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現役ライターがなぜ初心者向けプログラムを受講したのか? #micsschool体験談 ライダー平岡さんの場合

名古屋スタートアップ株式会社では、ライティングについてゼロからイチを勉強するための「初心者向けライター研修プログラム#micsschool」を実施しています。「どうすれば収入面や経験面で自分のためになる仕事が獲得できるか」「即戦力になるために身につけるべきスキルは何か」など、実務面に特化した実践型の研修を、4週にわたり進めていきます。少人数でプログラムを進めていき、実際に文章を書きながら、講師からのフィードバックを受けられます。現在は5期生を募集中。

今回は、第4期生 / 土曜日・昼コースに参加されていた平岡さんに受講の体験談を伺いました。(担当講師は名古屋スタートアップ所属ライターの吹原)

平岡美奈子|プロフィール
1974年生まれ、静岡県出身、愛知県在住。本業は会社員として病院の物流管理システム(SPD)業務に従事している。趣味のバイクを活かして、女の子のためのバイク情報誌「Girls Biker」に2018年からコラムを連載中。

「はじめの一歩シリーズ」で学んだライティングの基本

現役ライターの平岡さんがなぜ「初心者向けライター研修プログラム#micsschool」に応募したのか、きっかけを教えてください

平岡:きっかけは、刈谷で開催された「はじめの一歩シリーズ|ライティング基本の“き”講座」(※)を受講したことです。2018年から雑誌「Girls Biker」のコラム連載をしていますが、本業はライター業とは関係ない会社員で、ライター経験も出版社での実務経験もありませんでした。知人に「愛知でこんな講座があるよ」と教えてもらったんです。

※「はじめの一歩シリーズ」…名古屋スタートアップ株式会社が展開する単発のライター講座。経験年数1年未満のライターを対象に、基礎能力の向上を目指して名古屋・三河地域で開催しています。

実際に参加されてみていかがでしたか?

平岡:めちゃくちゃ分かりやすくて楽しかったんです!講師の吹原先生がとても気さくな方なのもよかったですね。関西出身の方で、たんたんと喋りつつも面白くて、的を射ているし安心感があります。

講義とワークショップの後には、お茶とお菓子が出てきて座談会もあって。あのとき仲良くなった人たちとは、今も繋がっているんですよ。

それまでライター講座を受けたことがなかったし、はじめの一歩シリーズは参加費1,000円なのでお手頃で。「行ってみようかな」という軽い気持ちで参加しましたが、あれが私のライター人生を変えたといっても過言ではありません。

▲Photo by 平岡和明 趣味のバイクをいかしてライターになった平岡さん

ライティングの基礎能力の向上はもちろん、参加者同士の交流も目的のひとつなので、そう言っていただけるとうれしいですね。

平岡:はじめの一歩シリーズを受講してから、もっとライティングをつきつめたくなりました。私はライターだと名乗っていたものの、ライターとして知らないことが多すぎて…。

当時、「初心者向けライター研修プログラム#micsschool」の3期募集があってすごく行きたかったのですが、仕事で予定が合わず参加できなかったんです。その後、4期の募集がはじまったときに吹原先生から連絡があり、スクールに申し込みしました。

実際にスクールを受講してみて、勉強になりましたか?

平岡:「へえ」と驚くことが多かったです。SEOやペルソナ設定など、知らないことだらけでした。スクールを受講するまでは、漠然と自分が書きたいことを書いていたんです。スクールでペルソナを教わらなかったら、自分の書きたいことを書き続けて、誰の心にも残らないものを作っていたのかもしれません。

平岡さんは雑誌を中心に執筆されているので、SEOのようなWeb関係の用語はなんとなく聞いたことがあるレベルだったんですね。他に、何か学びはありましたか?

平岡:インタビュー講座で学んだことは、本業でも役に立ちました。受講する前は、4回の講義の中でもインタビュー講座だけは何が何でも行きたい!と思っていたほどで。もともと、Girls Bikerの取材先で経営者と喋っているときに、インタビューに興味を持っていたんです。

講座では、インタビューワークをした後に宿題で文字起こしがあって、それが大変でしたね。文字起こしをしてから、記事にして…吹原先生に添削してもらったんですが、たくさん編集が入っていました(笑)。

ライターの仕事で、まだインタビュー取材はしていないのですが、本業でスタッフから話を聞いて報告書にまとめることがあったんです。スクールを受講していたことで、相手から情報を順序立てて引き出したり、起承転結にまとめたりするときに役立ちましたよ。

スクール終了後も繋がる仲間との出会い

▲ライダー仲間の運営するカフェ「Caffé TUTTI」にて

—ちなみに、今はオンラインでも同様の講座はあると思います。会場に足を運んで、講師から直接学ぶメリットはありましたか?

平岡:私はオンラインサロンに入っていたこともあるのですが、講師から直接学ぶのもいいなと思います。受講生とも毎週顔を会わせるので仲良くなれるし、お互いに違うジャンルのライターが集まっていたので、情報交換もできました。

—第4期の土曜日・昼コースは現役ライターさんが数名参加されていたので、他の受講生も刺激になったと思います。また、みなさん和気あいあいと良い雰囲気だったと講師も言っていました。

平岡:毎回本当に楽しくて、最終日に受講生同士で「終わりたくないね」と話していました。受講生とはいまだにLINEやSNSで連絡を取り合っていて、今度女子会をするんですよ!

すごく楽しかったし、学び得たものが多かったので、受講料は割引券を使って1万円(※)で申し訳ないくらいでした。

※割引券の発行手順は、プログラムの申し込みページをご覧ください。

▲雑誌「Girls Biker」の連載コラム、写真の一部はご主人(平岡和明)が担当

—会社員をしながら、ライターとして二足のわらじをはく平岡さん。ライターを目指したきっかけを教えてください。

平岡:10代のころから、いろいろな雑誌に読者投稿をしていました。自分の投稿が雑誌に載るのが楽しかったんですよね。いまコラム連載をしている雑誌「Girls Biker」も読者投稿をしていた雑誌のひとつで。バイク仲間との思い出を投稿していたのですが、雑誌に掲載されるとバイク仲間が「買いに行くわ!」と書店に走ってくれたりするんです。それが嬉しくて書いていたというのもありますね。

—自分の書いた文章が誰かに喜んでもらえるのは、やりがいがありますね。

平岡:そうですね。年齢的にも人生折り返しになってきたので、「今年はやらなきゃ!」と2018年に思い立ったんです。占いで2018年から3年間は運勢が最高だというのを見て、私は単純なので「じゃあ、何かやってみようか」と。ちょうど、読者投稿をしていた雑誌「Girls Biker」がライター募集していたので、応募したら採用していただけたんです。

あとは、自分の名前を世に残したいなという思いがありました。私は子どもがいないので、家族や友達が死んだら私のことを知っている人は誰もいない…残るものが何もないんです。しかし、雑誌に記事が掲載されたら何かしらの形で残りますよね。だから、私にとっては記事が子どもみたいなものなんです。

夢だったシナリオライターに挑戦中

—これからの目標を教えてください。

平岡:私は何足でもわらじをはきたいタイプ。バイクのツーリング記事はもちろん、神社仏閣も好きなので、そういった記事が書けるようになりたいですね。

あとはシナリオライターを目指して、現在は通信教育で東京シナリオセンターと大阪の新喜劇の勉強中で、先生に自分で書いた脚本を添削してもらっています。ゆくゆくは、シナリオライターとして仕事をしたいなと思っていて、「初心者向けライター研修プログラム#micsschool」で教わったライターの基礎が脚本に活かせています。

—とても精力的に活動されているんですね。

平岡:昔、作詞家を志望していたときに、作詞家松井五郎さんの通信教育で作詞講座を受けていたんです。そのときは、作詞家になりたかったけど、どうやってなればいいのかわからなくて。もがいているうちに結婚してしまって、夢は不完全燃焼のままでした。

初心者向けライター研修プログラム#micsschool」は、ライターを目指している人はもちろん、そうじゃない人も受ける価値があります。全4回の中に、何かしら仕事や趣味に活かせるものがあります。私は行ってよかったなと思っています。

—ありがとうございました

▼「初心者向けライター研修プログラム#micsschool」の詳細はこちら



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