2020年8月、フリーが稼ぐ方法をまとめるがその前段として…始まりは雨だった


ほとんどの方は私のことご存知ではないと思いますが、中川淳一郎と申します。1973年生まれで今年は46歳になります。今はネットニュースを中心としたウェブメディアの編集をするほか、様々なコラムの連載などをやるほか、広告代理店の競合プレゼンなんかにも参加しています。一応自己紹介的なものでもあるので、積極的にウェブに写真を載せるわけではない(イケメンじゃねーし)のですが、フリーになったばかりの頃の写真が以下です。

しかしながら、この界隈は非常に競争が激しいほか、ウェブがあるためにメディアを立ち上げるハードルが大幅に下がり、ライター・編集者が次々と参入してきました。正直46歳のオッサンは、この業界に入ってくる若き才能と日々接するにあたり「こりゃ、老兵は去るべきだな」と感じ、2020年8月をもってレギュラーのウェブメディア編集をやめることにしました。

そこで何をするかといえば、某社からビザをもらえるのであれば「在米ライター」となり、当地の情報を細々と送る人間になりたいと考えています。

いわゆる「セミリタイア」ではあるのですが、それをする前にnoteに登録しているクリエーターの皆さんに一応は「47歳でフリーでそれなりに稼いだ」編集者・ライターの生々しい実態というのものを残したいなぁ、と思い、それを2020年8月(かその数か月後以内)にnoteで販売しようと考えました。アメリカの生活費は高いですからね。

そうした準備をするにあたり、今は「これは書くべきだ」的なメモを次々とWordのファイルに箇条書きで日々更新しております。

さて、ライター・編集・フリーランスといった業界で一番大事なのは何かといえば、私は「誰と会うか」でしかないと思っています。今回、noteでまとめる話もそうした話に加え「仕事に取り組む姿勢」「オーダーにどう答えるか」「ギャラ事情」「おいしい仕事の獲得方法」「人間関係の構築」といった話を書き、若い皆様に少しでもお役立ちできれば、と思っています。

で、まだ1年5ヶ月あるので、さすがにその本番のnoteを書くことはありませんし、今も私は書籍の執筆のお仕事をいただけたことなどもあり、まだ本格的にはできません。しかし、このnoteで、自分にとって最大の「うまいことやった」きっかけになった話を書きます。

本当にこのAさんと会えたことがどんだけ重要だったか。「始まりは雨だった」で分かる方は読まないでいいです。アノ話です。こんなことで仕事って始まるの! という話を新鮮だと思う方はすいません、以下は100円課金します。1年5ヶ月後に有料で売るものの宣伝に100円を課金するのも心苦しいのですが、「こんくらいオレはぶっちゃけるから」という決意表明であります。すいません、この回だけエロいです。

【セミ無職からの脱却】

2001年3月31日で4年間務めた広告会社大手・博報堂を辞め無職になった私は単なる27歳の無職の男になった。その後、細々といくつか仕事はしたが(それは本チャンのnoteで書く)、2001年の年収はこのままいけば40万円かな……といった状況に。

そんな中、11月下旬、共通の知り合いに誘われ、何かのライブに行った女性がいた。そんな場で会い、ライブが終了したら「どこに住んでいるんですか?」「はい、私は○○です」という会話になるのは普通のこと。彼女はヒョウ柄を着たら似合いそうなとんでもなくセクシーな私よりも何年か若い女性だった。何よりも目を引いたのが、ドカーンと前に突き出たその胸だった。

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