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2012年6月9日 第80回北海道音楽大行進

先日、北海道旭川東高校の東京同窓会の企画準備目的という名目で旭川へ行き(暇なヤツですよねぇ)、ついでに旭川の実家の母の顔を見てきました。同窓会館で同窓会専務理事の先生や同期生と打ち合わせをしました。先生は自分が高校生の時の部活の顧問の先生で、ちょうど明日は音楽大行進だから見に行くといい、と言われました。

高校を卒業してから、音楽大行進はほとんど見たことがありません。中学•高校の時は吹奏楽部で毎年行進に参加しておりました。雨が降って寒い年もあれば、晴れて暑くてつらい年もありました。当時は北海道護国神社がスタートで、旭橋を渡ってロータリーから平和通り買物公園を行進しました。買物公園は狭いので、4列くらいで歩いたような気がします。中学1年生の頃は体も小さく、比較的重い楽器だったせいもありますが結構長距離だから大変に感じられました。

現在は旭橋たもとのリベラインパークからですから、少し短くなって小学生でも参加しやすいだろうな、と思います。開会式から見学させていただきました。まず開会式が良かったです。このような形の開会式は昔はありませんでしたから、参加者が一同に会して市長さんのお話を聞いたり、模範演奏を聞いたりするのは良い企画だと思います。ただ少し時間が長かったですね。小学生などは自分の行進の前にのどが乾いたり、疲れたりしないかと心配になりました。

中学校の時の吹奏楽部顧問だった野崎耕作先生(現在も音楽大行進の実行委員長をしていらっしゃいます)に20数年ぶりにお会いできて感激しました。東高と永中は見て帰ろうと思っていたら、結局最初から最後まで見学させていただくことになりました。

昔に比べると演奏のレベルは上がっています。少子化の影響か、2~3校の合同団体として参加する学校がありました。パッと見で最も異なるのは、カラフルな衣装/服装です。昔は皆、制服でしたから、隔世の感があります。非制服のユニフォーム(Tシャツやポロシャツなど)ですので、顧問/引率の先生方も同じ服装だと、一緒になって統一感がありました。

数人の先生方が、生徒たちに混じって演奏していたのには、びっくりしました(一年上の先輩の先生もいました)。これも少子化の影響で部員が減少したせいなのかもしれませんが、正直に言うとうらやましく思いました。指揮だけじゃなくてやっぱり演奏するのが楽しいですよね、音楽は。

というわけで、暑くて陽焼けしてしまったけれども、たいへん楽しい3時間半でした。参加した小/中/高校/一般の皆様、ご父兄の皆様、指導/引率の先生方、運営の旭川市、吹奏楽連盟の皆様方、おつかれさまでございました。ありがとうございました。私は他の同級生よりは長く旭川にいた方だと思いますが(24歳まで)、社会人としては住んだことはないし、父親が死んで店を畳んでしまったから、母親は残っていても、旭川との縁が薄くなってきたな、と感じる今日この頃です。

         (写真は1983年6月5日)


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