自宅で食べた名古屋菓子~両口屋是清篇~

両口屋是清_千なり_ 両口屋是清の「千なり」。江戸時代初期からの老舗にふさわしい生地のフンワリ感と餡の上品な甘さが後を引きます。
画像2 千なりと並んで両口屋是清のお菓子として有名な二人静。容器の風雅さに惹かれます。
二人静__3_ もちろん菓子そのものも和三盆糖の上等な甘みがじんわりと口の中で溶けていく、素晴らしい干し菓子です。
両口屋是清_ささらがた__3_ 「ささらがた」という箱詰め菓子の秋バージョンです。餡を米粉と混ぜ、そぼろ状に蒸した「村雨餡」3種と羊羹2種が色とりどりのパッケージで並んでいる姿は見ているだけでも楽しいです。
両口屋是清_ささらがた__4_ 一番好みだったのが、羊羹の「芋」です。ほっこりとした素朴な甘みと上質な羊羹の食感が両立した味わいは今まで食べた羊羹の中でもトップクラスの満足感でした。
両口屋是清_ささらがた__5_ 通常の「ささらがた」にも入っているという村雨餡の「大納言」も美味しかったです。上の羊羹のように素朴かつ品のいい味わいをそぼろ部分のホロホロ食感が引き立てており、たまりませんでした。また食べてみたいです!