僕らの記事に来てくる人って、
単に「暇だから」見に来てくれています。

「読みたかったから」になるのは
はるか先のレベルの話で、
それはもう相当なファンです。

ファンでないうちは、ほぼ運です。

しかも、僕らに興味がある！というより
（ちょっと気になるし、時間もあるし
どれどれ、まあ見てやろうかな。）
くらいの気持ちでポチッとしてきます。

たいてい電車で揺られながらとか
寝る前にゴロゴロしながらとか
メンタルか顔面のどちらかがすっぴんの状態で見てます。

僕たちが書いている時の感情や意気込みとは
全く違う感情で読もうとしているわけです。

前提がすでに違うので
こちらが提供する情報量も
ある程度考慮してあげる必要が出てきます。

何か言いたいことがあったり
教えたいノウハウがあったりする場合、
１つの記事に詰め込みすぎないようにしましょう。

相手の口に入り切らないくらいの量を詰め込むと
かえってストレスになってしまい読めなくなります。

ちょっとした休憩時間に
コーヒーすすりながら読んでいるわけなので
こちらもケーキやクッキーくらいの情報量にしないと
良質なブレイクを提供できなくなるわけです。

それに、書く方も頑張りすぎて
１つの記事に詰め込みすぎてしまうと
次に書くネタがなくなってしまいます。

毎回フルコースで頑張ろうとするから
頭の冷蔵庫がすぐ空っぽになってしまうんです。

お通しくらいの軽くつまめるくらいの内容で
小分けに提供してあげる方が相手も食べやすいですし
こちらのネタも尽きないようになります。

ポイントは、１記事１コンテンツ。

１記事で言いたいことは１つに絞ることです。

コンテンツ盛りだくさんフルコースは
書籍や雑誌の方におまかせして、
個人ブログやnoteなどで展開していきたい人は

小腹がすいた人にパクっと召し上がっていただけるような
ひとくちサイズの情報を提供してあげると良いです。

文字数も言いたいことを言えれば気にしなくていいです。
ただ長く引き伸ばしただけだとかえって苦痛を与えるので
最低限のことが言えれば500文字くらいでも問題ないです。

文字数を増やそうとして挫折するのももったいないですし。
お客様のオーダーが5000文字でもないですし。
あなたのお客様はあくまでクッキーやケーキが欲しい方です。
頑張りすぎないこと。

ではでは、お互い物書き同士頑張っていきましょう。