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3-3「地域を支えるハンドクリーム」-無茶々園"yaetoco"-

3.愛媛県西予市のご紹介

最後に無茶々園の拠点となっている「愛媛県西予市」についてご紹介します。

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西予市は愛媛県の南西部に位置し、東西に細長く広がる地域です。
愛媛県の旧国名が「伊予」であり、その西部地域にあることから「西予」という地名がついたと言われています。今回ご紹介した無茶々園がある西予市明浜町は2004年4月に行われた合併により、西予市の仲間入りをしました。
西予市の一部地域は江戸時代から宿場町として栄え、現在も幕末から明治にかけての文化遺産が多く残されています。西予市にある「旧開明学校校舎」は1882年に建設された西日本最古の学校であり、国の重要文化財に指定されています。

そして愛媛県と言えば、無茶々園も取り扱っている「柑橘」のイメージが強いでしょう。
愛媛県の柑橘の栽培は、江戸時代の終わりごろ、宇和島市吉田町で伊勢まいりや四国巡礼で手に入れたみかんの苗木を植えたのがはじまりとされています。
愛媛県の大三島にある小みかんは樹齢200年、同吉海町にある名駒みかんは樹齢300年の歴史があり、県の天然記念物に指定されています。

現在、愛媛県の柑橘の生産量はなんと44年連続で日本全国1位になっています。 
無茶々園の拠点である西予市も、愛媛県内で収穫量3位になっているほど柑橘栽培に恵まれた環境です。

愛媛県の柑橘生産がこれほど発展している理由は、愛媛県の環境が柑橘生産に適していることにあります。

年間平均気温が15度以上で冬の最低気温が氷点下5度以下にならない「温暖な気候」、
南に面した急傾斜によって太陽の光を吸収する「段々畑」、
愛媛県にあると言われている3つの太陽(空に輝く太陽、海に反射する太陽、石垣に照りつけて反射する太陽)によって生み出されている「太陽のちから」。
これらの環境が愛媛県の柑橘生産を支えています。
県内で生産している柑橘の合計は約20.7トン(2017)。
カテゴリー別に見ても、柑橘、みかんの生産額は全国1位であり、
柑橘生産は愛媛県の代表的な産業であると言えるでしょう。
また愛媛県の柑橘生産は「生産品種が多い」ことも特徴の1つです。
みかんとオレンジを交配した「清見」など、柑橘同士を掛け合わせた新しい品種が県内で多く生み出されました。
品種が増加したこと、さらにそれに応じて栽培方法も多様化したことから
愛媛県は年間を通して旬の柑橘類を味わうことができます。

このように愛媛県は柑橘類の生産が活発に行われていることから「柑橘の王国」とも呼ばれています。
「柑橘の王国 愛媛県」のみかんやポンカン、伊予柑はどれも絶品で、甘くジューシーな味わいです。
ぜひ一度、「柑橘の王国」の味を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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