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平和を考える

今日は、長崎平和大学というバスハイクに参加しました✨

留学生を中心として長崎県内の各大学から学生が参加しています。原爆資料館及び長崎歴史博物館等の見学を通し、平和と長崎の歴史について理解を深めることを目的に長崎県が行なっている事業です。


午前中の講演では、小学1年生の頃被爆した池田さんのはなしを聞きました。爆心地から700メートルの長崎医科大学付属病院で被爆されたそうです。

〈印象に残った部分〉+++
板の剥がれた廊下の下で一命をとりとめた6歳のみっちゃん(池田さん)。板の剥がれていない廊下によじ登るとそこには、うずくまっている看護師さんがいらっしゃいました。
その看護師さんは爆風で飛び散ったガラスを全身に浴び、まるで頭からバケツで血を浴びたような状態でした。

助けを呼びに外へ行くと、そこは火の海でたくさんの人が焼け死んでいました。目玉が飛び出して頬っぺたはくっつき髪は燃えてなくなり、唇は上下ともにめくれ、歯がむき出しになり、腕・脚・胴全てオーブンにでもかけた様に2倍くらいに腫れていました。

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文章で、ある1人の方にフォーカスした表現を発見して想像して、どのくらい痛く苦しい思いだったか、胸が苦しくなりました。

質問タイムでは、

①唯一の被爆国である日本が、アメリカの核の傘に守られ核拡散防止条約に賛同していない状況に関して、被爆者としてどのようにお考えですか。
②日中歴史認識の問題について、双方の理解の違いはどう埋めていけばいいのか。

といったあつい質問があり、興味深い回答も聞くことができました。

午後は、平和公園や原爆落下中心地、原爆資料館、長崎歴史文化博物館などをまわりました。

平和遺構(平和公園や原爆落下中心地)は、中国語のボランティアガイドさんのお話を聞きながらまわりました。
ボランティアガイドさんは60代ほどの男性の方でした。一生懸命に中国語で話されていて、中国語を学ぶものとして刺激になりました。

留学生と語り合いながらの遺構めぐりは、楽しみながら真剣な話もしてとても有意義なものだったと思います。

以前、長崎平和学という授業の中で 岡まさはる記念長崎平和資料館 を紹介していただきました。戦争において日本はどのような加害があるのかを知ることができるそうです。

今日はさっそく知り合った友人なども誘って、紹介していただいた資料館に行こうと約束しました。

勉強になりました🙌

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