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秋月 PH meterのサンプルコード解説

■本記事の対象者

①秋月のPH meterのサンプルコードの理解をより深めたい方。

②熱帯魚の水槽や動植物へ提供する水質管理を考えており、かつ、このPH meterの使用を考えている方で、水質管理のクオリティの向上、あるいは水質制御精度のUpにつなげたい方。

③手っ取り早くpH値を測定し、その先にある開発、例えばpH値を使用した制御仕様に思考やトライ&エラーの時間と労力を使いたい方。

これらに該当する方は、20,000%本記事を読む価値はあります。


■本記事を読む3つのメリット

①誰でも分かりやすいようサンプルソースを解説しているため、10~20分程で、サンプルソースの意味が分かるようになる。

②意味が分かることで、これから使用するPH meter仕様に対するコード修正やチューニングをしたい箇所が分かり、pH meterを十二分に使用することが出来る。

③このPH meterの解説を通して、シリアル通信、Arduinoの理解、コード作成時のお作法、C/C++言語の理解、pH測定センサの仕組みを学ぶことが出来る。


■本記事を読む3つのデメリット

①580円のお金がかかる。

②購入してみないと中身が分からず、解説が理解たるものか判別できない。

③noteに新規登録しないとならずメンドクサイ。


■デメリットの考察

今の世の中欲しい情報はネットの世界に溢れているが、おそらくこの記事にたどり着いた方々は、Googleで調べたブログや記事ではサンプルソース解説がされていないことや、解説されていても肝心のコードをなぜそうしたのか説明されていない。のを理解されていると思う。

私もPH meterを使用するにあたって、1日かけてネットサーフィンをして点在した情報を集め、過去の学業や社会人での経験を踏まえて理解した。pH値の測定はやってることは難しくないが、体系的にまとめられた電子回路の説明は少なく、こんなに手間がかかるものかと心が折れそうになった。

ここにたどり着いた方も、一般的な電子回路、情報処理、言語に知識があって、ネットサーフィンを半日~1日程度する気力があるのであれば、無駄な出費は避けた方が良いと思います。(その分美味しいスイーツでも食べてください(^O^))

時給1,000円だとすると約30分働いた分のお金である。この後もネットサーフィンや書店等で理解を進めていくか、ここで決断して費用を負担し、次のSTEPへpHセンサを用いたデバイス制作・開発を進めるかはお任せしたい。


■解説の前提条件

・秋月のPH meterを使用(本記事トップの画像)。

・Arduino UNOを使用。(特に理由はない。Arduino Micro, ArduinoNanoや、その他マイコンでももちろん可能)


■サンプルソースの解説

サンプルソースは下記の4つのSTEPで説明する。(STEP毎に各PDFファイルにて解説)

 STEP1:サンプルソース全体構成の解説(PDF 1ページ)

 STEP2:サンプルソースの各コード行の解説(PDF 4ページ)

 STEP3:pH値と電流値の関係を踏まえた修正版コードの解説(PDF 2ページ)。更に、即座に使用したい方向けの修正版ソースコード添付(拡張子ino。流用OK)

 STEP4:秋月のサンプルソースで足りない補足課題の解説。現状のままではPH値7.0~14.0の測定は不可能なため(PDF 1ページ)

STEP1~4毎の解説用PDFファイルを下記に貼りました。PH meterを用いたデバイス制作・開発に、ご活用くださる様よろしくお願いします。

著:元大手電機メーカーの中島悟

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