博心堂鍼灸院

鍼灸臨床と易占を生業に、東洋医学と易の考えを研究している鍼灸師・易占家です。暮らしに役立つ養生法をメルマガで連載中。

これから広まりそうな鍼灸の可能性

最近、鍼灸(しんきゅう)が熱い。昨年は講談社の漫画週刊誌「モーニング」に鍼灸師の資格を持つ漫画家による鍼灸漫画(!)「素直なカラダ」が登場。その後も次々に大手メディアが鍼灸を特集している。それだけ西洋医学一辺倒の現代医療に限界を感じている人が多いのかもしれない。4月9日の「鍼灸の日」に鍼灸の可能性を探ってみた。

こんな記事がありました。
スマートフォンを始め、画面を見入りながら一日過ごす現代日本

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日本でも取り組まれている「心の病」の鍼施術

こんな記事を見かけました。
近年、若い世代の心の病や自殺が問題視され続けています。

先進7ヵ国の若年世代ではいまだに死因第1位を占め、深刻な事態を抜け出してはいない。自殺の多くは、うつ病などの「ココロの病」が原因と見られており、自殺予防対策には「ココロの病」の治療が欠かせない。

このような「ココロの病」の治療の一環として、鍼施術が注目を集めているという内容の記事ですが、日本や中国での鍼施術では

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【カラダをデザインする東洋医学】

デザインとは、
1.課題を見つけて
2.コンセプトを洗い出し
3.ソリューションを導き出す
なんてプロセスを踏むらしいです。

1.人から話をよく聞きだして、体調や病のつらいことの原因を究明して、今後の対策を立てる。
2.体調や病の状態に合わせた「衣食住」の工夫や、運動やココロの保ち方の工夫をどのように用いていくか方向性を決めていく。
3.自分らしいライフスタイル(具体的な生活の仕方)を構築して、

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『よくある質問』

先日、「認知症のお灸のツボおしえて」とたずねられました。
一般の人からのこうした何気ない質問、よくいただきます。
こんなとき、ぼくは「どんな認知症ですか?」と質問を返します。

東洋医学には、様々な手口があるし、そもそも、病名や症状に対する手段を持ちあわせていないので、「誰にすえるお灸」という「ひと」を特定して質問に答えることも必要になります。

数多ある手段と、手段を施す「ひと」の特定。
これを

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『治ると楽になるは別物』

持病を患っておられる方がいらっしゃいます。
鍼灸師は医師法にひっかかってしまうので、病気が治る、なんてことは言うことができません。

でも、抱えている病気の回復を目的とする鍼施術は行えます。
体質を変えていくようなことを目的とすることになるのでしょうね。

体質を変えていく、ということは、カラダを変えていくということ。
これ、意外と経過する時、つらくなることがあります。
治る過程というのは、変身す

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『カラダの潤滑油の調整』

【いんちょのつぶやき 2018.12.18】
カラダの運動をうながすものを「筋(すじ)」といいます。筋が活躍することで、人のカラダは運動します。その運動を支えている潤滑油のような役割をするものに「髄(ずい)」というのがあります。

鍼施術では、この「髄」の調整をすることがしばしばあります。筋肉使いすぎたわけでも、傷つけたわけでもないのに、動くときに痛い。あるいは、ひとに自分のカラダを動かされるだけ

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