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俺の人生にも一度くらいこんなことがあってもいいだろう かませ犬発言から下剋上を成功させた長州力の名言

プロレスラーは、マイクパフォーマンスで数々の名言をこの世に誕生させてきました。
そのマイクパフォーマンスに私たちファンも同じように、熱くなり興奮し、それによってストレス解消をしていました。

そんな熱いプロレスラー達が残した熱い名言をまとめていきたいと思います。

俺の人生にも一度くらいこんなことがあってもいいだろう
~1983.4.3 長州力の名言~

ビッグ・ファイト・シリーズ第2弾 1983年4月3日 蔵前国技館 WWFインターナショナル・ヘビー級選手権試合 藤波辰巳 VS 長州力

○長州(16分39秒、体固め)藤波✕

熱い抱擁を行っているマサ斎藤と長州力。
熱く喜びを分け合う二人ですが、この20年後、長州力の黒歴史であるWJ問題で袂を分かつことになりました。残念です。

さて、かませ犬発言から、時代の寵児となった長州力だが、藤波とのシングルマッチではなかなか勝利を手にすることは出来ませんでした。

10月22日広島県立体育館
△藤波(20分34秒、ノーコンテスト)長州△

11月4日蔵前国技館 WWF認定インターナショナルヘビー級選手権試合
○藤波(12分8秒、反則勝ち)長州✕

いいところまで追い詰めるが、ピンフォールするまではいかない。

これが、プロレスの「格」というものなのでしょうか。そもそも、この「格」とは何なのか?

プロレスは興行でもある。
レスリングの実力がある、オリンピックに出た、そんなことはどうでもよく、視聴率・お客さんをどれだけ呼べるプロレスラーかどうか。

これがプロレスの「格」なのだと思う。

この日、長州力は、明らかにその「格」でも、藤波辰巳を超えたといえる。
藤波辰巳よりも視聴率を叩き出し、お客さんの足を会場へ向けさせる事が出来るプロレスラーになったといえる。

そして、この後、長州人気は、あのアントニオ猪木さえも凌駕することになる。

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