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一部雑誌編集者がフリーランスにとにかく無茶ばかり言うクソ野郎な件

フリーライターと喋ると出てくるのが「クソ編集者」に関するものです。これは、多くの人が経験していることだと思うので、いかに一部クソ編集者がクソかを書いてみます。大多数の編集者はまともなのですが、クソ編集者の特徴は大きくは以下3点にあります。

①自身の仮説ありきでそれに合わない原稿を出すと強引に訂正させる
②自分は口を出すだけで取材依頼はせず取材相手とは会わないため、平気でライターに無茶振りをするし、取材相手へのリスペクトがない。
※編集者も取材に行く場合はあるが、暇な時、自身が興味ある場合に限られる。基本はライターが一人で行く。
③突然言ってることが変わる。恐らく編集長から否定され、方針を替えさせられたのだろう。その際に上記②でライターには電話一本でやり直しをさせる。

ライターの役割は【1】企画の打ち合わせ【2】取材相手の選定【3】取材相手への取材依頼と企画書作成&提出【4】取材【5】執筆【6】編集者が直した原稿を取材相手に提出し、確認してもらう。取材と執筆はラクなのですが、取材相手とのやり取りが大変です。何しろ不在だったりするし、スケジュール調整が大変だし、原稿確認もなかなか戻ってこなかったりして催促をしたりもするものでして。これらがあったうえで、具体的にどのようなことを言うか、箇条書きにします。全部私が経験したことです

・毎月1本、CMを紹介するページを担当していましたが、膨大な量のCMを見るわけです。何百本も見てから10本ほどの候補を打ち合わせで出すのですが、「これの何が面白いの、中川君の思うところ言って」と言う。すると「分かってないなぁ、それじゃ、ただの企業の宣伝じゃないか。もう一回持ってきて。明後日また会おう」などと言う。

・仮説を作ってから記事を作ろうとする。それは「アッと驚くような法則」になる。具体的には「東京ディズニーシーは右回りで周ると楽しい」「USJは左回りで周ると楽しい」ということにしたいらしく、強引にその仮説に合うよう原稿を作らせる。しかし、そんなことどだい無理なわけで、強引な部分も出てくるが、「ここは強引過ぎる」と修正指示が来る。そもそもお前の設定が強引なんだろ! と言いたくなる。

・取材した後にその識者のコメントを元に原稿を書くと「実は…という部分がない、取材のやり直し!」と怒られる。そこで平身低頭再取材をお願いして、なんとか「実は…」の部分が出たとしよう。しかしそれでも「面白くないんだよね、この人のコメント、別の人に取材して、この人には謝っておいて」と言ってくる。

・こちらは上記のようにクソ忙しいため、朝6時に起きて2時に寝るような生活をしているわけですよ。すると4時に電話が来る。電話の内容は「この商品の開発背景、もう一つ教えて! 編集長がそこを加えてほしいらしい」というもの。いや、お前は14時出社だからまだ元気だろうが、オレは今寝てたんだよ、しかもその部分、メールで書いて後でオレが返信すりゃいいだけだろ、と思う。

・とにかく「ギリギリまでより良くしたい」という気持ちがあるから、最後の最後で「ごめん、今から2時間以内に関係する識者のコメント取って! 電話でいいから」などと言ってくる。

・平気で「取材先あと2つ増やして」と言ってくる。上記の通り、取材先を2つ増やすということは以下の作業×2が発生するということだ。つまり、16工程が「取材先あと2つ増やして」というお手軽な電話により発生するのだ。当然その前に、取材候補者の選定と編集者の許可、という2つの手順もある。2人なら20工程だな
①企画書作成、同氏に聞きたいことをまとめる
②企画書を送る旨の電話をする
③企画書をファックスかメールで送る
④取材可否を待つ→不可だったら再び①~④を別の人にする
⑤取材へ行く
⑥原稿を書く
⑦原稿確認メールを送る
⑧ジリジリとしながら返事が来るのを待つ。

写真と本文は関係ありません。

とまぁ、基本的にやってることは「下請けいじめ」なわけです。となると、自分がそいつよりも出世し、そいつから発注を受けた場合「あ、オレ忙しいんで無理です」とそっけなく言う。フリーの皆さんは、こうしたクソ編集者(発注主)にイヤな目に遭わされたら「いつかお前を見下す立場になるからな」という復讐の念を抱き、出世していってくださいね

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