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仮想通貨市場は低迷しているものの、長期的な視点では特に問題はないと思います。

機関投資家が仮想通貨から遠ざかっている 市場は買い手不足で「勢いがない」=ノボグラッツ氏

仮想通貨市場の相場は全体的に下がっている印象を受けたので、軽く調べたところ、機関投資家が仮想通貨市場から撤退したのが原因のようです。

機関投資家の撤退は一時的なものだと思いますし、世界の情勢が良いほうに変わったり、仮想通貨に対するなんらかの進展があればまた機関投資家は戻ってくるでしょう。
個人投資家が仮想通貨に失望したというわけでもないので、仮想通貨自体への期待と将来的な価値は変わっていないようです。

”ノボグラッツ氏は、比較的小規模な個人投資家が市場に一定の安定性をもたらしているものの、大規模な買い手が不足していることが懸念材料になっていると語った”

https://jp.cointelegraph.com/news/crypto-markets-flat-as-institutional-buying-slows-mike-novogratz

ただ、仮想通貨市場の右肩下がりのトレンドは「仮想通貨はやはり怪しい」とか「そもそも詐欺から始まった代物」という噂が力を持って不安をあおる力を得るのかなと。

仮想通貨が実際に価値があるのかどうかはまだ不明のままですし、それぞれのプロジェクトがとん挫するリスクもあります。
しかし、そもそもまだブロックチェーンを用いたWEB3.0の世界はまだ開発中のままであり、社会に実装すらされてない状態です。

この状態で仮想通貨に期待しても失望しても無意味だと思います。
原野の状態の山林に町を建てるプロジェクトがあったとして、道路すらないのに町づくりにがっかりするのは早すぎます。かと言って原野の山林からニューヨークが生まれるとも思えない。

個人投資家にとっては今が買い時か?

機関投資家が一時的に撤退したのならば、むしろ今が仮想通貨本来の価値を知ることができるとも考えることができます。

機関投資家の出資にはたくさんの思惑が潜んでいるはずなので、純粋な仮想通貨への出資とは毛色が違うと思います。

思惑で動く投資は、投資先を良いと思っていなくても儲かるなら出資しますし、夢があっても利益が出ないなら出資しないでしょう。

個人投資家はどちらかというと投資の理由は夢が多く含まれていると思いますし、期待していなかったらそもそも買わないでしょう。

機関投資家はいずれ戻ってくるので、今のうちに無理のない範囲で買っていくのはありだと思います。
仮想通貨自体に破綻があったわけではないので、いずれ価格はまたもとに戻ると思います。

”「機関投資家は市場に戻ってくるだろうし、戻ってくるときは強力に戻ってくる。ただ、米国では2つのことのうちどちらか1つが起こるまでそれが起こらないだろう」と彼は語った。「仮想通貨に対して確定的で合理的なルールが整うか、共和党が来年の米国の選挙で勝利するかだ。仮想通貨は一夜にして非常に政治的な問題になってしまったが、これは業界が望んでいたことでも必要だったことでもない」。”

https://jp.cointelegraph.com/news/crypto-markets-flat-as-institutional-buying-slows-mike-novogratz

個人投資家にとっては「仮想通貨市場で確定的で合理的なルールが整う」ことは一攫千金のチャンスを失うことにもなります。
機関投資家が地盤を固める前に、早めに仮想通貨を仕入れることで資産価値が爆上がりするわけなので、市場での価値が確定してしまうのは避けるべきことです。

とはいえ、アルトコイン市場では、詐欺コインも結構な割合であるので、大金を投資するのは非常に危険です。
まともそうなプロジェクトでも本当に安全なのかは10年後でないとわからないだろうし、もっとかかるかもしれません。

出資は無理のない範囲で

仮想通貨への期待と不安を織り交ぜたリスクも考慮して、出資できる金額は人によってそれぞれ違うと思いますが、たとえば10万円までならアルトコインの現物に分散投資するのは安全だと思います。

100万円ともなると失ったときのショックはデカいでしょうし、二度と買う気もなくなります。
それに、アルトコインは外国の仮想通貨取引所を使うので、日本人が利用禁止になるリスクもあります。
1万円でもいいのですが、10万円ほど予算があれば、より多くの銘柄を保有することができます。

将来的に実用性のありそうな銘柄をホワイトペーパーなどを見ながら、価格の安いものを選び、それぞれ5USDT~10USDTほどの量で買い集めていくといいと考えています。
「銘柄ごとに負えるリスクは10USDTまで」として、様々なアルトコインをまんべんなく買っていけばプロジェクトとん挫のリスクを減らせますし、価格が爆上がりした時の買い逃しを防ぐ効果もあります。

仮想通貨市場そのものがハイリスクなので、そのうえ一銘柄に全額出資は非常に危険なので、おすすめはできません。

僕が価値が上がりそうだと思っている仮想通貨のカテゴリーは、Web3.0、NFT、レイヤー2、セキュリティ、フィンテック、NFTゲーム関連です。
ほかにもあると思いますが、ブロックチェーン産業で使うもの、NFTゲームのゲーム内トークンとして発行されたものを重視しています。
用途がはっきりしているほうが安心できることもあり、よくわからないものよりは投資のリスクが減るような気がします(本当にリスクヘッジになるのかはわからないですが)

ミームコインは逆に危険だと思っていて、機関投資家が出資するとは思えないので、選んでいません。
ミームコインにDeFi機能やWeb3.0、NFT機能を付けたとしても、誕生した経緯が経緯なので、投資する気にはならないです。

仮想通貨の将来性を考えている理由は、「ブロックチェーンを使ったバックオフィスの簡略化」に用いられると考えていることも理由にあります。

スマートコントラクトを行うことで、決済システムを無人化するでしょうし、契約書やアカウント情報の確認・照合作業なども無人化されていくでしょう。
ほかにも商品や作業のトラッキングにも利用されるようです。
その時に情報の真実性を保持するためにブロックチェーンが使われる。
これから産業界でブロックチェーンは使われていきますので、関連性のありそうな銘柄は買っておきたいという考えです。

https://www.oracle.com/jp/corporate/features/pr/blockchain-bitcoin-modern-finance/

どうやらブロックチェーンは仮想通貨を必要とはしないようですが、シンボル(XYM)のように、仮想通貨とセットになっているものもあるようなので、そのような銘柄を買っておくのは良いと思っています。

仮想通貨は10年後~50年後の時価総額がどうなるか全く予想できないものなので、今買った分の仮想通貨が、はたしていくらになるのかは誰も予想できないので、痛手の無い範囲で投資するのがいいんじゃないかと思います。

1000倍になるかもしれないということは、それだけほかの人が信用していないということでもあるので、天国から地獄になることもありえます。

なので、「現物で10万円分」などのように現金のロスを限定することで、価値が0円になっても「まぁそうだろうね」と諦められるようにするのも大事だと思います。
あと、買ったら忘れることも大事ですね。爆上がりしない限りは換金性のあるお金として扱わないような。おもちゃかゲームを買ったような気分でなるべく換金性のあるものと思わずに、なるべく売らないほうが良いのではないかと。
全部売ってしまえば、値上がりする可能性も0になるので、保有していないのが一番の損だと思います。

絶対に退職金や住宅の購入費用を仮想通貨に充てるなんてことはしちゃだめだと思います。😔

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