謎すぎる寮生活

いつかこの話を書きたいと思っていました。

ただひとつ言うとやんで学校やめてからってこの学校に入ったことは後悔していません。

私がこの学校にきて学んだこと、たくさんありました。

いずれ書こうと思います。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

入学式当日。

友達ができるか不安でした。大体人と仲良く話すのに私は二年費やします。中学がそうでした。

中学時代、吹奏楽部に入りましたが同期7人とまともに話せるようになったのは3年になってからでした。

話を戻します。

私は予想外でした。

この学校、系列で中学校もあるんですよ。

天理中学。そこからそのまま高校に入ってくる人が多くて。

果たして部外せいの私がこの天理民の和の中に入れるんじゃろか、、、

だけど実際そんな心配はご無用でした。

さすが関西人、、、いやすげえよ、、、、

何日かして普通に仲良くなれました。

とそのままの流れで入寮式に入りました。

世にも厳しいとは聞いていたが先輩楽しそうだし寮の雰囲気良さそうだしこれもしかしたら楽勝じゃね??

こんなことを一瞬でも考えた私はお馬鹿でした。

入寮初日のお話

この学校の全日制は三種類に分かれています。

一類は普通科コース

2類は特進コース

そして三類は吹奏楽やスポーツ推薦のコース

私は2類生となり寮が全部で六班に別れている六班に入りました。

六班は2類正が集まっていて勉強環境を整えると言う意味合いで別棟に配置されていました。

入寮式が終わり各々の親と別れ説明を受けたあと自分の部屋に向かいました

部屋は1,2,3年がそれぞれひとりずつ(あるいは二年が二人)、位置の高いベットが3つ、あるいは4つ配置されていて人はそのベッドの下で過ごすという感じでした。

部屋でボーッとしていると部屋の外から嬉しそうな声がしました

「えっ?!もう一年生来たの、みたいみたーい!!」

という声と同時にバンっとドアが開きました

「いちねんせーい!なまえなんてゆーの」

「あっ、チワワです」

「あたし○⭕、二年生怖いと思うけど負けちゃダメだよー」

といって先輩は去っていきました。

今思うと今の会話を二年生に聞かれなくてよかったです。

いろいろな意味でルール的には大問題です。

ミーティング

どうやらこの寮には消灯後「ミーティング」というなの大反省があるようでいわゆる一年生が二年生に教えをこう場所があるようで入寮初日に初のミーティングに一年全員が呼ばれました。

消灯の時に流れるおやすみミュージックのあと神様の方角に礼拝をしたあと

全員低い声で(ドスの聞いた声で)「どおおおおおもありがとうございましたああああああ。おやすみなさい」という謎挨拶のあと階段の手前にある談話室に一年全員が向かいました。

「やばい、何言われるんだろ」

と恐怖に怯えて談話室に全員はいると先に来ていた2.3年生が座っていました。

なお、二年生のみ俯いて正座。そして

私たちが入るとあの優しかった三年生がどすの聞いた声で「一年座って」といいました。

あまりに雰囲気が重くてこわくって一年の何人かは泣いてたんじゃないかと思います。

3年生「おい、二年、今年の一年なんでこんなにできないの。あんたたちがしっかりしてないからでしょ」

二年全員「はい!!!!申し訳ございませんでした」

と、そんな怖いやり取りが10分くらい続いたあと、、、

3年生が突然私たちに問いかけました

「怖かった??」

見ると先輩方みんな笑ってらっしゃったんですね

そして先輩一人がせーのっていうと

先輩全員「ドッキリダイセイコーーーウ」

今思うとものすごくたちの悪いどっきりだなあと

その後一年全員で「私たちが三年になったら普通に歓迎しようね」っていってたきがします。

どうやらそれは歓迎会だったらしくその日はお菓子とのみものを飲んで団欒して終わりました。

二年生全員から一年生に一冊ずつノートが渡されました。

そして

「ノートを明日までに読み込んでください。寮のルールや一年生の仕事が書いてあります。今週は二年生がついて教えますが来週からは頑張ってください」

と。

謎の敬語と挨拶、そしてネットアニメのない生活

この寮には謎ルールが多かったですがその中の謎挨拶と謎敬語について書きます。

この寮では低く野太い声が必須でした。

先輩に遭遇したときは学校でも外でも友達といようがいまいが一旦しゃべるのをやめすれ違う15歩前で15度の会釈、すれ違った瞬間に30度のお辞儀をしてから低く野太い声で「おはようございまーす」「こんにちわー」「こんばんわ」(18時以降は会釈のみ)がルールでした。大事なのは低く野太い声と語尾を伸ばすこと、角度。

少しでも違うと夜のミーティング行きです。

「昼にこんばんわっていったよね」

「お辞儀の角度ちがくない」

「何で先輩が見てるにのしゃべってんの」

「先輩とおってんのに挨拶しないとかふざけてんの?」

はよく怒られてました。

そして謎敬語。

この寮では敬語は敬語でも二重敬語がルールでした。

「⭕⭕させていただきたいと思います」

「⭕⭕させていただきたいと思わせていただいております」

少しでも抜けたり雑だったりするとミーティング行きでした。ミーティングも後半になると名指しで呼ばれることもあり

「チワワ、敬語雑なんだけどなんで」

はよくいわれていました。

この二つのルールに関しては私たちの代が卒業したあとやはりおかしいと言うことになって挨拶は普通に、二重敬語は敬語に改訂されたそうですがいまだに理由はなぞです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?