どうも、アフリカで経営者やってます、ナイケルです。

最近、林修先生の音声を聴く機会ありまして、
こんな感じのことを仰っていました。

「今でしょ」

間違えました。こちらです。

「僕は塾講師を楽しいと思ったことは一度もない。得意だったのと、稼げたから続けている。」

林先生のこのお話以外にも、ここ数日間、お金を稼げていたり、注目されていたりする方の話を調べていました。

そこで思ったのは、

好きなことだけでは、なかなか生きていけない

ということです。

なんだか僕らしくない発言をしている感じがします。

でも、納得してもらえる方もいると思うので、理由を話します。

大抵の好きなことは受動的

まず好きなことって、
ずっとやれちゃうものだと思うんですね。

漫画を読むことだったり、
食べることだったり。

しかも大抵の好きなことって受け身なもの。

今挙げたものも、

「誰かが書いた」漫画を読んで、
「誰かが作った」ご飯を食べる。

この行為自体で価値を感じさせることは難しいですよね。

漫画を読んでレビューを書く、
ご飯を美味しそうに食べる動画で稼ぐ、
とか出来るじゃないか！

って意見もありますが、
それは好きなことにプラスαをしてますよね。

もちろん、

絵を描くことが好きな人だっていますし、
料理を作ることが好きな人も沢山います。

でもね、

冷静に好きなものを並べていくと、
やはり受動的なものが圧倒的に多いんですよ。

車も造るのが好きな人より、
絶対に乗る方が好きな人の方が多い。

音楽も創るのが好きな人より、
絶対に聴くのが好きな人の方が多い。

だから、クリエイティブな活動が好きな人って、そもそもそんなに多くないんじゃないかって思う訳なんですよ。

得意じゃないと、結果がなかなか出ない

好きなことはあるけれど、
どう稼いだらいいか分からない。

これは僕がフリーでやってるからか、
よくご相談いただくことでもあるんですけど、
ぶっちゃけ殆どのケースが分かりません。

もう少し詳しくお話を聞いて、
どのくらいのレベルの技術があり、
それは一般的より上な技術なのか、
そして既に稼いでいる人はいるのか、
などを検証して初めて稼げるのか言えます。

でも手っ取り早く稼げるかどうか分かるのは、

「ちょっとやってみて、人より出来たか」

これが良い指標じゃないかと思います。

それはすなわち「得意なこと」とも言います。

学校生活だと経験がある方も多いと思いますが、
人と同じ時間勉強してるのに算数が出来た、
同じ時間練習してるのにサッカーが出来た、
なんか知らんけど他の人より字が上手い、
みたいなことありませんでしたか？

数十人以上の方々と同じ条件でやって、
トップが取れちゃったようなものは、
得意なことであり、
すぐにコツを掴みやすい訳で、
ある程度はやめに結果に繋がるんですね。

林先生のように、
それが既に稼げるモデルのものなら、
かなりの確率で食っていけるレベルになるかもです。

曲者は掛け合わせてみる

好きなものが「アニメ鑑賞」で、
得意なものが「書道」だったら？

僕だったら、
「書道の先生」という仕事をしつつ、
書道でアニメのセリフとか
キャラの名前とかを書いて、
SNSとかにアップします。

そして、
大好きなアニメ鑑賞は続けます。

既に結果が出せている書道を、
好きなアニメと組み合わせることで、
もしかしたら価値が生まれるかもしれません。

得意なことも好きなことも無いとか言わんといて

なぜか関西弁になってしまいましたが、

「私、得意なことも好きなこともありません」

という人には得に、

なんでやねん！！！

じゃなくって、

まだそれは見つかってないだけで、
見つけるための努力をしたら良いだけです。

って伝えたい。

楽器って100種類以上あるそうです。

スポーツって200種類以上あるそうです。

職業って600種類以上あるそうです。

この辺ぜんぶ試してみて、ようやく、

ああ、私得意なものも好きなものもありません

って自信をもって自信を失っていいと思います。

僕もまだまだ得意なものと好きなものは探してます。

大人になっていくと、
新しいことをしなくなりますよね。

だから人生が楽しくなくなっちゃう。

新しい自分を発見できないから。

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