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アコギの弦高調整-S.Yairi YM-02-

昨日の記事(ミニアコギ購入)の続きで今日はギターの調整です。
弦交換、弦高調整、掃除、など。


こちらが調整前。
問題点は弦が錆びまくり(エンドピンの差し方もなんかおかしい)、弦高高め、ペグのネジが緩んでる、という感じ。
まあ楽器屋ではなくハードオフで買ったのでこの辺はしょうがないと思ってます。


まず弦交換。(弦はダダリオEJ10)
あとで弦高調整をするときに弦を外すので手間なんですが今後使う弦に合わせてセッティングしないと意味ないので先に交換。
弦交換の時に弦が張ってあると掃除しにくい弦の下になる部分をクロスで拭きます。
見た感じフレットはほとんど減ってないし指板もきれい。
中古ですがあんまり弾かれてなさそうですね。
買ったはいいけど弾かずに押し入れに眠ってたとかそういう感じかもしれません。


ネックの反りは1フレットと最終フレットを押さえて12フレットあたりの弦高を見て確認。
ほんの少し(1mm以下)隙間が空いていれば適正、空きすぎていれば順反り、隙間が無ければ逆反り、という感じ。
弦を張り替えてからもチェックしながら調整しますが、最初の時点でけっこうネックがけっこう順反りだったのでトラスロッドをとりあえず1/4ほど締めておきます。


ペグを固定するネジが緩んでいたので締め直しておきます。
6弦のネジ山があやしい気もしますがとりあえずはこのまま進めてみます。



弦を張って弦高を確認。
写真が暗くて目盛りがほぼ見えてませんが6弦12フレットで3mm強くらい。
ネットで調べるとアコギの適正弦高は6弦12フレットで2.5mm前後と書いてあることが多いのでやはりちょっと高め。(トラスロッドを締めた後なので締める前はもうちょっと高かったかも)

ネックの反りも再確認したところ少し隙間が大きい気がするのでもう少し(1/8くらい)トラスロッドを締めます。

で、ネックの反りが直っても弦高が高いのでブリッジで調整。
弦を緩めてエンドピンを外し弦も外してからブリッジを外します。
手で簡単に外せる場合もありますがなかなか外れない場合はペンチなどで慎重に外します。(傷がつきそうならクロスを挟むなどした方がいいかも)


外したブリッジの底を削ります。
写真のように削りたい部分がわかるように書き込んでおきます。


サンドペーパーで削ります。
底が斜めになったり削れている部分と削れていない部分で凸凹になったりしないようにチェックしながら目標の線まで削ります。
今回は手早くやりたかったのでかなり粗いペーパー(たしか#40だったような)を使ってます。
粗いペーパーの方が早く削れますが端がめくれたり仕上がりが雑な感じになるので気になる場合はもうちょっと細かい番手のペーパーにした方が良いです。(仕上げだけ細かい番手でもいいかも)


ブリッジを削る前
削った後いい

削り終わったら元に戻します。
前後の写真をよく見るとブリッジがちょっと低くなっているのがわかると思います。(2mmほど削りました)


弦を張ってチューニングして再度弦高確認。
6弦12フレットで2mm強。(1mm以下は目盛りが無いのでわかりませんが2.1〜22mmくらいに見える)
適正よりちょっと低いくらいですが弾いてみた感じビビりもないのでOK。
子供に弾かせるのでなるべく弱い力で押さえられるようにぎりぎりを狙いました。
かなり弾きやすくなった(もともと弾きにくいというほどでもなかったですが)ので良かったです。

というわけで今日はここまで。

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