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完全防備しての冬至の外出(12月22日金)

昼間の気温が2度ほどの冬至。家から出たくないような寒い日だけど、会議臨席の仕事で出かけないといけない。帰りは暗い時間帯、寒い寒いと覚悟して、できる限りの厚着で対抗する。冬の外出でも薄いストッキングにパンプスなんていう足元の人を見かけるけど、なんでそんな格好でいられる? 寒がりの私なんか絶対無理、冷え冷え過ぎる。

私の寒さからの防備策は、タイツにハイソックスを重ねてブーツを履く。もちろんパンツスタイル。スカートはすぅすぅして履けません。ヒートテックの下着に腹巻、毛糸のハイネックセーターの上にブレザーを羽織る。そして、マフラー、手袋、ベロア生地の帽子を装着し、ダウンジャケットを着て、マスクで口元の暖をとる。

これだけの重装備なのに、10分ほど京都駅前のバス停で風にさらされていると、こごえそうになる。ああ、カイロを持ってきたらよかった~ 何とか耐えようと、足踏みしたり、深呼吸して腹筋を膨らませたりへこませたり、自分の体を動かす。

隣のバス停には、外国人のご夫婦らしき2人が立っていた。彼女はミニスカート、男性も軽そうなジャケットで、見ているだけでこちらまで震えてくる。そんな2人に、曲がった腰で杖つきながら近寄っていったおじいちゃんがいた。何やら英語で話しかけている。いきなり話しかけられたほうもびっくりしたと思うけど、いつの間にか3人の会話が続いている。おじいちゃん、慣れた感じで、若い2人に気さくに話していて、笑い声も上がって楽しそう。私にもわかる英語の断片が時々聞こえてきて、ちょっとだけ寒さを紛らわせてくれた。

私が乗りたいバスが先に来て乗ったので、その後、3人はどうしたのか、わからない。

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