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アフリカンインフルエンサー研究大学

このnoteは自分の勉強メモです。

いつもインプット系はiPhoneメモに残してますが、今回はお試しでnoteに蓄積していこうと思い試験的にやってみようと思います。

アフリカで影響力持っている人についてひたすら調べてメモしていきます。


7年連続アフリカ最強のお金持ち
Aliko Dangote

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ナイジェリア出身。62歳(2019年9月現在)。イスラム教徒。

黒人として世界一、アフリカ内でもトップのお金持ち。

7年連続でアフリカで最も裕福な人になった!推定純資産は141億ドル!分けてくれえ

おじいちゃんがカシューナッツのトレーダーで、彼も当時アフリカで一番お金持ちだった。それをお父さんが引き継いでまたお金持ち。つまりダンゴテさんはお金持ちサラブレッドなんですねぇ


ビジネスを始めたのは20歳

彼のビジネスデビューは20歳から。おじさんから500000ナイラを貰い、おじいちゃんから2年ローンでセメントトラック3台を借りて、セメント会社を作ったそうな。

当時セメントは貴重で高価だったのであっという間に成功しちゃったみたい。天才かよ。

他のメディアではもう一つ説を見つけた。

21歳の時におじさん3000ドルを借りて、タイからの米とブラジルの砂糖を輸入して音速で成功したそう。結局天才かよ。


ビジネスマインドは小学校から

彼はおじいちゃん子だったそうです。当時アフリカで一番金持ちだったおじいちゃんと過ごしていたのでビジネス超英才教育を肌で感じていたのでしょう。

小学校の時にすでにキャンディーの箱を買って売ってみたいというビジネスマインドが確立していたそう。女子のパンツで興奮してた僕とは違う…


仲介業者を卒業

40歳になったときに「仲介業は儲からん!」と思ったらしく、20年間に渡り輸入していたパスタや砂糖、塩、小麦粉を自分で生産しだしました。

製造工場を一気に作る為に、世界銀行の姉妹組織である国際金融公社からの4億9,900万ドルの融資に加えて、3億1,900万ドルのダンゴテの自己資金を投入したそう。意味わからん金額。

その頃、彼のセメント会社は国営になったそうです。国家レベルのビジネスなったと認められたのでしょうか。


利益はすべて再投資する

彼がアフリカで一番になれたのは「利益を全て事業に投資してきたから」と豪語しております。確かにアフリカのお金持ちは現金を家に置いたり、車や家など事業以外にお金を使うイメージ。

今でこそオイル長者と言われてますが、実際に石油事業に参入したのは2007年、彼が50歳のときです。

確かに金持ちサラブレッドであることは間違いありませんが、そこに甘んじるわけではなく、スタート以降はほぼ自力で拡大してきたことは間違い無いので、すげえ人には違いない。


情報源↓


アフリカ女子ヘアー界のカリスマ
PURE Estrogen

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ザンビア出身。本名はLuyandoさん。

まずめっちゃ美人。個人的にも超好みの顔です。

そんなPURE Estrogenさんは現在はヘアースタイルに特化したユーチューバーとして人気になっています。登録者数は132,029人(2019年9月7日)、週に一回ペースくらいで更新しています。


アフリカ人女性のナチュラルヘアは美しい!

こちらが最も再生されている動画(340万再生)で、自身のナチュラルヘアをアレンジしたり様々なヘアケア商品などを使ったレビュー的な内容になっています。

アフリカ系の女性は自身のナチュラルヘアに悲観的な意見を持っている人が多いです。僕のベナン人の女友達もほとんどがウィッグをつけていたりエクステをつけています。

彼女たちのナチュラルヘアは大抵が強いカールがかかった髪質なので、ビダルサスーン的なサラサラヘアに憧れる人も多いんです。でも、彼女は自分の髪質を活かしたスタイルを実現しているので、アフリカ系女性にとっても自信を持たせる発信になっています。


ウィッグを使ったアレンジも紹介

とはいえ、ナチュラルヘアスタイルだけではなくて、ウィッグなどのアレンジも紹介しています。こちらも100万再生超えてますが、自分でオリジナルウィッグを作るというかなり高度なハウツー動画も出してますね。

それにしても美人だ・・・男の僕も観てるだけで楽しくて癒される。


元々はブロガーだった模様

調べてみると元々はブログで色々と美容系の発信をしていたみたいです。その中の発信方法としてyoutubeをやり出して、反響が大きいので現在はyoutubeに特化してる様子。


結構YouTubeで稼げてるんじゃないかなぁ

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現時点で登録者数が13万人の彼女はこれだけでも食えていけてるんじゃないかなと分析してます。

YouTube分析サイトで観てみると、1ヶ月でだいたい8万円くらいの収入は出ているっぽいですし、おそらくレビューした商品のリンクはマージンが入るものになってるので、そこからも収益が入っていると思います。

月に1000人以上のペースで伸びてますし、コンテンツも面白いのと何度もいいますがめっちゃ美人ですからもっと人気になりそう。モデル業はやってないといってますがこれからやれるようにもなりそうです。

アフリカの女性は日本人と比べてもオシャレが本当に好きな人が多いので、これからもっとネットで情報を取るようになってくると、彼女のようなアフリカ美容系ユーチューバーは伸びまくるでしょうね。


情報源↓

https://socialblade.com/


ガーナのイケハヤさん?!
Ameyaw Kissi Debrah

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ガーナ出身。年齢不明。

彼の肩書きはフリーランスブロガー&ジャーナリストです。

自らの名前がついたサイト「AmeyawDebrah.com」は2008年に立ち上げられ、主にアフリカの芸能人に特化したウェブメディアとなっています。


プロライターとしてキャリアを積んだ

といってもいきなり自分のサイトを立ち上げて成功したわけではなくて、ちゃんと下積み時代があった模様。

学生時代から既存のアフリカ系メディアに寄稿しまくって賞をとったりもしていたそうな。

その後にまずは副業的に自分のブログメディアを立ち上げて、そこからも4年ほどはメディア会社に勤め、そこからフルコミットでブログに特化したそうです。ガーナでブロガーでここまで成り上がった人はいないので、まさにガーナのイケハヤさん的存在ですね。


現在は分業化して運営してるようです

今もバリバリ彼のメディアは毎日3〜5件ペースで更新されており、よくみると投稿者が複数名いますので、分業化して運営されているみたいです。

それにしても凄い情報量で、ガーナに偏りはありますが、このメディアだけ読んでればアフリカの芸能人関連は相当詳しくなれそうです。

うーむ、これを日本語で発信し直すだけでもコアなニーズは取れそうな気が(キラーーーン)


情報源↓

https://en.wikipedia.org/wiki/Ameyaw_Debrah


ナイジェリアンカリスマ女性シンガー
Yemi Alade

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ナイジェリア出身。30歳(2019年9月16日現在)。女性シンガー。

読み方はイェミアラデさんです。

この方、個人的に大好きなアフリカンシンガーです。

僕が好きになるまでもなく、アフリカで、いえ世界でも既に注目されているほど大人気なんですよね。

まあどれほどカッコいいのか、問答無用でいくつかオススメ曲を用意しましたんで聞いてみてください。

1億回再生・・・!!彼女の曲で一番売れたものです。

個人的にはこの歌が好き。「私のことが好きならフェラーリ買え」って歌(笑)

と思いきや「家族に感謝しましょう」的な歌も歌ってる。


アフリカ人女性最初の・・・?

人気を象徴する一つの結果として、2019年7月にはアフリカ人女性シンガーとして初のYouTube100万人登録を突破しました。ブラボー!!!


2005年にグループでデビュー

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さて、そんなカリスマシンガー・イェミアラデさんは、どのような軌跡を辿ってきたのでしょうか。

実は最初からソロではなく、「Noty Spices」という名のグループとしてデビューしてたみたいです。


2009年に有名なTVショーで優勝

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その時はそこまで有名になれていなかったのですが、2009年にナイジェリアの昔の日本でいうASAYAN的な番組「Peak Talent Show」で優勝。

そこから一気にスター街道を駆け上がりました。いわば鈴木亜美ですね。


圧倒的な歌唱力とダンス

さっきも世界中で人気と言いましたが、シカゴでも既にライブをやってます。

そして何より彼女はPVで観るよりも、ライブバージョンで観た方がその歌唱力とダンスの迫力が分かります。倖田來未さんの上位変換って感じです。生で聴きたいですな〜。


オシャレが大好きで自分のブランド作っちゃった!

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まあこれは日本の女性アーティストでもよくありますが、アクセサリーが大好きな彼女は自分で「Yemi Alade Collections」というジュエリーブランドを立ち上げております。


いつか日本でもライブやって欲しいっす!


情報源↓

https://youthvillageng.com/10-things-you-didnt-know-about-yemi-alade/


10万人に奨学金を与えた男
Strive Masiyiwa

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ジンバブエ出身。58歳(2019年9月23日現在)

ハイパーインフレを起こした国でお馴染みのジンバブエにて、最初の億万長者であり、最も有名な実業家であるStrive Masiyiwaさん。

調べてみると、とにかく「規格外の金持ち」であること、そして本当か?と思うくらいに周りにギブをしまくっている方でした!


様々な有名グループや財団のメンバー

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まず彼は世界の錚々たるグループや財団にその名を連ねています。

・ロックフェラー財団
・米国外交国際評議会
・アジア協会・アフリカ進捗パネル(APP)
・アフリカの緑の革命のための同盟(AGRA)
・カナダの微量栄養素イニシアチブ
・アフリカ連合(AU)
・EBOLA基金
・モアハウスカレッジボード
・汎アフリカ戦略研究所

いやいや!こんな所属してたら会議だけで一生終わってまうわ!!


電気工学ビジネスで頭角を表す

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Masiyiwaさんは中学校からスコットランドで教育を受けました。その後23歳でジンバブエに戻り、電気通信会社でエンジニアで働いたのちに起業します。

そしてたった設立した電気工学ビジネスは5年で超絶大きくなり、そこから彼の名はジンバブエ中に広まっていったそうです!


あのムガベ元大統領と戦った!

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ジンバブエといえば最近お亡くなりになったムガベ元大統領の独裁国家としても有名でしたが、Masiyiwaさんは彼と争っています。正確には政府とですが。

彼の会社がテレコム業界にシフトした時に、彼の設立したEconet Wireless社に通信業者としてのライセンスを、ムガベ政権は渡さなかったのです。

Masiyiwaさんは政府と真っ向対決し、5年の裁判の後、勝利します。

これによりジンバブエの通信業の国家独占が撤廃され、ジンバブエだけでなく、アフリカ中に彼の名が轟いたのです。

そして彼の通信会社は南アフリカに拠点を移し、現在に至るまでヨーロッパ、オーストラリアにまで展開する世界的な企業へと成長しました。


アフリカで最も慈善的な人?!

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世界的な実業家の顔とは別に、世界的な慈善家でもあります。

彼は常にアフリカの孤児40,000人以上の支援を続けており、エイズやガン、エボラなどの支援にも莫大な資産を捧げ、ジンバブエ人に対しては毎年30,000人に奨学金を提供しています。総人数は10万人にも達するよう。半端ねぇ〜

彼の個人資産は2019年で23億ドル(約2300億円)と言われており、一生かかっても使いきれない金額になってますが、派手な贅沢をするよりかは、支援などにお金を使っているので、周りからの評価も高い珍しい富豪です。


情報源↓


LGBTの偏見と戦う映画監督
Wanuri Kahiu

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ケニア出身。39歳(2019年10月現在)。

アフリカが大好きな僕ですが、変わって欲しいと願っていることがいくつかあります。その中でも最も大きいのが「LGBTへの偏見」です。

宗教や文化的になかなかその偏見は無くなりにくい国がほとんどですが、それでもLGBTの人たちには何の罪もなく、国によっては死罪やリンチを受ける可能性すらあるのです。

これを反対するという活動自体が危険でもあります。

Wanuri(ワヌリ)さんはそれを映画を使って訴え大きな反響をもたらした方です。大尊敬。あと頭に乗せてるアクセ可愛い。


カンヌ映画祭に選ばれた初のケニア映画「Rafiki」

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彼女の作ったRafiki(ラフィキ)という映画は、カンヌ映画祭だけでなく100以上の映画祭に出品されるほどのものでした。

この映画のあらすじはこのようなものです。

 看護師になるのが目標のケナは、古いしきたりにとらわれた周囲の人たちに満たされない想いを抱えていた。両親は離婚し、ナイロビで母と暮らしていたが、国会議員に立候補した父のことは応援している。そんな時、父の対立候補の娘で自由奔放なジキと出会う。互いに強く惹かれたふたりは、「私たちは本物になろう」と誓い合う。だが、友情が愛情へと変わり始めた時、ふたりはこの恋は命がけだと知る。

引用:ぴあ

そう、これは女性二人の愛の物語なのです。

ケニアではまだ同性愛が認められておらず、先述したように周囲にバレたら相当な差別的扱いを受けてしまいます。

彼女の作品は、そんなケニアのLGBTへの偏見を変えるための気迫が感じられます。

しかし、残念なことにケニアでは上映が禁止となってしまいました。まだまだ彼女の戦いは続くでしょう。


それ以前からも多数の賞を受賞

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ラフィキが話題となっていますが、実はそれ以前からワヌリさんは才能が認められており、1998年にケニアとタンザニアで行われた米国大使館の2回の爆撃を取り巻く実際の出来事に基づく、最初の長編映画「From A Whisper」は、ロサンゼルスのパンアフリカ映画祭で2010年にBest Narrative Featureを、アフリカ映画で5つの賞を受賞しています。


AFROBUBBLEGUMの共同創業者

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彼女はAFROBUBBLEGUMという慈善団体は、アフリカの抱える問題だけをアートとして発信する今を否定しています。

つまり、LGBTやエイズや貧困などの変えなければいけない問題だけを発信するのではなく、ワクワクする、なんだったら何てことない楽しいアートを発信することもアフリカの一面であると言っています。

確かにアフリカで何かを発信するときに必要以上に意図を求める世界ですが、日本のドラゴンボールとか、トイストーリーとか、国としての問題は描いてませんが素晴らしいアートですよね。今後はアフリカからもそういった作品が出てくるといいですね。いや、出てくるでしょう!

彼女の主張はこのTEDトークが一番わかりやすいです!


情報源↓



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人生賭けてアフリカで活動中ですが、ご飯を食べないと死んでしまいますので、いただいたサポートは僕の燃料として大切に使わせていただきます。