遠慮すること。

突然ですが、

短気は損気

という言葉をご存知ですか?

ちっちゃなことで度々イライラしてたら、損しちゃうよ~
とかそんな意味だった気がします。
というかそれ以外の意味を見つけようがないですが…笑

まあそんなことはさておき、
(突然提示した話題を途端にさておく急展開…笑)

ぼくは、それに加えて

遠慮も損をする

と思います。
というか先日そう感じました。

まさに自分のマイナスポイント
――弱点がこれだと。

では、逆に
ストロングポイント
――強みはどう考えていけばいいか。

審判としての資格をもち、
ある程度上のレベルを目指していくと、
インストラクター(レフリーの指導者のことです)の皆さんに、口酸っぱくこう言われます。

自分にしかない強みを探しなさい。

そうなんです。
ただルールに従い、ゲームをオペレーションすることは誰にでもできます。

誰にでもというと語弊がありますが、
審判の資格をもってらっしゃる方からしたら当然のことなのではないでしょうか。

端的にいえば、
ルールを覚えることは誰にでもできるんです。

例えば、サッカーでは、
手でボールを触ったら、反則ですよね。
サッカーをよく観る方でなくてもご存知である、
ある意味ポピュラーなルールだと思います。

その点からもわかるように、
サッカーのルールなんて誰でも知ってるんです。

じゃあサッカーのレフリーには何が求められているのか。

僕は今までの経験上、こう考えています。

決められた枠の中で皆が納得する判定をする。

つまり、

上手く試合を進めろ。

ということです。

じゃあ自分自身の強みをその点から考えて作りあげていけばいいのではないか。

では、

どうすれば試合を上手くコントロール・マネジメントできるのか。

現段階では残念ながらぼくの中に答えは出ていません…。
しかし、コミュニケーション能力がポイントになってくるとうっすら感じています。

コミュニケーション能力

世界で活躍してらっしゃる国際審判員の方々はここが飛び抜けて上手いと感じます。
国際審判員だけでなく、プロリーグ担当審判員の皆さんにも共通することです。

先日、偶然ですが、ある国際審判員の方とお話しする機会を設けていただきました。
そこで一番印象に残っていることは、

勇気があればなんとかなる。

ということです。
あれ?コミュニケーション能力とこれはどう繋がってくるの?
って思いますよね。

実は審判員、勇気があればなんでもできる!(某有名人風)

なんでもできる、は語弊がありすぎますが。笑

ちなみにぼくからある方への質問は

国際試合だと英語とかペラペラ喋って自分の言いたいこと言えなきゃいけないですよね。
恥ずかしながら、国際審判員を目指しているといっても英語が全然喋れなくて…。

そこに対して

なんでも勇気ですよ。
勇気があればなんとかなります。

と言ってくださいました。

ご多忙な中でお話しする機会をいただいたので、残念ながらこれ以上お聞きできませんでしたが、
以上のことから、ある程度考察するに

相手の顔色を伺ったり、自分の恥を考えて保守的になったり、そういう考えは止める。
伝わるかな?と考える前に自分の思いを言葉に出す。

こんなところかなと思います。

端的に

チャレンジする。

ということですね。

勇気をもってチャレンジすることが、
自分の考えを素直に相手に伝える術になるし、
相手も理解してくれるきっかけになるし、
自分が成長するあしがかりにもなる。

そんなことを一言で伝えられる力が、
まさに上級審判員の強みなんだな、と。

ちなみに余談ですが、
国際審判員の方とお話しする機会をいただいたきっかけも、
ある審判員の方と話す中で、
ぼくが、

新しい輪に入るのが苦手なんです。
笛や旗を持つとガラッと変わるんですけど…笑

と言ったことをきっかけに
それなら大大大先輩とお話ししなさい!
とその場でコネクトしてくださいました。

ちなみにちなみに
その国際審判員の方も

私もかなり人見知りで、あんまりグイグイとはいけないんですよね…笑
でもそれじゃ成立しませんね!笑

と仰っておりました。

勇気をもってチャレンジしてくださった結果、
ぼくにかなり大きなものを与えてくださいました。
本当に感謝です。

また、
自分自身の力で機会を得られなかった悔しさも残りました。
悔しさをポジティブな原動力に変えて精進します。

ちなみに(本日3度目)、
前文にチラッと現れた

マネジメント・コントロール

ってところもいつかお話しできればなと思います。
これは完全に我流ですが、
少ないサッカー人生の中で得た知見なので、是非皆さんと共有したいと思ってます。

では、また。

追記[2019/12/18 a.m.2:46]

そういえば、お話しできた国際審判員の方とは別に、もうひとかた国際審判員の方がいらっしゃってました。

御二方とも

乗れる波には全部乗ってきた。

とのことでした。
それこそチャレンジ精神に通ずるものがありますね。
↑これを書きたかった…。笑

ちなみに(本日4度目)、

遠慮することが損になっちゃうよ。

って話は、
国際の方と話したくても話せずにいた自分自身への戒めでもあります。

自分の弱点の話も出ましたけど、
その弱点とどう向き合っていくべきなのか、
ということも今後書けたらいいな。
そう思ってます。

あー!もっと色んな人に見てもらって、色んな意見を知りたい!(本音)

では、おやすみなさい。

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