと無駄に長い文章だと
読む時間も気力もないので離脱が増えます。

おそらくこの文章を
ここまで読み進められている人でさえ
全体のほんの一握りです。

読みやすさや納得感を与えるには
無駄を省いてシンプルに伝えることも大切です。

なので、文字単価では料金設定していません。


■魅力まとめ

最後に、執筆代行の魅力をまとめます。

・スマホ優位の読み手に効率よく発信できる
・伝えたいことをわかりやすく文章化できる
・自分だけでは出てこない情報を引き出せる
・伝えたいことと知りたいことのズレを抑えられる
・アクセスアップ、問い合わせ増加につながる

・自分で書く時間を省ける
・自分のリソースを確保でき本業に集中できる
・書いてもらっている間に旅行に行ける
・書いてもらっている間にしっかり休める
・文章を客観的にチェックできる

・炎上リスクを回避できる
・スタッフの士気が上がる
・スタッフが転職を検討しなくて済む
・あなたの顔色が良くなる
・一緒に仕事できるパートナーを得られる

・スキルを交換できる
・寂しさを紛らわせられる

まずはここまでが概要です。

細かいところは他の記事でも
紹介していきたいと思います。
体験談なども交えてお伝えしていければと思います。

お問い合わせは
ainamikus0404@gmail.com
まで。

件名に
「執筆代行お問い合わせ」
と入れていただけると
見つけやすいので助かります。

ぜひ、ご検討ください。

最後までお読みいただき
ありがとうございました。


nagatouch

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