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東洋医学Q&A

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身近な疑問を東洋医学的な視点から、ひもといていきます。自分の健康をデザインする力を、身につけたいすべての人に。
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2015年7月の記事一覧

塗るだけにサヨナラ!東洋医学的UVケア

塗るだけにサヨナラ!東洋医学的UVケア

夏の土用が明けると、いよいよ残暑。じわじわ熱中症関連のニュースが増えてきました。この時期うっかり日傘やストールを忘れて外出すると、強い日差しで首の後ろがひりひりしてきたりします。

気がついたときにはもう結構深いところまで入りこんでいて、ケアに悩む日焼け。今回も東洋医学的「その後どーする!?」という切り口で、書いていこうと思います。

【日焼けはやけど】
今は紫外線の弊害なども言われるようになり、

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ビール3杯そのあとで!冷えのぼせのレスキュー法

ビール3杯そのあとで!冷えのぼせのレスキュー法

毎週投稿しているnote。たまには、ネタ切れになることもあったりします。

いんちょ「なにかありますか?」・・・博心堂鍼灸院note。実は2人で、チーム投稿しております。次回作へむけての作戦会議も、しばしば。

校正担当M「冷たいものは飲まないにこしたことはないけれど、仕事帰りのビアガーデン、夏祭りなど、つきあいで冷たいものを飲む機会が増えるんですよね。そもそも自販機で常温の飲み物なんて売っていな

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#海!の前に・・・台風がやってくる!食あたり注意報発令

#海!の前に・・・台風がやってくる!食あたり注意報発令

今年は6月から早めの台風が到来。7月には大型台風が3つ同時に発生など、強い風と大量の雨が西日本を襲います。
夏の台風は、そのままひとの身体に
・高い気温
・高い湿度
・低い気圧
の急な変化として現れます。

鍼灸の現場では、こうした気温・湿度・気圧の大きな変化が、私たちの身体におよぼす影響をあらかじめ予測します。
つらい症状が、いらっしゃるかたの
・「内側」の消耗からくる問題なのか
・「外側」の環

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あなたは、どのタイプ?~3つの湿気と5つのむくみ~

あなたは、どのタイプ?~3つの湿気と5つのむくみ~

6月から7月にかけてつづく梅雨。
なんとなく湿気に身体が影響を受けている気がするものの、「なぜ」調子がでないのか、今ひとつわからないまま。
あいまいな実感のままでは、対策のたてようがありません。今回はそんな「湿気」をタイプ別に整理してみようと思います。

【湿度の効能】
一年中、適度な湿度をたもっている日本の気候は、日本人の肌を潤し続けてくれています。お肌を乾燥から守ってくれる湿度は、ほどほどであ

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くらべてわかる?自律神経失調症

くらべてわかる?自律神経失調症

鍼灸院では、季節ごとに急に同じ症状で来院するかたが増えることがあります。いまの時期は、自律神経失調症。

東洋医学的にみていくと、おおまかな原因として
①梅雨時、秋の台風シーズン、季節の変わり目
②ストレスや過労、寝不足
③プレ更年期症状のひとつ
にざっくりと分けることができます。

①であれば、症状が楽になるのも早いです。季節にそなえた暮らし方のコツをつかむと、ご自身でできる対策がいっぱいありま

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