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【芝居人狼Me】葬送の時計編 担当イラスト集

今までMeで描いたイラスト集などをまとめたいな~と思ってたんですが、ちょっと今回の時計編がそこそこ多めになりそうなので、今回分だけでまとめようと思います。(無断転載禁止)

イラスト関係で最初にしたことと言えば、物語の要になる「一族の時計」のテンプレート作りでした。見出しのフランクが持ってる懐中時計のことですね。謎解きやキャラシなどでも後々使うため、針を動かせるようにレイヤー分けしたり…。

▼イラスト資料集

当初の予定では、過去:ショーン/現在:フランク/未来:サンドラという設定だったため、イラストではこのフランク一家が一族の時計を持っています。

今回担当したイラストのキャラクターは、フランク・サンドラ・ロディ・ビル・ローラ・ジェシカ・エマの7人です。
その中でも特に苦労したのはエマ・ロディ・サンドラ(の義手)だったかも。

フランクラフ

絵の練習も兼ねて、全身を描きました。
フランクは主役なんですが、今までの公演とは打って変わって「主役なのに素性が半分不明」という謎めいたキャラクターです。
笑っているのに何を考えているのかわからない…を意識しました。

役どころとしても、「時空の番人」として他のキャラクターを導く存在であり、主役でありながら引き立て役という設定です(舞台裏では『世にも奇妙な物語』のストーリーテラーにインスパイアされて「タモリ」と呼んでいたり)。

フランク義兄さんをタモリにしたいみにどらちゃん

キャラ設定の深い話はここでは割愛しますが、フランクの演者として難しかった点といえば、第1・第2・第3公演と全て性格や感情を変える演じ分けでしょうか……。

マダミスSP2の使用を前提にして描いてたんですが、公演日まで、マダミスの逆輸入の続きが来ることはありませんでした――そらいろ様お願いします。どうかマダミスSP1・SP2を人狼ジャッジメントにも実装していただきたく!

ローララフ

次に、舞台裏でサンドラさんに「足が長い!スタイルがいい!」と嫉妬されまくっていたローラさん(♂)

一見してローラと分かるけれど、「あれ…胸がない…?いや、ある…?」と絶妙にわからないポーズにしていたり。お気に入りポイントはアシンメトリーのオーバーニーソックスと、ブーツのバックリボン。いやそこ、キャラシで見えないところなんよな。

個人的にビル・ローラ親子がめちゃめちゃ好きなんですよね…。
こちらもマダミスSP2を前提に描いていました。

ローラといえば、人狼ジャッジメントの女性キャラの中でも屈指のお姉さんキャラクター(当社比)。それゆえにアーニー君とのCPをずっと夢見ているんですが、そのお姉さんキャラが実は男……性癖ぶっ壊れますよこれ(いい意味で)。

ダンサーエマ3案

次にまさかの闇落ちキャラクター、エマちゃん。
キャラ設定が激重すぎてあまり触れられないんですが、正直なことを言うとだいぶ性癖です。

一番難産だったイラストでした。
そもそもフランスのアイドル文化って実はそんなに根強くないんだとか。そこに彗星の如く現れたのがトップアイドル・ソフィア
彼女のバックダンサーとして活躍する姿を考えると、バレエ系なのかな…と思い、エマちゃんの華やかな時期を想像して描いています。

しかし個人的には、割とC案が好きだったりします。
見た目から病んでると餌付けしたくなるので(?)。
実際に公演で使われたアイコンはSP3の眼鏡+髪下ろしエマちゃんだったので、イメージは割と近いのかもしれません。

エマラフ

唐突な自語りをしますと、バレエを始めて数回で挫折した経験があるんですが、原因はO脚と猫背。姿勢が悪いとすぐに足の左右のバランスが崩壊するので、ダンスって普段の姿勢やストレッチ、体形の維持がとても大事なんですよね。

そういった意味でも、体自体は健康的なんだろうな…という妄想を込めて足のラインに気を遣ったキャラでもありました。

バックダンサーとしてだけでなく、これからどんどん飛躍して、フランスを代表するトップダンサーになれるといいね…エマちゃん…ご飯お食べ…。

ロディカラーリング4案

次に、カラーリング難産だった王子様ロディ
準主役級のキャラクターなので、なるべく華やかなカラーリングにしたかったんですが、この男、暖色や派手色がまったく似合わなくて腹が立ちました。

最終的にC案が通ったんですが、個人的には結構B案が好きでした。
ロディの隣にいる「みにどらちゃん」に彼女目線の感想を書いていて、サンドラ的にしっくりくるのはCでしたね。

ロディ&サンドララフ

「恋人とお揃いがいい!」というサンドラさんとロディさんの鶴の一声で衣装カラーをサンドラに合わせて調整し、ラフが完成しました。

そういえば、素朴な疑問ですが「どらぱーんち☆」ってどっちの腕でしてるんでしたっけ。義手でやったら痛そう。さすがにそれはないかな。

時計編においてはカップルがたくさんいて、中でもロマンチスト枠(?)はロディ・サンドラ/ニック・フェイ/フランク・カミラと3組いたわけですが、ロディ・サンドラ組は群を抜いてガーデンインヘッドでしたね。

しかし、そんな歯の浮くような台詞をさらっと言えてしまうのも、それを受け容れて更に夢見てしまうのもこの二人だったからで、絵本の世界を体現したような未来ある若者二人組を眩しく感じていました。

表情差分

今回は動画に使うかもしれない、とのことでフランクとサンドラには表情差分を用意していたりしました。物語的には、ロディのも作ればよかったかもと思ったり…。

サンドラのお気に入りポイントは口元です。
アイコンはSP1の悪戯っぽい笑みを浮かべた表情ですが、このにかっとしたお口の形が、時計編サンドラらしさを最も出している部分だと思います(個人の感想です)。

担当キャラ集合絵

担当キャラクターの立ち絵を全員並べるとこんな感じ。
今回特に身長設定は決めていませんでしたが、恐らくショーン・ニック辺りが同じくらいで一番背が高いのではないでしょうか。

時計編の柔らかい雰囲気を出すために、影や光の入れ方も今までとは丸っきり変えています。
普段の自分の塗り方を忘れてしまったけど、多分普段より気持ち淡い色使いにしていたはず…。

ちょっと設定資料集的な感じで、出せるギリギリのサイズで載せました。
思ったよりフランスの資料が見つからなくて、あせあせしていた部分もありましたが、そこは現代ファンタジーってことで多めに見て貰えると嬉しい。

最後に小話を一つ。
『時計堂シャルム』のシャルムとは、フランス語でcharme、意味は「呪(まじな)い」「素晴らしく幸運な」「魅了する」「魔術師」といったものがあります。英語だとcharm(チャーム)が同系になります。お店の名前に使われることは多々あるようですね。
今回は時計に込められた魔法/呪い、という意味でシャルムという名前をつけました。

▼関連リンク

  1. 告知動画

  2. キャラクター紹介

  3. オリジナル謎解き

  4. 公演動画

[告知動画]

[キャラクター紹介(ツリー形式)]

[オリジナル謎解き(ツリー形式)]

[第1公演(初演)/マイク視点]

[第2公演/マイク視点]

[第3公演(千秋楽)/観戦視点]

芝居人狼Me 公式Twitter
https://twitter.com/shibaijinro_me

この記事を書いた人:なごん
https://twitter.com/nagonago_lodi
https://twitter.com/nagon_jinroh


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