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紅茶が好きになったのは(8月18日金)

小学校高学年だったか、家庭科の授業で調理実習をすることになった。そのとき何を作ったかは覚えていないけど、紅茶のティーパックを家から持ってくるように言われた。1973~74年頃の話。クラスのほとんどの子が持ってきていて、食後のお茶会になった記憶があるので、紅茶のティーパックは一般家庭に広まっていたんでしょう。

社会人になって、勤めていた会社の近くの「リプトン三条本店」で初めて紅茶を飲んだとき、ああおいしいと心底思った。紅茶の香りと一緒にすっと喉に入って、紅茶はこんなにおいしい飲み物だったんだと認識した。それまで家で飲んでいた紅茶とは全然違う。入れ方のこだわりなんてなかったし。

京都に「リプトン三条本店」ができたのは、1930年8月1日だとか。開店から3年ほど女性客は入店してくれなかったと、ホームページに苦労話が載っている。そんな時代から紅茶文化が広まって、私も入店できるようになったんですね。今は四条店、京都駅地下街のポルタ店も大繁盛で、混み合っているところを見かける。

きょうはどうかなと、四条店のほうをのぞいてみた。午後0時半、ほぼ満席。ちょっと待って席が空いた。その後も、どんどんお客さんが入ってくる。外国人観光客の方たちも「ここ調べてきましたよ」ふうの様子で。

エアコンの効いている店内では、ホットティーを注文する。やっぱりおいしいなぁ。カップ1杯のストレートティーでほっこりしたところで、さて次へ行くとするか。

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