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久しぶりのカット(妄想)

前回18ミリのバズカットにして、3ヶ月半
やっとベリーショートまで伸びて来た。
トップはまだまだ短いが、横の髪は耳に半分かかる長さになり、段々と気持ちも落ち着いたベリーショートを楽しんでいた。

横の髪を耳にかけたり、伸びた髪を安定剤の様に撫で回していた。

あの辛いクリスマスの散髪から、春の暖かい新学期に向けていい感じに私の髪も落ち着いた。

フェチ友から、何度もまたバズカットの賭けやらないの?と言われながらも、逃げ切ってきた。

そして、久しぶりにベリショ理容師さんを訪れた。
いつものベリーショートヘアの優しい理容師さんが、いらっしゃいと声を掛けて、椅子に案内された。

第一声で、伸びましたね!
今日は、どうしますか?と聞かれた。
もちろん、ボブにしたいので伸ばしているので整えてください。と言う予定でしたが、ギリ子がオーダーしたのは、前回と同じ18ミリで、スッキリと丸坊主にして下さい。だった。

理容師さんは、えっここまで伸ばしたのに?とニコッとしながら、早々にバリカンの準備をはじめた。

ギリ子は、心臓がはち切れそうになりながら、はい!お願いしますといった。
理容師さんは、では行きますね!と言ってバリカンをおでこに当て、ガバッと刈った。
もうここを刈ったら、他の髪型は出来ませんよ!と言われながら、容赦なくバリカンが頭の上を走り回っている。
やっと伸びた6センチくらいの髪がドンドンと刈り取られていった。
久しぶりに眉毛にかかるくらいまで、伸びた前髪が、なんともうツンツンと立っている。
あっという間にクリクリの丸坊主頭になった。
ここからが、辛い。このクリクリの丸坊主をまだまだ微調整されより、短くなっていく姿が本当に辛い。丁寧にバリカンを入れ、綺麗に丸坊主も際から綺麗に刈られ、やっと長いカットの時間がおわった。
床には、今まで私の一部だった髪の毛が無惨にもゴミ化していた。

実は、㊙️で髪を切りにく途中に、フェチ友が察してスペースをしたのだ。色々と話をしている中で髪を切りに行っている道中だとバレてしまった。

その、フェチ友と話している間に、賭けをしてしまった。本当に軽い気持ちで、大した賭けではない。ゲームみたいな乗りで、ギリコはまんまとフェチ友の手にハマってしまったのだ。
そして、まんまと賭けに負けた。
負ける気がしなかった。だけどなぜだかわからないけど、負けていた。
なので、バズカットになる事が決まってしまった。

続く



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