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ギャラリー「楽空間祇をん小西」にて(5月11日土)

初夏の陽気になった中、美術ギャラリーへ。畳のギャラリーに入ってみたかった。

阪急河原町駅の地下道でマリオがお出迎え。殺風景な壁面には、任天堂ゲームのキャラクターたちが描かれている。

地下道の壁面


美術ギャラリー「楽空間祇をん小西」では、山下茜里 [染]展の初日ということで、作家のファンの方、小西オーナーのファンの方が、次々とお見えになっていた。
私は、こちらのギャラリーも山下茜里さんの作品も、初めて見させてもらう。
畳の和室のギャラリーに、なんやこれ~とびっくりする大きさのちょっとグロテスクな作品が横たわっている。

作家の山下さんが在廊されていて、お話を伺う。
全身を目にして光を受け止め、前に進もうと手を伸ばしているところを表現しているとのこと。ろうけつ染めの布をキルティングのような形で縫い合わされている。
作家さん本人から作品のことを聞くと、最初にグロテスクと感じたもの緩んでくる。

テーマは「光を求める身体」
頭の部分
足の部分はここまで長い

ギャラリーオーナーの小西いく子さんは、来廊の皆さんに、お茶とお菓子と熱いお話を振る舞われている。
山下さんのことは、学生の頃、先輩のお手伝いに来ていた頃から知っていて、そのときのてきぱきとした仕事ぶりに好感を持って、卒業後も応援してこられたそうだ。そんな話を満面の笑みで話してくださるので、作品もギャラリーの現場も、どんどん熱を帯びてくる。
ほうじ茶、ごちそうさまでした。

帰りの四条通、ちょうど午後5時。からくり時計が鳴り出した。
祇園祭のコンチキチンのメロディーに乗って、鉾が回転しながら下りてきた。

鉾がくるくる回っている。


1日6回のお出ましらしい

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