同人界に舞い降りた無名の新人が行ったこと

初めまして、新人同人作家をしているものであります。今回は、どうしてこんな記事を書こうかと思ったのかは、後述するとしまして、今回は、私が初めてイベント参加をしたときになにを注意したのか、その後のイベント参加ではなにを改善したのかを説明していけたらなと思っております

そもそも、私がどういう形で新人同人作家となったかですが、それはイベント参加した時に、自称し始めたのが始まりでした。そのときに使ったものではないのですが、サークルカットを上に載せました。このサークルカットは、次回以降に私がイベント参加するときのサークル『prettyrose』のものになるので、お見掛けしたらどうぞよろしくお願いいたします。

さて、ここから私のイベント初参加でなにを行ったかを話していきたいと思います。私が初めてイベント参加したのが、今年、2019年の3月31日に大阪にあります、インテックス大阪にて行われた『HARU COMIC CITY25大阪』でした。その際に使ったお品書きを載せたわけですが、初作品のほうを見てもらえば分かると思われますが、デザイン力が私には全くと言っていいほどないのです。初作品はその前の年に行われた別の催しものでも使ったのですが、やはり誰も手に取ってくれません。それはどうしてかもわかっています。それは、魅力が全く表紙から伝わってこないということです。

そのデザイン力などをどう補っていくのかを考えたときに、知り合いに頼むことにしました(もちろん依頼費は出しました)。そして、届いた表紙のイラストが上に載せているものになります。パッと見ただけでも、前作とは全く違うのが一目瞭然です。ただ、この作品は、初参加のイベントでは売れませんでした。その理由は、次でお話いたします。

なぜ知り合いに依頼して、素敵な表紙を書いてもらったのに、あまり見られなかったのかは、大きく二つ理由があると考えています。一つは、大きいイベントだったため、サークル自体が雲隠れしてしまっていたこと。そしてもう一つは、一つ目にもつながるのですが、圧倒的宣伝不足だったということです。行ったことを列挙しても、上の画像のようなことしか行っていませんでした。Twitterもpixivもニコ生もSNSなどと言われるものすべてに共通していることだと思いますが、無名のときは、その前につながっていた人しか伝えられないということが存在します。つまりは、ネットばかりに宣伝を尽力しても、繋がっている人が少なければ、そもそも宣伝として効力を発揮しないということです。これは、とても危ういことです。ネットの力を過信してはだめということをここで学びました。

この画像は、次のイベントに参加した時のお品書きですが、実際どこを前回のイベントから変えたかということを説明していきたいと思います。まずは、このイベントに向けてネットでの宣伝回数を倍以上に増やしました。届く人が少ないのであれば、回数を増やせばいいという単純な思考をした挙句の結果ですね。そして、まだありまして、それは会場でスペースに訪れてくれた方に、積極的に話しかけて、自分の作品の魅力を伝えることをやりました。これなら、デザイン力が欠けていても、言葉で魅力が伝えるために、なかなか便利でした。あとは、同人誌の判型をA5から文庫サイズに変えたということもしました(とくに関係はしていないとは思います)。

これまでたくさんのことを語ってきましたが、結局私が、初参加から何を感じ、なにを学んだかと言うと、それは、『人に届けるには、人の反応を待つのでなく、自分から行動を起こす』という単純なことでした。そんなことも分からずに参加していたのかよと思う方もいらっしゃると思われますが、これが最も重要なことだったのです。ただ作品を書くだけでは何も起きない、それは明白です。有名サークル様であればそれでも数冊は売れるとは思いますが、無名にして初参加となれば、その宣伝に力を入れなれば見てももらえないのだとわかりました。これから初参加を考えている方がいましたら、作品が多くの人に届くように、あの手この手を使って宣伝なさってください。最後に宣伝ですが、今年の九月に大阪で行われます『こみっく☆トレジャー』に参加いたしますので、サークル『prettyrose』をよろしくお願いいたします。

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