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交流会で学んだ、価値を生み出すコミュニケーションの秘訣

先日、夜に開催されたビジネス交流会に参加しました。
よく知った仲間と一緒だったので、アウェイの場でも安心感を持つことができたのは心強いものです。
この日の経験から、コミュニケーションの大切な気付きを得ることができたので共有しますね。

交流会の中で特に印象的だったのは、他己紹介のセッションでした。
ご一緒した仲間とペアを組み、互いに他己紹介をすることになったのですが、これが想像以上に頭を使う作業でした。
ただ単に仲間の情報を紹介するのではなく、「どのようにすれば、紹介する仲間にとっても、聴く人にとっても価値のある紹介になるのか?」を真剣に考えました。

この考え方は、私が携わるEAP(Employee Assistance Program)の仕事にも深く関連しているように思いました。
なぜなら、EAPでは従業員や企業の様々なニーズに対応し、全体として最大の価値を提供することが求められます。
この夜、私はまさにその「価値提供」の考え方を、実際のコミュニケーションの場で実践するトレーニングを受けたのです。

意識していないとついつい、自分が伝えたいことを話してしまいますよね。
でも価値提供という軸で考えると、ただ自分の言いたいことを言うのではなく、相手が価値を感じ取れるように伝える必要があります。
私が企業で行う研修とも重なります。
「私が価値を提供する」という発想ではなく、「企業と受講者が実際に価値を感じ取れるようにする」という視点で、内容をブラッシュアップしていく必要がありますね。

この経験は、私にとって多方面にわたるステークホルダーの立場を考え、それぞれに対してどのように最大の価値を提供できるかを深く考える貴重な機会でした。
交流会の一コマから得たこの気付きは、あらゆる人間関係の中でのコミュニケーションにも応用できるものだと思いませんか?

皆さんも、次に誰かと会話するときには相手にとっての「価値」を意識してみてください。
相手の立場に立って考え、価値のある情報提供を心がけることで、より深いつながりを築くことができるんじゃないかなと思います。


【私について】
株式会社EAPサポート喜び
代表取締役 中井裕規(なかいゆうき)

国際EAPコンサルタント(CEAP-International)
精神保健福祉士、公認心理師、産業カウンセラー
東京大学大学院医学系研究科 職場のメンタルヘルス専門家養成プログラム修了

大学、大学院にて心理学を専攻。EAP会社勤務を経て、独立起業し、職場改善と男性育休の推進を目指すEAP会社を経営。
職場のメンタルヘルス対策、コミュニケーションを専門として法人コンサルティング、企業研修、職場カウンセリングなどを行ない、0次~2次予防を中心にはたらく人と企業のwell-being向上に取組む。
EAP会社等10社の法人向けメンタルヘルスサービスの新規事業立ち上げにも参画。
双子の男の子を育児し、育児を通して人生を豊かにするために多胎家庭支援やパパママに対する講演活動にも積極的に取り組む。

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