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勝ちにこだわれ凡人よ。

僕みたいな凡人がゼロから成り上がるには、そこらへんのボンボンがビビって取らないようなリスクを自ら進んでバンバン取り、執念でリスクを潰して、一発逆転のリターンを狙うしかない。20歳のときからそう思って生きてきた。

リスクを潰すには、いろんな人の助けがいる。何も持たない凡人は、その道で成功してる人に土下座をして、教えを乞うしかない。土下座は原価ゼロ円だ。土下座してアドバイスをもらえるなら、その費用対効果は∞だ。もちろんいくら土下座をしたって、結果で返さないと、いつまでも君の味方ではいてくれない。君に手を差し伸べてくれた人に対する最高の恩返しは、手土産でも花でもなく、結果だ。勝ちという結果でしか、自分の執念は示せない。

凡人の唯一の武器は、失うものがないことだ。僕も君と同じで、実家は太くないし、特別なコネもないし、地頭が良いわけでも、顔が良いわけでもない。

でも悪いことばかりじゃない。僕たちはそこらへんのボンボンとは違い、失うものが何もない。富も名声も何もない。プライドもない。だから僕たちは、頭を下げることができる。無様に走り回ることができる。這いつくばりながらゴールまで匍匐前進することができる。

「そりゃそうかもしれないけど、そこまでしたくないよ…」

そんな君は今すぐこのページを閉じてほしい。僕は言いたい。

勝ちにこだわれ凡人よ。

と。

君の人生が惨めで貧乏でダサくて情けないのは、親のせいでも、環境のせいでも、政治のせいでも、陰謀のせいでも、何でもなく、ただ単に自分の努力不足が原因だと自責で考えられるようになって初めて、君の人生が始まるのだ。

だから勝ちにこだわれ。凡人こそ、勝ちにこだわるんだ。執念で勝ち取った一つの勝ちが、君に自信を与え、君のその後の何十年と続く人生を全て変えてしまうパワーを持っている。


2022 FIFAワールドカップ予選グループCで、サウジアラビアがメッシ率いる優勝候補のアルゼンチンに勝利した。サッカーではまるで無名のサウジアラビアが起こしたジャイアントキリングは大きな話題を呼んだ。

前半を0-1で1点リードされて終えたハーフタイム。サウジアラビアの監督の選手への叱咤激励を聞いてほしい。

そうなんだ。闘うというのは、こういうことなんだ。
1点しか取られてないから上出来だ、よく健闘しているよ、じゃない。
勝たないとダメなんだ。

持たざる者が勝利を収めるには、リスクを取って前に進むしかない。
サッカーだけの話じゃない。仕事も何もかも。莫大なリターンは、リスクを取った者にしか訪れない。

勝ちにこだわるんだ。無様で笑われようと、何度も倒されようと、最後に勝てば全てが報われる。馬鹿にしてきた奴らを、見返すことができる。

「宮本から君へ」より

我々凡人は、平均的な人間が取るような行動を選んだところで、凡人を抜け出すことはできない。プライドをかなぐり捨て、頭を下げ、不退転の覚悟で挑んで、はじめて平均値を大きく飛び越えたリターンが手に入る。

中途半端で終わった結果なんて、クソくらえなんだ。出せるカードを全て切って、そして初めて結果を噛み締めることが許される。

勝ちにこだわらない限り、いつまで経っても凡人を抜け出すことはできない。だからこだわるんだ、勝ちに。目の前の一勝をもぎ取れない人間に、次はない。


20歳のときから5年が経ち、25歳になった。幸いまだ僕は丸くなっていない。失うものは引き続き何もなく、一代で成り上がるためにリスクを取っている。自戒も込めて、この記事を書いた。

勝ちにこだわれ凡人よ。執念の一勝が、君のこの先何十年の人生を変えるかもしれない。

それでは素敵な1日を。



最強になるために生きています。大学4年生です。年間400万PVのブログからnoteに移行しました。InstagramもTwitterも毎日更新中!