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2040年、出生数年間48万人に… その時ベストセラーになるのは『セックスを恐がる若者たち ~飛沫と接触回避のなれの果て~』って本かもね

日本総研が2023年の出生数を前年の約4万人減の72万6000人になると発表しました。元々、国立社会保障・人口問題研究所が2017年に発表した「日本の将来推計人口」では、70万人を割るのは2046年という話でしたが、下手すりゃ2024年に達成するかもしれませんね。甘く見積もって毎年1万5000人減り続けたら、2040年は48万人という数字だってあり得る。

そんな時に若者研究や人口動態を研究する社会学者や総合研究所の研究者が書くんじゃねーか? と思うのが、『セックスを恐がる若者たち ~飛沫と接触回避のなれの果て~』(光文社新書)みたいな本かもしれない。コロナ期間中に5歳~20歳だった人々は徹底的に「飛沫は危険」「濃厚接触は危険」「他人をみたらコロナと思え」「うつらない・うつさない」「唾液は危険」といった刷り込みをされてきたわけですよ。

そんな彼らは2040年に21歳~36歳になっています。結婚・出産をバリバリするような世代になっているわけですが、彼らは上記のようにひたすら「接触は悪だ」という考えが小さい頃・若い頃に身についてしまった。だから、セックスという究極の濃厚接触かつ唾液の交歓をするような行為に極度な嫌悪感を抱くような大人になっているかもしれない。

とはいっても性欲がなくなるわけではないから、ひたすらラブドールやオナニーグッズが進化し、そうなると「生身の人間よりもこっちがいい」という話を男女ともに抱くかもしれない。

そうした観点からいずれコロナ時代を振り返る本(その時に本があるかどうかは分からないが…)が発売されるんじゃないかな、とも思う。実際、今の大学生に調査すると恐らく20年前のエロ大好きスケベ男だらけだった時代と比較し、童貞率は高いんじゃないかな。そうした数字の変化とセックスへの意識調査をしたうえで、婚姻数・出生数と併せて分析するとコロナ時代というものが何を日本人にもたらしたか、がよく分かる。

そして、感染対策という名のもとに人同士の接触を制限させ、出会いや会合を問題視する風潮がもたらした影響がよく分かることでしょう。まぁ、感染対策を推進した人々は「感染対策と出生数には関連性はない」と強弁するでしょう。まぁ、一生「感染対策は効いた」「マスクの効果は素晴らしい」「ワクチンは人々を劇的に救った」「感染対策と経済停滞・出生数減少・自殺数増加・不登校増加は関係ない」と自己正当化に努めてください。社会はどんどん貴殿らに対して冷淡になっていきますので。

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