見出し画像

散歩途中の「こんにちは」(10月26日木)

「竹の径」を歩こう。こちらの入り口にたどり着くまでは、住宅街を通る。たまたま一軒の家の前を通ったとき、「行ってらっしゃい」と声をかけられた。どこかから帰ってこられて、家に入ろうとしていたおばあさま、腰はほぼ直角に曲がっている。でも、手押し車を頼りに歩いていらっしゃる。
初めて会う私にも挨拶をしてくれた。「行ってらっしゃい」と言われたので「行ってきます」と答えた。お昼を少し過ぎたぐらいの時間で、通勤でも通学でもない、散歩。それでも「行ってらっしゃい」と言われたら、張り切って「行ってきます~」の気分になる。
おばあさまの声かけ挨拶は、きっと日常になっているんやろうな。お互い、元気でいましょうね。

「竹の径」には結構きつい坂道がある。上っていくと、だんだん心拍数が上がってきて、息遣いも荒くなる。もうちょっとで平坦な道になるぞ~と頑張って上り切る。
ふうふうと息を整えていたところ、向こうから中年のご夫婦らしき2人がやってきた。リュックにスティックが差してあるところを見ると、ハイキングに慣れていらっしゃるのかな。すれ違いざま、どちらからともなく「こんにちは」と会釈。

私一人で歩いていても、誰かと挨拶できる。

イノシシには出合わなくてよかった

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?