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アンビエント・ミュージック(環境音楽)初体験(10月20日金)

視聴覚芸術展「AMBIENT KYOTO(アンビエント・キョウト)2023」の会場のひとつ、京都新聞社の地下・印刷工場跡へ行ってきた。かつてここで新聞が印刷されていたとあって、細長くありながら高さ10mの広々とした空間。その壁一面に、縦2.7m、横26.4mの巨大LEDパネルが施されている。

3~4人がけの長椅子が、間隔を空けて5つほど、2列に並べられている。1列目の席はパネルの間近で迫力満点。目がちかちかするぐらいだったから、私は2列目の席に腰掛ける。
パネルには、アーティスト・高谷史郎さん制作の映像と坂本龍一さんの音楽が流れる。27mほどの長いパネルの端から、最初はただの横線の映像から徐々に画像が現れてくる。
波打ち際から大海の風景へと広がっていく。
山の岩肌がアップで現れてくる。
片づけられて閑散とした展示場や本に囲まれた研究室。
自然界の現象から日常の身近にあるものまで、画像が移り変わっていくなかで、ゆったりとした音楽がかぶさる。
普段見慣れたものでも、音楽にのせられると、感情がある生き物みたいに見えてくる。音量が大きくなるとドラマチックに感じる。音楽のなせるわざ。

https://www.sunm.co.jp/topics/news/event/4632
「内覧会の様子」の上から3番目の写真が京都新聞社会場。

展覧会の協力会社である株式会社サンエムカラーのホームページより

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