中井 大 (Hiroshi Nakai)

北海道出身の企画屋。事業企画・経営企画を中心に0→1とか1→100ばっかりやる人。地方…

中井 大 (Hiroshi Nakai)

北海道出身の企画屋。事業企画・経営企画を中心に0→1とか1→100ばっかりやる人。地方の中小企業支援・自治体アドバイザーを中心とした地方創生の活動もしています。首都圏と地方のつなぎ役。スタートアップ企業の支援、基本なんでも屋。夜は宴会部長。

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コロナ禍で都会から地方へ移住を考える皆様へ

都会と地方を知る、田舎者から一言。 移住をお考えの皆様、可能であれば移住候補先に1週間、最低3日は住んでみて下さい。本当に移住すべき場所かが分かります。 都会に住んでいた方が、地方、特に人口が数千人の田舎に移住した時、慣れないとされる2大事項があります。 「圧倒的利便性」と、「家族以上の人付き合い」です。 「圧倒的利便性」は、人それぞれです。30年以上前と異なり、地方でもコンビニは当たり前にありますし、有名な家電量販店があったり、ファミレスがあったりするので、都会と相

    • はじめまして、企画屋です。

      はじめまして。IT業界で22年、事業企画屋をしている中井です。

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      • 北海道新幹線と貨物鉄路の再定義(2023年9月現在の状況における試案)

        2023年9月、北海道新幹線と並行在来線の貨物専用線化の方向性が決まった後、道南いさりび鉄道(いさ鉄)の利用者減少や存続について、2026年度以降の運営を今年度中に判断するとの報道がなされています。 旅客利用だけでなく貨物輸送路でもある、いさ鉄が赤字となると、単に沿線自治体が赤字補填すればよいという枠組みを超えて、北海道全体の流通にも関わる事象です。これは新函館北斗駅〜長万部駅間の並行在来線問題とも関わる事です。 一方、函館市にとっては、新函館北斗駅〜函館駅間のアクセスを

        • 移住ドラフト会議でお会いした皆様に心からの感謝を

          私が地元北海道との繋がり、ならびに福岡県民であった2年間の繋がりを高めるきっかけとなった、北海道移住ドラフト会議を運営するさーもんずの皆様、九州移住ドラフト会議を運営するNPBの皆様、そして、移住ドラフト会議で出会った選手・球団・運営の皆様に、改めて感謝を申し上げます。 私事ですが、2022-2023年シーズンをもって、両移住ドラフト会議の選手を引退する事といたします。 半年前に終了した2022-2023年シーズン、北海道移住ドラフト会議では、代理人という新しい役目を頂い

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        コロナ禍で都会から地方へ移住を考える皆様へ

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          【提言】貨物専用線における新幹線線路との共有化について - 北海道新幹線の並行在来線(渡島ブロック・新函館北斗駅〜長万部駅間)

          本年もよろしくお願いいたします。 さて、新年1本目の意見は、我が北海道が抱える北海道新幹線の並行在来線に関するnoteです。 北海道新幹線の並行在来線は、後志ブロックと呼ばれる、長万部駅〜小樽駅の山線がバス転換の方向性で一致したものの、渡島ブロックである函館駅〜長万部駅間のうち、函館駅〜新函館北斗駅は第三セクターとして(多分、道南いさりび鉄道の路線に転換)残るものの、新函館北斗駅〜長万部駅間の旅客運送は取りやめ、貨物線として残すかどうかが議論されています。 レガシーとし

          【提言】貨物専用線における新幹線線路との共有化について - 北海道新幹線の並行在来線(渡島ブロック・新函館北斗駅〜長万部駅間)

          私をイジりるのは構いませんが…

          私事ですが、2022年は忘年会をはじめとした呑み会も多く、可能な限り参加しています。一応、賑やかし好きな「宴会部長」として、イジられるのはキャラなので許しています。 大多数の方は、ちゃんと分かってイジっている(=イジる限度を理解している)のですが、あるイベントでお会いした方や、わざわざSNSを通じて変なイジる人がいた為。記載しておきます。 ※自分がイジる側でもある為、自戒を込めています。 ・年1回位しか会わず、普段連絡も取らない人が「お前は死ね」位の事を言うのは、イジるの

          私をイジりるのは構いませんが…

          2030年度末、山線はバス転換に

          私のnoteでも取り上げてきました、JR北海道 函館本線の山線(長万部駅〜蘭越駅〜ニセコ駅〜倶知安駅〜余市駅〜小樽駅間)は、2030年度末、北海道新幹線の札幌駅延伸に伴い、廃止される事が見込まれています。 これにより、山線の中央部にあるニセコエリアは、ローカル線を失う代わりに、首都圏東京・東北地方とのダイレクトアクセスが可能になります。 私はこの地域に生まれた者として、山線の転換期を見てきました。 幼少期、山線は赤いディーゼル機関車が客車を牽引し、函館から札幌まで(それ以

          2030年度末、山線はバス転換に

          SNSがあるから

          自分の人格を示すもの。 それが日常のSNSで発信された言葉です。 現代、SNSがある事のメリットとして、色々な人の考え方を知る事ができます。個人の発信に対して、良い、悪い、それぞれの考えが分かり、なんとなく自分の発信に良き話がついてきたら、よかったなー、程度かもしれません。 ただ、直接関係性がない人がコンタクトできる以上、発信した情報に対する意見は、自分なりに良い、悪いをつけてよいか、また、発信するにしても、どう良いのか悪いのか、相手を考えて発信する距離感がとれていない事

          L47 KOYU SUMMIT 2022に参加してきました

          2022年11月3日(木・祝)、宮崎県新富町にある、こゆ財団(一般財団法人こゆ地域づくり推進機構)が主催する、地方創生に関わるローカルプレイヤーの祭典、L47 KOYU SUMMIT 2022に、えぞ財団の1人として参加してきました。 ※えぞ財団の詳しい情報はこちらをご覧下さい。 ※こゆ財団の詳しい情報はこちらをご覧下さい。 元福岡市民だったのに、一度も宮崎県へ上陸した事がなかった私。 今回初めて宮崎市・新富町に滞在する事となりました。 開催日当日、宮崎市内からJRで新富

          L47 KOYU SUMMIT 2022に参加してきました

          本気でやるから自分事のように言う

          私は、地方創生の仕事に関わっていますが、新しいお仕事を受ける場合、関係するお相手に、耳の痛い事を受け入れる度量があるかないかを見ています。 初回の打ち合わせで、相手側に耳の痛い事を言っても、受け入れられる力であれば、そのプロジェクトを変えられる可能性があります。成功か失敗かは別ですが、変わろうとできるからです。 耳の良い事を言って、営業を取る方法もありますが、だとしても相手と一緒に仕事ができるかは、両社の意見を言い合えるかどうかで決めています。 私は耳を痛い事を理由に、

          本気でやるから自分事のように言う

          成功する地方創生、失敗する地方創生

          私、ありがたい事に、いくつもの地方と関わらせて頂きました。 その中で、地方創生の成功と失敗には、ある程度のパターンが出てきたかなと思ってます。あくまでも私基準で、どんな取り組みをしているか列挙してみました。 一方、失敗しているのは、こういった活動でした。 ※なお、ここでいう「失敗」とは、上手く行かない要因を改善していく事なく、主体性のない活動を続けている事例を指しています。成功している活動の中でも多数の失敗がありますが、その経験も糧にして成功へ結びつけています。 って事

          成功する地方創生、失敗する地方創生

          JR北海道「函館本線」の存続検討について

          JR北海道は、北海道新幹線が新函館北斗駅〜札幌駅まで開通した際、並行在来線を第三セクターへ移管する事を検討しているのは過去の例からしても同様である。 先日、NHK北海道にて、並行在来線を維持せず、廃止を検討するとの報道があった。これは、沿線地域の首長へ問い合わせをした結果、大多数の行政は返答しない中、長万部町と七飯町からは、廃止してもよいとの回答内容を報道したものであった。 しかしながら、報道された内容は、長万部町・七飯町の廃止の意見表明の理由だけでなく、路線維持の理由(

          JR北海道「函館本線」の存続検討について

          心を豊かにしてくれる人

          先日、あるイベントのZoomで、初めてお会いした陽菜さんが、ご自身の事についてnoteを書かれると伺い、大変楽しみにしていました。 彼女らしい言葉が並ぶnote。今の時代を行きていく為の金言、今の時代に心がけておくべき金言が並んでいました。若いうちに知って欲しい事が書かれていました。 まずはこちらのnoteを見てみて下さい。 初めてお会いした時から、他の人とは違う気遣い、相手と話をする時の間合いは、相手の呼吸にあわせておられるのかな、と感じていました。そして、noteを

          心を豊かにしてくれる人

          20数年前のインターネット上で

          最近、インターネット上で辛辣な言葉を受け、尊い命が失われる事を、とても辛く感じてしまうこの頃です。最近のニュースを見て、ふと自分自身が昔、インターネット上でアンチコメントを受けた時の事を思い出しました。 20数年前、Windows 95が発売され、56Kbpsモデムがやっと発売された中、型落ちの28,800bpsモデムでインターネットをしていた頃、私はWebサイトではなくNetNewsが色々な情報源となっていました。NetNewsは掲示板のように、不特定多数の方に発信・閲覧

          20数年前のインターネット上で

          地方の交通を守るにはどうしたらよいかの雑記

           私は田舎に生まれ、長年地域交通を利用した後、首都圏へ出てきた。その後、色々な地域を見て回っているが、地方で特に問題視されている事の一つに、地方の交通が都会と比べて大変不便である点が挙げられる。 首都圏や大都市圏に住めば、朝方なら2分に1本、平時も4-7分に1本電車がやってくる。しかし、田舎はそうはいかない、2-3時間に1本しか汽車(電車ではない)が来ない事は当たり前である。場所によっては、1日1本しかない地域もあり、最悪日帰りできないか、行きと帰りは別の交通機関を使う必要

          地方の交通を守るにはどうしたらよいかの雑記

          人と話する事って

          人と人とは、話をしないと、お互い理解し合えない事も多い。 ただ、「一目会って、もう話したくない。」感を出す方と出会うと残念だ。 話をしていても聞いておらず、さっさと結論を付けて話を終わらせようとする。暖簾に腕押しな事も多い。 自分は話が聞いてから色々と展開させたいんだけど、展開以前に、お相手の「いや、もう無理なんですけど。」感が受信できてしまうと、すぐにでも話を切り上げた方が生産的なんだなと思う事も多々あり。 日々日常には、新しい生きる術が色々詰まっているなと感じました

          人と話する事って