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イリオモテヤマネコは実在するのか?【西表島】

皆さんはご存知でしょうか?
実はマングローブという木は存在しません。

マングローブとは、海水が満ちるところに生えている植物をまとめた総称のようです。私はてっきり「マングローブ」という木があるのだと思っていました。いつもの如く、インプットするだけして満足感に浸っていました。

先日、旅行で人生で初めての石垣島に訪れました。
沖縄本島は何度かありましたが、島は初だったのでウキウキとワクワクでいっぱいで楽しみにしていました。

2泊3日の旅は楽しく満足いくものでした。
二月の時期でも石垣は、最高気温が20度を超えます。
芸能人なんかが沖縄に移住したり別荘を持ったりする理由がわかりました。


膝が言うことを聞かないサップ体験

さて、本題の西表島に行ってきたお話ですが、色々と出来事はありましたが特に印象的なのは「サップ体験」です。
サップとは何?という方に向けて簡単に説明すると、サーフボードの上に立って漕いで行くやつです。(語彙力0☺️)

カヌーのスタンディングバージョン?です。多分、、

正直最初は舐めてました。
割と運動神経には自信があったので「すぐに乗りこなしてやんよ」と意気込んでいましたが、これが難しい。

サーフボードの上に立つのはかなりのバランス力が必要です。
自分の膝がガクガク揺れるのを抑えることに必死で、ガイドさんのアドバイスなんて聞こえません。笑

これが波のある場所でやるのは、もっと難易度が高くなります。
今回はマングローブに囲まれた水上で体験しましたので、波はほとんどないので自分の体重をコントロールさえできれば乗りこなせます。

ガイドさんの娘さん(たしか16歳くらい)も同行していたのですが、グラグラ揺れる私を見て相当ツボっていました。
彼女は普段は石垣の海でサーフィンをしているそうで、「サップなんてへっちゃらですよ」と高校生にマウント取られました。。笑

ガイドさんが語る島の魅力とは

先ほどもガイドさんの娘に笑われたお話をしましたが、
その父親もやはり人間としての魅力と経験がすごかったので紹介させてください。

元々ガイドさんは、石垣や沖縄の出身ではないそうです。
仕事で海外生活が長かったのですが、日本に再度異動することになり帰国した際に、沖縄に移住した友人から一度でいいから石垣島に来てみろと誘われます。

ガイドさん自体はどちらかというと、何でも揃う便利な都会暮らしでないと嫌だった人でしたが、友人に言われるがまま石垣に訪れると、自然豊かな暮らしにどハマり。

そのまま会社を辞めることを決断します。
海外から都内勤務が決まっていましたが、それを蹴って石垣に移住をしました。こんな漫画みたいな展開を体験している人がいるんだと思うと、凄すぎて笑ってしまいました。

何の仕事をしていたかまでは聞きませんでしたが、海外勤務していたと聞くと相当優秀な人だったんだろうなと。
そんな人の心を揺れ動かした石垣島の魅力、恐ろしいですね。笑

イリオモテヤマネコを見つけ隊

体験中にサップのこと、西表島の生態系など色々とうんちくを話してくれるガイドさんでとても勉強になりました。
冒頭のマングローブの植物が存在しない話もガイドさんの情報です。

移住を決断してから約20年くらい西表島のガイドをしているそうです。
やはり20年のベテランは、島の歴史や情報の引き出しが半端なかったです。

西表島といえば、マングローブもですが「イリオモテヤマネコ」も有名ですよね。
西表島にだけ生息していて、現在はおよそ100頭まで減少し絶滅危惧種に認定されています。

実は密かに私の中で、今回のサップ体験の裏テーマとして
「イリオモテヤマネコを見つける」と企んでいました。
なぜなら、その希少さ故に見つけにくいこともありますが、人間の前に現れことは滅多にないのです。

マングローブ内の森林に生息していますが、人間が近寄ると高い場所から息を潜めてこちらをじっと見つめているのです。
襲うことはありませんが、ハブは大好物みたいです。(ガッツリ肉食)

サップ体験の途中、イリオモテヤマネコ見つけ隊は森の山奥へと入って行きました。
雰囲気はイッテQで見るようなジャングルでちょっとテンション上がりました。笑

その辺にハブいるらしいです🐍

森に入る前にガイドさんから、「イリオモテヤマネコは人間がやってきたことを感知して高い場所から見張っている」と言われました。内心、「またまた〜」と思っていましたが何となくその意味がわかりました。

当然無人で誰もいないのですが、見られていますよと思うとそんな気がしてちょっとビビってました。笑

隊長からの調査報告

探検の報告として、イリオモテヤマネコは見つけられませんでした。
森の中を探検しながら高い場所を中心に見ていましたが、何の成果も得られませんでした。
隊長として悔しい結果に終わりました。(隊は私一人です)

見れなくて残念でしたが、ガイドさんの娘さんに話を聞くと
娘さんは何度か目撃したことがあるのだとか。
じっと見つめていてこっちが気がつくとサーッと逃げていったそうです。

伝説のポケモン感やばいですよね。
別れ際に娘さんから「何度か来ていると案外見れるから、また体験に来てくださいね」とサラッと営業?かけられました。

末恐ろしい高校生だなと感心しつつ、「またきます」と返事して
やっぱり私は簡単に釣れる客だなと思いました。



ガイドの話し方が嘘っぽい。物語口調で話し慣れたセリフな気がした。どうも口が上手い人の話は信じれない。神様の通る道と言ってたけど本当かよ。作り話のように感じた。


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