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テキーラの熟成期間の種類やおすすめの飲み方


メキシコでアルコールをお土産で購入していくとしたら!真っ先に思い浮かぶのが『テキーラ!』ではいだろうか!また、みんな飲む時はどうやってテキーラを飲んでるかな❓


テキーラの産地で大変有名なメキシコ!


そのメキシコ人は、一体どうやってテキーラを飲んでるのか、またテキーラの種類や選び方のコツも今日は紹介していくので、参考に少しでもなったら嬉しい♪


テキーラの始まり


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テキーラの原料は、アロエの植物によく似たアガべ(別名:竜舌蘭またはマゲイ)から作られていて、蒸留酒になりアルコール度数の基準は35%〜55%になります。



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テキーラの原料アガべ


テキーラの始まりって❓


時は遡って18世紀頃…。まだスペインの統治時代に、ハリスコ州のメキシコ・シエラマドレ山脈で山火事になり、焼け跡の周辺には黒く焼け焦げたアガべがあちらこちらに転がっていた。


当時、大惨事ともいえる山火事だったのである。


ところが、その焼け焦げたアガべからは、ほのかに甘い独特の芳香が漂っているではないか❓


不思議に思った村人は、1つ甘い香りのするアガべを手で押しつぶしてみると、アガベの球茎から、茶色くてチョコレートのような汁が次から次へと滲みでてきて、試しに汁を舐めてみると『甘味があって美味しい!!』


実は、この時の山火事による熱でアガベの球茎から、砂糖が生み出されていたのだ。これを当時スペイン人たちによって、発酵→蒸留をし今のテキーラの核となるものすごく美味しいスペシャル・スピリットが誕生したのである。


知っ得!テキーラと呼べるものは、特定の地域で栽培された『アガべ・アスール・テキーラ』から作られた物しかテキーラとは呼べない規則になっており、その他の品種で作られたものは、『アガべ』と名称を変えなければなりません。



テキーラの熟成度の違い


テキーラは、基本的に樽熟成の期間によって、ブランコ、レポサド、アネホエクストラ・アネホと4種類に分けられる。


ブランコの特徴


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テキーラ・ブランコ



熟成期間:60日未満
色合い:透明の色
値段の平均:1000円〜2000円


テキーラ・ブランコ(Blanco)とは、基本的に樽の中で熟成期間をおかない、透明な色のテキーラになり、未熟者だけあって原料として使われているアガべの素材そのものの味わいが強い。


よくメキシコのレストランで、テキーラベースのカクテルを作る時に使われているのが、ブランコで味はフレッシュでパンチが効いており、香りはシトラス系のものが多い。


レポサドの特徴


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テキーラ・レポサド



熟成期間:2ヶ月以上
色合い:若干色づいたゴールド系
値段の平均:1500円〜3000円程度


レポサド(Reposado)は、樽の中で最低でも2ヶ月以上熟成させたテキーラ。


レポサドとは名前のとおり、『休ませる・安らぐ』と言う意味になり、短期間でも樽熟成させることで、ブランコの時以上に、やや落ち着いた味わいとほのかな甘い香りがするテキーラになります。


アネホの特徴


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テキーラ・アネホ



熟成期間:1年以上
色合い:ゴールド・ウイスキーのような色合い
値段の平均:3000円〜15000円


アネホ(Anejo)とは、樽の中で1年以上熟成させ、限りなくウイスキーのような色をしたテキーラ。ブランコとレポサドと大きく違う点は、アネホは、樽のサイズにも規定があり600ml以下の樽を使用する事が定められています。


香りや味わいは、アガベの素材そのものよりも樽の中で、熟成された甘いバニラや蜂蜜のような香味が一段と強くなりなめらかで、一気飲みではなくじっくり味わいながらいただくのがおすすめ。



エクストラ・アネホ
熟成期間:3年以上
色合い:濃い茶色
値段の平均:1万円〜5万円


エクストラ・アネホはテキーラの中でも、まさに王様!

最高級のテキーラになり、樽ならではの強いバニラや蜂蜜、シナモンのような香りで、マイルドな味で最も飲みやすく美味しいテキーラ!


元々テキーラがNGの人でも、アネホ以上のテキーラを試飲すると『今までの私が飲んだテキーラとまるで違う!』と言うお声をよくいただくので、メキシコに来たら、ぜひ全種類のテキーラを試飲するのおすすめします♪飲み比べ!


おすすめの飲み方


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1 レモンと塩


テキーラをショットグラスで飲まれる場合は、ライムやレモン、それとお塩で飲むのがおすすめ!


この飲み方は、実は美味しく飲みやすいだけでなく、度数の高いテキーラのアルコールから体を守る働きがあるんです。


レモンやライムには、豊富にビタミンCが含まれていて、テキーラを飲んだ後レモンをかじることによって、アルコールから喉を保護し、また悪酔いを防ぐ働きもあります。

お塩は舐めることによって、唾液の分泌が盛んになり喉を保護する働きがあります。


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メキシコでは、飲み口の塩と一緒によくチリもまぶされています。一見辛そうに見えますが、全然辛くなくテキーラとの相性もよく現地で飲まれる時はぜひトライしてみてください♪


2 ショットガン


ショットガンという飲み方は、テキーラとジンジャエールまたは、炭酸水を1:1の割ってのむ飲み方になります。


コツは、テキーラやグラスも冷凍庫でキンキンに冷やし、テキーラがシャリシャリになったものをジンジャエールまたは炭酸水を注いで飲む!炭酸水で割る場合は、レモンを絞っても美味しいです。


3 テキーラサンライズ


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テキーラサンライズは、テキーラが苦手な方でも飲みやすくおすすめのカクテル!オレンジ色の可愛らしいカクテルで、甘く飲みやすく、テキーラの味もしっかりと味わえるカクテル。



用意する物

テキーラ 45ml
オレンジジュース 90ml
グレナデンシロップ 10ml



個人的にオレンジジュース以外で、いろいろなジュースと混ぜて美味しかったのは、ザクログレープフルーツで代用しても美味しいです。飲みやすくグビグビとお酒がすすむので、飲み過ぎ注意です(笑)


4 マタドール


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マタドールは、甘いカクテルが苦手な方におすすめのカクテル。
パイナップルとレモンで割るので、甘酸っぱく飲みやすい。


またマタドールとは、スペイン語で闘牛士のことをさし闘牛場で最後に牛にトドメを刺す人のことで、情熱的なネーミングとは裏腹に味はさっぱりしてるのが特徴的。



用意する物

テキーラ 30ml
パイナップルジュース 45ml
レモンジュース 少々
飲み口に塩を少々


5 エルディアブロ


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エルディアブロは、『悪魔』という意味になり、見た目は真っ赤な色をしたちょっぴり刺激的なカクテル。


さっぱりとしてて口当たりよく、お好みでジンジャエールの量を調整して飲まれる方が多いです。



用意する物

テキーラ 30ml
レモンもしくはライム 少々
カシスリキュール 15ml
ジンジャエール 少々


まとめ


メキシコでテキーラを購入する時は、まずお土産屋さんで試飲をさせてもらうのが1番!!カンクンのメルカド28はお値段高めなので、ツアーで現地でしか購入できない物以外は、スーパーマーケットで購入するのがお得だよ

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