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1981.4.23 タイガーマスク VS ダイナマイト・キッド《伝説の初代タイガーマスクデビュー戦》

80年代から90年代の新日本プロレスは、色々と面白いアングル・名勝負がありました。

僕の見た名勝負や印象に残った新日本プロレスのアングルやイベントについて書いていきたいと思います。

皆さんの新日本プロレス名勝負はどの試合だと思いますか?
宜しければ、コメント欄に記載お願いします。


今日は、みんな大好き、初代タイガーマスクのデビュー戦について書いていきたいと思います。

WFFビッグ・ファイト・シリーズ第2弾 1981年4月23日 蔵前国技館 タイガーマスク VS ダイナマイト・キッド


どーですか?(お客さん)このマスク…笑

イギリスでサミー・リーとして活躍していた佐山聡をなんとかイギリスから呼び戻すことに成功した営業本部長の新間寿ではあったが、肝心のマスク・コスチュームの発注を忘れてしまっていた。
営業部長の大塚直樹へデビュー戦の4日前に依頼をした。
当時は、日本にマスクを作る職人や工房はなく、大塚は新日本プロレスにグッズを卸していたビバ企画に頼むことにした。

その出来栄えがこの写真のマスクです。
観客席からは、失笑が漏れ、佐山も冷たい視線を感じていたと語っています。

しかし、ゴングが鳴った後、観客はその見たこともない華麗な動きに度肝を抜かれることになります。

このタイガーマスクのデビュー戦、子供だった僕は、テレビにかじりついて見ました。
あれから40年経った今でも覚えています。
それくらい当時は衝撃的でした。

その時は、この変なマスクも全然気にならず、その軽快な動きに目が点になりました。

テレビアニメのタイガーマスクが本当に現れた様な感覚です。

それからと言うもの毎週金曜日の8時は、ワールドプロレスリングを見るのが日課になりました。
僕がプロレスを好きになったのもタイガーマスクがいたからだと思います。

ダイナマイト・キッドや小林邦昭、寺西勇、ブラック・タイガー、ウルトラマン、ブラックマンなど、色々なライバルが登場するため、毎週楽しみに見ていました。

その中でもやっぱりダイナマイト・キッドとの戦いは、ハードでパワフル、かつ軽快と言う、見ている人を飽きさせない試合が多かったと思います。

このデビュー戦は、タイガーマスクの良さが際立っていましたが、今見ると、ダイナマイト・キッドも素晴らしい動きをしています。

思いっきりの良い、キッドのダイビングヘッドバット。


最後はジャーマン・スープレックス。
こんなきれいな原爆固めは、タイガーマスクしかできないと思います。

○タイガーマスク(9分29秒原爆固め)ダイナマイト・キッド✕

この試合は新日本プロレスワールドで観ることが出来ます。
昭和プロレスファンの方は、登録して見てみてはどうでしょうか。

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