『カラダの潤滑油の調整』

【いんちょのつぶやき 2018.12.18】
カラダの運動をうながすものを「筋(すじ)」といいます。筋が活躍することで、人のカラダは運動します。その運動を支えている潤滑油のような役割をするものに「髄(ずい)」というのがあります。

鍼施術では、この「髄」の調整をすることがしばしばあります。筋肉使いすぎたわけでも、傷つけたわけでもないのに、動くときに痛い。あるいは、ひとに自分のカラダを動かされるだけでも痛い、というのは、「髄」のトラブル。筋肉をもみほぐすのとは、違ったアプローチで、この潤滑油「髄」の調整をします。

ユニークなのは、「髄」というのは、「関節」ではない、ということ。

関節の炎症や亜脱臼のような局部の問題は、鍼灸師さんの手の及ぶところじゃないんじゃないかな。

「髄」というのは、たとえば、複数の「同じ役割を持った関節の連絡」のようなもの。
「ねじる髄」のケアをするときには、ねじる動作に関連のある髄の連絡をたどりながらケアをします。
「左右の交互の屈伸運動の髄」のケアをする時にも、同じ要領で「髄の連絡」をたどる。

「気の連絡」を「経絡」、「血の連絡」を「血脈」、「筋の連絡」を「経筋」なんて、東洋医学用語では呼んだりします。
あいにく「髄の連絡」に関する記述を、ぼくは目にしたことがないのですが、探せば出てくるかもね。


半年ほど脊柱管狭窄症で、歩くのがつらいという患者さん。
週に一回ほどだったのですが、毎週のように鍼施術をして、ずいぶんしっかり歩けるようになったとのこと。

元気が出ると、ひとはおしゃべりになります。
そんなわけで、患者さんからそんなご自分のおカラダの状態の説明を求められましたとさ。
この秋冬、そんな「髄」を患う患者さんが、ぼくの周りでは多かったな。

年内は12月29日土曜日までやってます。
年始は1月4日金曜日からやってます。

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Vol.304 2018.12.21
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博心堂鍼灸院

鍼灸臨床と易占を生業に、東洋医学と易の考えを研究している鍼灸師・易占家です。暮らしに役立つ養生法をメルマガで連載中。

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