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HX711 ロードセル用ADコンバータ 秋月Arduinoサンプルソース解説

■本記事の対象者

①「HX711使用 ロードセルADコンバータ モジュール基板」をこれから使用する方で、秋月電子通商のArduinoサンプルソースがあまり理解できず、ネットサーフィンで調べたものの、解説されたサイトが見つからなく困っている方。

②サンプルソースの型、関数、引数、戻り数、参照、初期化処理、これら用語は聞いたことあるがよく知らない。もしくは全く知らない。ロードセル、HX711を使ってデバイスを作りたいのであって、コードの理解に時間を使いたい訳ではない。使えればOKと思っている方。

上記の①、②の両方を満たす方は、本記事を読む価値は20,000%あります。


■本記事を読む3つのメリット

①誰でも分かりやすいようサンプルソースを解説しているため、10~20分程で、サンプルソースの意味が分かるようになる。

②意味が分かることで、読者が使用するロードセル仕様に対するコード修正箇所が分かり、実際に使うことが出来る。

③更には、ロードセル×1とHX711×1の組み合わせだけでなく、複数のロードセルを使用する場合や、測定されたロードセル値を使ってサーボを動かす、ランプを点灯させる等のやり方が分かり、応用することが出来る。


■本記事を読む3つのデメリット

①580円のお金がかかる。

②購入してみないと中身が分からず、解説が理解たるものか判別できない。

③noteに新規登録しないとならずメンドクサイ。


■デメリットの考察

今の世の中欲しい情報はネットの世界に溢れているが、おそらくこの記事にたどり着いた方々は、yahoo知恵袋で当該のサンプルソース解説がされていないことや、BlogなどでHX711を使用している例は多数見つかるが、肝心のコードをなぜそうしたのか説明されていない。のを理解されていると思う。

私もHX711を使用する際に半日かけてネットサーフィンをして点在した情報を集め、過去の学業や社会人での経験を踏まえて理解した。ロードセル一つ使う為に、こんなに手間がかかるものかと心が折れそうになった。

読者の皆様も、一般的な電子回路、情報処理、言語に知識があって、ネットサーフィンを半日程度する気力があるのであれば、無駄な出費は避けた方が良いと思う。(その分美味しいスイーツでも食べてください(^O^))

時給1,000円だとすると約30分働いた分のお金である。この後もネットサーフィンや書店等で理解を進めていくか、ここで決断して費用を負担し、次のSTEPへロードセルを用いたデバイス制作を進めるかはお任せしたい。


■解説の前提条件

HX711はいわゆるロードセルアンプであり、ロードセルからの微弱電圧(V)を受け取って、Arduino、Raspberry Pi、PIC24等のマイコンとのやり取り用デバイスである。

よって、ロードセル自体の仕様は殆ど何でもよいが、解説にあたって下記ロードセルを使用することとして進める。

 ・ロードセル シングルポイント(ビーム型) SC133 20kg

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■サンプルソースの解説

サンプルソースは下記の4つのSTEPで説明する。(STEP毎に各PDFファイルにて解説)

 STEP1:サンプルソース全体構成の解説(PDF 3ページ)

 STEP2:サンプルソース個別ブロックの解説(PDF 8ページ)

 STEP3:全体を通したコード動作理解(PDF 6ページ)

 STEP4:変えていい箇所、変えなくていい箇所の解説(PDF 3ページ)

STEP1~4毎の解説用PDFファイルを下記に貼りました(PDFボリュームは合計20ページあります)。各位のHX711を用いたデバイス制作に、ご活用くださる様よろしくお願いします。

著:元大手電機メーカーの中島悟

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96字 / 5ファイル

¥ 580

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