旅立つ師への手向けとして LEO(箏) 沢井忠夫 讃歌

高校から十年余、箏と三絃を教わった師が亡くなったと聞いた。わたくしは、その方の義母の弟子として九つから箏を習い始めた。跡目を継がれた師にそのまま従うご縁だった。とても好かれていたのだけれど、先の師匠が恋しくて、どうにも馴れないままの師弟関係だった。長年の無礼を詫びる心も添えて、おくりたい。

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